そのお手紙は、やはりケロくんたちのお母さんからです。
とうとうお別れの日がやってきたようです。
お母さんからは、
・ケロくんたちと行った色々な場所を辿って、ケロくんとケロンちゃんが帰る場所をみつけてほしいとのこと。
・そのためには、ケロくんたちの新しいお家をみつけたところまで行ってほしい。
・そこへ行くと、2匹の帰る場所が書かれたお手紙が置いてある。
というものでした。
ケロくんたちをお家に帰してあげなくちゃ!
寂しいけれど、そのためにはみんなで元気よく出発です。
「こっちの道だったかな?」
「そういえばここは、ケロくんのカサをみつけたよね!」
子どもたちは、ケロくんとたくさんお散歩したことをよく覚えています。
「ここは、かくれんぼしたね♪」
道を通るたびに1つ1つ思い出されます。
そして、新しいお家をみつけたところまでやってくると、、、
「あった~!!」
お母さんが言った通りお手紙がありました。
なになに?
『ケロくんとケロンちゃんが帰る場所はおたまじゃくしをみつけたところケロロン』
『そこへ連れて行ってあげてほしいケロロン』
ですって。
みんなが最初におたまじゃくしをみつけた場所と言えばあそこしかありません!
お別れはもうすぐそこです、、、。
みんなでケロくんと出会った最初の場所にやってきました。
そこでケロくんとケロンちゃんをお家に入れてあげます。
そして、みんなでみつけたカサや作ったお布団も入れて、、、
とうとう、さよならの時間です。
「ケロくん元気でね!」
「ケロンちゃんにもまた会いたいな!」
こうして、いつまでもそばを離れない子どもたちに別れを告げるかのようにケロくんとケロンちゃんはお家へと帰っていったのです。
ケロくん、ケロンちゃん今までたくさん遊んでくれてありがとう。
ひまわり組の大切なお友だちのこと絶対忘れないよ!
また、きっといつか会えるよね♪