男子ゴルフ・アジアパシフィック、アマチュア選手権最終日（４日、タイ・アマタスプリングＣＣ＝７２３１ヤード、パー７２）首位からスタートした１４歳の関天朗（グァン・ティンラン、中国）が、１アンダーの７１で回り、通算１５アンダーで大会初制覇。
優勝者に与えられる来年のメジャー初戦「マスターズ」（４月１１～１４日、米ジョージア州・オーガスタナショナルＧＣ）の出場権を獲得し、出場すれば史上最年少記録を塗り替えることになる。
３連覇を狙った松山英樹（２０）＝東北福祉大３年＝は、通算１０アンダーの４位に終わり、３年連続のマスターズ出場を逃した。
歴史が作られた！
１・５メートルのウイニングパットを沈めた関が、“ドヤ顔”で右腕を突き上げた。
「カップに吸い込まれるイメージだけを持って打ちました。
自分はシャイなので、精いっぱいの喜びを表現したつもりです。
良く頑張ったと思います」
２、４番でバーディーとしたが、７、９番でボギー。
だが、平均飛距離２５０ヤードながらも巧みなパットで１１、１４番とバーディー。
優勝をたぐり寄せた。
中国から出てきた超新星には、来年のメジャー初戦「マスターズ」（４月１１～１４日、米ジョージア州・オーガスタナショナルＧＣ）の出場権が与えられた。
関が出場すれば、１４歳５カ月。
２０１０年にマッテオ・マナセロ（イタリア）が記録した１６歳１１カ月を大幅に更新することになる。
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