「そういえば、昨年ごろから仕事を先送りしたり、笑うことが少くなって出かけることもおっくうになったり、頑張ろうと思ったはずなのに、すぐやる気がなくなるなど」これは??最近の貴方?!
ーー西日本新聞に〈男と女の更年期外来〉を連載中の池田稔医師の自己診断です。これは「男性更年期を思わせる症状」とのことです。
男性更年期障害は、「遊離テストステロン(男性ホルモン)値を測る血液検査」でわかるそうです。「テストステロンの一部である遊離テストステロンが、1ミリリットル当たり8・5ピコグラム未満を〈低下〉、8・5ピコグラム以上11・8ピコグラム未満を〈低下傾向〉と判断し、症状の軽重と合わせて総合的に診断」されるそうです。
「治療は、テストステロンの低下度合いや症状が軽い場合は、生活習慣の改善ですみます。例えば睡眠不足、肥満、運動不足、偏った食事、喫煙、過度の飲酒、精神的ストレスがあればこれらを取り除くことでテストステロンが増加し、症状軽減につながります。」とあります。「ただ、そうであっても『はい、やってみます』と全てを改善するのは簡単ではありません。すぐに取り組めそうなものから始めることが大切です」〜さすが!患者のこと、分かってあります。長年の積み重ねで身動き取れない状態でもありますからで、、、
「そこで私は、朝起きたらまず背伸びをするようにしました。」〜これならできそうですが、効果は?
「背筋を伸ばし胸を張るだけでもテストステロンが増加する」そうです。〜えぇ!そうなんですか!
「そして、身なりに気を付けるべく少ない髪にくしを入れ、赤色の物を一つ身に着け、さらに肉やタマネギ、ニンニクを多めに食べるようにして、早寝を継続中です」と自己治療を伝授されてます。「そうこうするうちに運動する意欲が出てきました。運動で汗をかけばストレスを発散でき、適度な疲労が良い睡眠につながります。ここまで来ればしめたもの。テストステロンが増えてるはず」とのことです。〜池田医師は自分の体調変化を観察しつつ記録、治療をされ、自分の体験として提案されてます。〜〈背伸び〉が治療のスイッチですね。
(下:2023年5月8日 西日本新聞〈男と女の更年期外来〉欄 男性編❺-池田稔(泌尿器科医 熊本県合志市)「私も〈低下傾向〉、生活改善中」より)
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