お寺ふぁん・続々

写真撮ってきたから見て〜♪ 程度の記事書いてます!

戦艦大和 空母キティホーク どなどな

2022-01-26 | 日記

 先月12月は日米開戦80年の節目とか、幾分にぎやかだったと思います。

 日米開戦となれば欠かせないのが戦艦大和。

 武蔵、信濃と三姉妹の6万トン超の巨艦が決戦兵力となります(信濃は起工後空母に改装)。

 

 なぜ、そんなに大きなフネを・・

 大きなフネに大きな砲を積む必要はないのですが、逆に大きな砲を積むには大きなフネが不可欠です。

 ではどれくらい大きな砲を積むか・・

 ここは逆算になります。

 

 いかなアメリカと言えど、太平洋専属、大西洋専属という艦は造らないはず。

 必ずや両洋を回航できる艦にするはずである。

 するとパナマ運河を通過できるサイズが最大となる。

 そのサイズに搭載できる最大砲は40サンチ砲(砲口の直径が40㎝、因みに日本海軍ではセンチではなくサンチと呼んでいたようです)。

 これを凌駕するには46サンチ砲と決めたようですね。

 しかし、時代はもう大鑑巨砲を必要としていませんでした。

 完成と同時に時代遅れとなる・・なんともという結末です。

 

 そして戦艦の時代を終わらせた空母、その一艦キティホーク(横須賀を母港とした時代あり)。

 大変なおばあちゃん艦になっています。

 軍用艦には減価償却という考えはしないようですが、仮に言えば既に償却済物件でしょう。

 推進機関も蒸気タービンとふる~い方式ですね。

 

 右がキティホーク、左はインディペンデンス。 まさに陸上基地が海上を移動する感じ・・

 

 古いものは記念保存されるか、完全引退スクラップです。

 キティちゃんも後者になったようです。

 それで太平洋岸奥のブレマートン基地から解体地テキサスまで最後の旅に出たそうです。

 自力ではなく曳航です。曳かれてというのも最後というのもドナドナ♪です。

 巨体ゆえ、大和の考察によらず南米を回航すると・・

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 なんであれ、存在感のあるものの引退というのはインパクトを伴いますね。

 

 ブレマートン

 ここで有事に備えた保存とされていたそうです。