新音楽療法邪説

音楽療法は、音楽の持つ様々な特性を必要とされる人々の課題解決のために応用される音楽臨床技術の総称として用いられています。

長兄が身罷りました

2023年09月11日 18時01分27秒 | 日々の暮らし

9月11日、12時36分の事だったそうです。享年72歳、母親よりも早く逝ってしまいました。

前日、兄嫁が携帯を兄の枕元に近づけ、管理人の声を聞かせたら脚が動いたと泣きながら喜んでいました。

もう夕刻ですが、微かに弥彦山が見えます。午後より空は曇り空となりました。でも、雨は降っていません。

随分と身勝手な人でした。

ここ数年は音信不通でした。

まぁ、身勝手さは管理人も同様なのですが、両親を看取って以来の虚無感です。

管理人は福祉でメシを食い、音楽療法一筋に歩んできたのですが、我を通さなければ身内皆が幸せだったのかも知れません。

その一筋も佐渡では一向に花開きません。

以前、新潟の学校法人の理事長さんからお手紙をいただいたことがあり、ご尊父が逝去された時、看取りの音楽療法士がいればどんなに良かったことか、と吐露された事があります。

両親も、兄も、音楽で看取る事は叶いませんでしたが(身内には禁じ手なのですがね)、音楽療法士にしか出来ないひとつの分野だと思っています。

穏やかな顔立ちでの旅立ちだったそうです。

合掌。