one's works. my works!


one'sとは「その人の」と言う意味です。
僕らはone'sに「皆様の」と言う思いを込めました。

これがいま、一番欲しい車。  (田中)

2006年09月27日 23時37分19秒 | 車購入記
ジムニーシェラ。
可愛いですよね~!
コレ、車高を6cm程上げてあるんです。
ATだったら欲しかった(自分的にはMTが欲しい)のですがMTで。
嫁がMTに乗ってくれたらなぁ・・・・

軽のジムニーはとても高いんです。
この前に聞いた話も凄かった。
25万km走ったジムニーを40万円掛けてエンジンをオーバーホールしたって。
これは最早「愛」ですね。
でもそれって判る。
僕も2stのジムニーを2万円で買ってあっちこっち走り周ったもんな。
で、一気筒死んじゃってでも諦め切れずに自分で直そうとしてパーツをあれやこれや手配して・・・何てやってるうちに店を出す事になって。
実家にずっと野ざらしにしとく訳にも行かず泣く泣く処分。
今から考えたらショップに任せれば良かったんですがあの頃はショップが信じられなくって大体自分(か弟に任せてた)でやってましたから。

今でも街を走ってるジムニーを見ると「いいなー・・・・」って。
なのでデリカからの代替として今、一番欲しいのはコレ!!
デリカ売ってこれ買ってもお釣りが来ます。
燃費も維持費もデリカより安上がりだろうし。

でもこの「軽じゃない」ジムニーはとても不人気らしくて。
考えてみれば前のデリカの時にも散々言われたな。
「何でデリカ?」とか。
なーんかそんな車にも惹かれるんですよね。
バイクでもそうです。
HPにも書いてありますがRZV500R。
あまりにも売れなく残ってたので「それ、俺が買わずに誰が買う?」と。


でもこれにするとなー・・・色々不便な所が出てきますからー・・・・
家族の事とか冷静に考えるとやっぱり「アレ」かな。
でも遠乗りはXタイプもあるし・・・
悩みます。





911カレラ    (田中)

2006年09月27日 22時03分41秒 | 懐かしい車、バイク
誰にでも忘れられない車ってあると思う。
一昨日に書いたジャガーのインプレッションで
僕はフェラーリ、スーパー7の名前を挙げました。
もう一台。
忘れてはならない車が。
それがこの911カレラです。

確か、免許を取り立ての頃にちょっとだけ「動かした」事があって。
で、その時は別に何も思わなかった。
思わなかった・・・って言うのはちょっと違うかな。
値段が1000万円の車なので「壊したらどうしよう」何て凄く緊張してしまって。
「どう感じたか?」何て思うどころじゃなかった。
発進するまでに2回エンストさせた。

それを15年後ぐらいに自分の車として所有した。
最初はちょっと乗るだけのつもりで名義も自分の名義にせずに。
勿論、任意保険はちゃんと掛けて。
ポルシェの凄さは雑誌とかで読んでたしそれまでの数々のレース(特にル・マン)での輝かしい栄光とか。

でも所詮「金持ちの、それも鼻持ちならないヤツ等の道楽車」だろうってバカにしてた。
直ぐに転売(※1)するつもりだったから最初はあんまりエンジンも回さずに丁寧に扱ってたっけ。
それがだ、10日も経つとすっかり夢中に。

印鑑証明の有効期限の切れる(お解りになる方は解りますよね)3ヶ月を待たずに自分の名義(正確には父親名義)に。

これの前に乗ってたのがFD3S。
これにはそこそこ満足してた。
販売店がもう少しきちんとしてたらもっと長く乗ってて911には乗って無かったかも。
でもやっぱりエンジンのレスポンス。
これに尽きます。
弟の乗ってたOHVのMGミジェットの方がまだレスポンスが良かったですから。
「やっぱりロータリーはレスポンスが良くない」と。
かなりの速度域ではナーバスになる前輪。
あらゆる局面でまだ三菱のGTOの方が速い。(※2)

スタイルは気に入ってた。
リアウイングがあって成立するスタイルではあったけど。
これは、まぁ好みですが。

で、911。
何もかもが全く違う。
ドイツの車の凄いところは誰が乗っても解るボディ剛性。
ゴルフ何て時速30kmで走ってもその凄さが判りましたから。(※3)

911も例外ではない。
そのボディ剛性。
エンジンのレスポンス。
そして特筆すべきはブレーキ。
全てが高次元でバランス。

大体空冷のエンジンってのが良かった。
一度とある911の専門店で聞いた事があります、「なぜ空冷か?」って。
「色々説はあるけどレースでシリンダーを簡単に換えられる様にだと思うよ」との
事。
この空冷ユニットのとにかく良く回る事。
最大トルクは4800rpmで。
最高出力は6900rpmで。
この間は僅かに2100rpm。
この意味がもたらす意味は。
こんなエンジンはこの時代(85年式)他に存在するでしょうか。(※4)
高価とは言え市販量販車です。

剃刀の如くエンジンレスポンスとステアリング。
初めて感じたダウンフォース。

911は決して金持ちの道楽車に非ず。
こんな緻密で野蛮で懐の深いスポーツカー、他に比べる車がありません。
この車が今の僕の車選びの一つのベンチマークとなっているのは確実です。

なので今は真逆のsuper7(※5)何て車を乗ってるんだと思います。
贅の限りをその「走りのメカニズム」に費やした911。
とにもかくにも必要でさえあるかも知れないものまでとっぱずして「軽さ」で勝負のsuper7。

そのベクトルは全く違えど目指す方向は同じです。
唯一の違いは走る場所を選ばない911。
走る場所をかなり限定されるsuper7。
と言った感じでしょうか。


※1 これ160万円ぐらいで買ったんです。上手く探せばかなり程度の良い個体が軽自動車の新車を買うぐらいで買えますね。だからって軽自動車買うならこっちって意味では勿論ありませんが。
車検代も全てのベルトの交換とタペット調整、オイル交換全て込みで13万円ぐらい。
燃費はリッター辺り10km前後。
カタログデーターでの最高燃費は時速90kmでのリッター辺り14km。
時速140kmではリッター辺り9km。
これらは定速走行ですが。

維持費もきちんとしたモノを見つけたらかなり安上がり。
因みに最高速度は時速245kmです。(カタログデーター、ポルシェのカタログデーターの最高速はその速度で走り続ける事が可能って意味ですから尚更凄いですよね)
今や普通のセダンでもリミッターを解除すればそのぐらいの数字は出ます。
でもコレ、1985年式ですから。

※2 三菱のGTO。確かCGでの0~400メートル加速の日本車最高記録を持ってますよね。あ!んー・・ランサーかも知れませんね、今。どっちだったっけ。
でもディアマンテベース(GTOね)なのによくぞあそこまで仕上げたなと思います。

※3 ここ数年、日本車も負けないぐらい(S2000何てかなり凄い)にかなりボディ剛性を上げてる車が多くなってきましたよね。


※4 コレが今やホンダがもっと凄い事に。
S2000ですね。
最高出力8300rpm
最大トルク7500rpm
その差僅か800rpm!!!!!!
これこそレーシングユニット。
ホンダ・・・凄いです。
でも、そこかしこでS2000 が出てきますがそんなめちゃくちゃ好きって事ではないです。
所有したいとまでは思えないです。(悪いな、N)

※5 super7を「最後の車」として取っておく方って結構多いですよね。
ベーシックな100ps(昔はもっと低いのもありましたが)から250psまで。
バーキンならば400psモノも。
考えてみれば100psの7でもパワートゥウエイトレシオは5.6なのでそこらのスポーツカーぐらいはかもってしまうでしょう。

で、これが結構大事だと思うのですがその時の年齢やドライビングスタイルそして経済状況によっていろんな7を(自分に合った)選ぶ事が可能って所でしょうか。