一番最初の発見者は太郎生。
ってか太郎生に寄ってきた。
「ミャー」って。
2匹。
太郎生も近づいてにおいを嗅いだりしてた。
次第に子猫は太郎生にじゃれだす。
親と勘違いしてるのだろうか。
足に爪を立ててよじ登ろうとする。
必死に。
流石に太郎生も爪を立てられてはたまったものではないと見えて少し後退。
子猫はまるで太郎生に「置いて行かないで」と言ってる様だ。
太郎生は俺の顔を見る。
「しゃーねーなー・・・店の前に置いといて誰か貰ってくれる人見つかるまで待つか」って。
そうしてたら貝拾いしてた女性が「にーちゃん(!)全部で5匹おるやろー!可哀想やで貰ってやってくれんか~?」って。
あ?5匹??
「これあなたが捨てたんじゃないですよね?!」
「違う、違う、私ら来た時にはそこでもう居ったん」
しかし5匹か。
捜してみると確かにあと2匹の姿は見える。
でも残った一匹は・・・・
多分三渡川に流されたか・・・・
4匹の子猫。
もう大丈夫だからな、俺が何とかしてやるよ。
きっかけは太郎生だけど。
だってさ、あんな切ない顔(太郎生ね)で見られたらなー。
とりあえず片手で子猫4匹、片手で太郎生のリード。
正直きつかったです。
太郎生は子猫に興味深々だし。
まっすぐ歩いてくれない。
隙があれば子猫を舐める。
可愛いなんて思ってるんだろうか。
無理を言って即座に太郎生のかかりつけの動物病院へ。
便とか取って調べて貰ったら寄生虫もなく健康との事。
とりあえず現段階では奇形も認められないとの事でした。
ただ蚤が居たらしく殺菌(?)をして頂きました。
この時「捨て猫」の話を色々聞きました。
これはまた後日書く事にしましょうか。
栄養状態は非常に悪くやせ細ってました。
離乳食やら何やら沢山頂いて4匹の診察料と合わせて2000円。
ここの先生と看護婦さんはとても優しいし良心的だ。
空いた時間でホームセンターに走り兎用のゲージを購入してきました。
今、お店の前に出してます。
雨が降っても大丈夫な様にプラのトタンで屋根を作ってあげました。
蚤の殺菌が終わる(?)5日間は洗わないで下さいとの事でしたのでうっすらと汚れたままです。
今度の金曜ぐらいに洗ってあげようと思ってます。
「全部の子猫、凄く綺麗で可愛くなると思いますよ」と看護婦さん。
特に白い子は本当に真っ白になるって話でした。
ボードもキャンペーンのボードを下ろして至急「飼い主さん募集」に。
早く見つかると良いのですが。
お客様も数人心当たりがあるからあたってみると仰って頂きました。
それにしても心無い元の飼い主は許せんな。
野良になると長生きできても2年とかって言われてるのに。
ろくすっぽ食事も与えて居なかったみたいだしこんなのにペット飼う資格何てない。