大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

<孫文と九州の縁>国際交流施設を九大に新設

2016年10月30日 06時57分48秒 | 日記
九州大学の伊都キャンパスに新しく国際交流施設「日本ジョナサン・チョイ文化センター」(仮称)が作られることになりました。「香港を拠点とする企業グループ<新華集団>傘下の教育財団」の寄付によるもので世界で4番目、日本では初の文化交流センター設置になります。
一体どういったことなのでしょうか?
それは、<新華集団>・チョイ総裁が「九州を訪れた際、九大を訪問。孫文が1913年に九州帝国大(現・九州大)で講演した際に書いた≪学道愛人≫の額を見て感激し、『150年を機に孫文と九州のつながりを形に残したい』と、センター設立と孫文に関する学術会議の開催を提案した。」ことがきっかけとなっています。
「10月31日には九大でセンター設立の式典と、国内外の孫文研究者ら約200人が集まる会議が開かれる。11月1日にも九州経済フォーラムが福岡市で西端150年を記念したフォーラムを開き、チョイ総裁も講演する」ことになっています。
(下:2016年10月18日西日本新聞・酒匂純子「孫文と九州の縁を形に 国際交流施設九大に新設へ 18年、香港の財団寄付」より)
1913年、孫文は大牟田も訪問、三池港見学、三井倶楽部(泊まり)などの外、三池工業高校にも立ち寄り見学、扁額≪開物政務≫を残してあります。「工業を専攻している学生たちへの孫文の語り掛けがくみ取れる」と評されています。(西日本シティ銀行発行 『孫文と博多』より)
安川電機歴史館には≪世界平和≫の孫文の扁額があり、安川敬一郎に託されたものです。