両方、とても良い車ですよね。
形の好みはそれぞれあるでしょうが。
大体80年代の車が好きな方は全否定される方が多い様に思われます。
逆に60年代初期の車が好きな方割と好意的な目で見てる、そんな気がします。
って事は年配の方好みって事かな???
ところでこの両車。
価格差がとんでもなくないですか?
S2000の高い事と言ったらもう。
新車で400万円弱です。
方やZは300万円弱。
勿論クローズドとオープンと比べたらアンフェアじゃ?とも思いますがそれはそうじゃなくって最初からオープンありきで考えられたS2000はやはり最初からクローズドで考えられたオープンではないZと比べるのが筋でしょう。
オープンカーでもかなりリーズナブルな車は国内外問わずかなり沢山ありますからね。
S2000の何が凄いのか。
それはやはり専用設計だったエンジンですよね。
他のメーカーはスポーツカーのエンジンを「実用車」からの流用と考えるのが殆どです。
そんななか唯一と言って良いのがホンダ。
エンジンの中では(動いてる時)絶えずピストンが上下運動を繰り返してます。
この時のピストンスピードがハンパじゃないんです。
レーシングカーの限界点が(秒速)25/Sと言われてます。
ホンダは旧アコードSiR-Tでさえ21,1m/s
アルファロメオの4発がそれより若干良くって21,2m/s
これって実はかなり凄いんです。
他のメーカーでは無理でしょう。
これを上回るのがフェラーリF360の22,4m/s
フェラーリのエンジンがレーシングカーっぽいテイストと呼ばれる所以。
しかしこれを更に更に上回る物凄いエンジンが。
25,2m/sって化物エンジンがあるんです。
それがS2000です。
お解かりでしょうか。
ホンダは「まずエンジンありき」なんです。
S2000なんて乗るとその素晴らしい事。
シフトフィーリングから何もかも。
たかだか2000cc(現在は2200cc)の車なのにフェアレディZより高いなんて。
理由はちゃんとあるんです。
間違いなく日本を代表するスポーツカーでしょう。
勿論Zもです。
ただZはあくまでもスポーツカーではなく「それっぽいもの」なんですよね。
そのユルイ部分がまた良いのですが。(
何度も書きますが一度は買いかけた)
チューンすればとんでもない凄いのが出来ます(がこれはどんも車ですが。過去フロンテにロータリー積んでポルシェターボ追い掛け回してた人が居るぐらいですから)が。
GT-RもランサーエヴォもインプST-IもRX-7、それに一連のホンダタイプR、みんな凄い車です。
過去軽自動車の世界に於いてもビート、カプチーノ、AZ-1など。
こんなのもう出てこないだろうな。
でも今個人的に欲しいのは旧キャロルのターボ(MT)だったりします。
アレのキャンバストップなんて可愛いですよね~。
いえ、本気です。