(13日、楽天5―1日本ハム)
楽天の田中が今季最多の13奪三振で復調をアピールした。6日の西武戦で右脇腹の痛みから先発を回避。本来ならば前日の12日のオリックス戦に投げる予定だったが、雨で試合が中止になり、この日マウンドに上がった。
1回の初球から150キロをマークして、けがの不安を吹き飛ばした。その後は相手の日本ハムの先発・斎藤に「力」を見せつけるように150キロ台の速球を連発。最速は154キロだ。
とくに12日に札幌ドームで3人連続本塁打を放った中田、稲葉、陽岱鋼からは7三振を奪い、勢いを消し去った。
それでも本人は8安打されたことが不満げ。「ヒットを打たれすぎです。13三振は、締めのところでいいボールが行った結果。チームに迷惑をかけたので勝ててよかった」。斎藤との直接対決も3連勝となり、笑顔がこぼれた。
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