ミャンマーで13日、テインセイン大統領の恩赦による受刑者651人の釈放が始まった。焦点となっていた著名な政治犯も含まれているとみられる。民主化運動指導者アウンサンスーチー氏や欧米が繰り返し求めてきた政治犯の釈放は、大統領が目指す「国民的和解」への大きな一歩となる。
スーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)などによると、1988年の反政府デモで中核となった「88世代学生グループ」の指導者ミンコーナイン氏が釈放されたとみられる。別の民主化運動グループによると、シャン族の民族運動指導者クントゥンウー氏も釈放されたとの情報がある。
また、地元メディアは、軍事政権時代に対話路線を主導し、軍政トップのタンシュエ氏と対立して2004年に失脚したキンニュン元首相の自宅軟禁からの解放を確認したとしている。
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