大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

世界遺産・グレートバリアリーフの惨状

2017年06月11日 05時38分59秒 | 日記
「世界最大のサンゴ礁で有名なオーストラリアの世界自然遺産グレートバリアリーフで、サンゴの死につながる<白化現象>が昨年から2年連続で起き、日本の国土の3分の2近い規模に広がっている」ことが注目をされています。「地球温暖化による海水温上昇が主因とみられる」そうですが、「サンゴは死滅しても再び育つが、十分に回復するには10年かかる。白化が毎年起これば、回復に必要な時間が取れなくなる」ということで、「2年連続」の白化がより深刻な事態として心配されています。
「白化は世界的現象だ」そうです。「米海洋大気局(NOAA)は、14年からの3年間で世界のサンゴ礁の70%以上が、海水温上昇に直面したと指摘。日本でも昨年、沖縄県にある日本最大のサンゴ礁域<石西礁湖(せきせいしょうこ)>で白化が広がった」そうです。
オーストラリア研究会議サンゴ礁研究センターの「ヒューズ教授は、産業革命前に比べて気温の上昇を2度より低く抑えるという温暖化対策の《パリ協定》の目標が達成できなければ、『サンゴ礁も破壊されてしまうだろう』と警鐘を鳴ら」されています。そうした時、「米国が温暖化対策の《パリ協定》離脱を決め、一層危機感が広が」っています。
しかし、米国内でも「トランプ政権抜きで国際公約を守る動きが広がり」、「米国の9州や125都市などが共同で5日、連邦政府に代わって米国の温室効果ガス削減の責任を果たすとする声明を国連に提出」されたそうです。
声明は<We Aer Still In (私たちはまだパリ協定にいる)>と題され、州や都市に加え、アップルやグーグル、ナイキなど「902の企業などが名を連ねている」そうです。
(下:2017年6月7日朝日新聞・グレートバリアリーフ・ミコマスケイ礁=小暮哲夫「サンゴむしばむ温暖化 豪 グレートバリアリーフ<白化>進む」ワシントン・小林哲「パリ協定守る トランプ氏抜きで 米9州・125都市など声明 アップル、グーグルも参加」」一部 より)