「1939年に旧満州(現中国東北部)とモンゴルの国境付近で旧日本軍とソ連-モンゴル軍が武力衝突した《ノモハン事件》の慰霊祭が(7月)8日、現場となったモンゴル東部のハルハ河近くで開かれた。今年は事件から80年。死傷者は双方合わせて4万人を超えるとされ、参列者は犠牲者に黙祷をささげ、平和を誓った。慰霊祭は大阪市のNPO法人<日本モンゴル文化経済交流協会>が主催し、協会関係者や研究者ら日本人約30人が参加。」現地の「慰霊碑は京都市の知恩院などが中心になって集めた寄付金で、2001年に建てられた。協会が同年に慰霊祭を始め、今年で4回目。協会の佐藤紀子会長は(76)は『慰霊を通して事件の記憶を後世に残していけば』と述べた。」「双方の陣地跡」「周辺には当時のものとみられる装甲車や航空機の残骸、薬きょうなどが散らばっていた」とのことです。遠いモンゴル、戦争で亡くなった方々の慰霊祭が続けられているのですね。
(下:2019年7月9日南日本新聞「ノモハン80年 平和を誓う 日本の団体、現地で慰霊祭」より)
(下:2019年7月9日南日本新聞「ノモハン80年 平和を誓う 日本の団体、現地で慰霊祭」より)