大震災
母の日を前に、出荷作業の続くカーネーション(7日午前、宮城県名取市で)=飯島啓太撮影
東日本大震災の津波で被災した宮城県名取市小塚原地区で、全農家が励まし合いながら特産のカーネーションの出荷にこぎ着け、震災後初めて12日の「母の日」に向け、出荷作業がピークを迎えている。
名取市は東北一の産地。同地区は農家が8軒あったが、ハウスが浸水するなどして全農家が被災。生産量は、震災前の7割だが、出来栄えは例年並みに戻ったという。6棟のハウスが被害を受けた菅井俊悦さん(63)は「農家仲間8人、励まし合ってここまできた。きれいな花を楽しんでほしい」と話している。
(2013年5月7日14時18分
読売新聞)
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