大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

28日、「四大公害病の語り部集う」

2017年01月27日 06時28分45秒 | 日記
四大公害病(水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそく)の発生地域で活動している語り部らが、次世代に託す教訓や課題を語り合う『語り部の集いー環境学習交流会議』を28日、熊本県水俣市の市立水俣病資料館で開かれる」そうです。「患者や支援者の高齢化や風化が課題となる中、4県の公立資料館を拠点に活動する語り部が一堂に会する初の取り組み」です。
「昨年5月に水俣病が公式確認から60年を迎えたのを機に、水俣病資料館が3館に呼びかけ、」「次世代の語り部の育成方法や、公害の教訓を広く伝える施設の役割を見直すのが目的」とのことです。「見直す」?
「2011年3月、東京電力福島第1原子力発電所で起きた深刻な事故。首都圏に電力を供給してきた東北に甚大な影響を与えた構図は、戦後の高度経済成長をのしわ寄せが地方にもたらされた四大公害病と同じ重い課題を社会に突き付け」ています。
呼びかけの緒方会長は「参事は戒めを忘れたころに訪れる。社会全体が忘れないように訴え続けることが語り部の務めであり、将来に対しての責任だ」「まずは郊外の原点である水俣から四大公害病の被害者が手を携え、強いメッセージを発信したい」と熱く語ってあります。
(下:2017年1月23日西日本新聞・河合仁志「四大公害病 語り部集う 患者の高齢化共通課題 『解決へ収穫の場に』28日、水俣市」より)