インテリアのオシャレな事と言ったらもう。
パワーウィンドーのスイッチなど全てトグルスイッチなところも「解ってるメーカーは違うな」と。
リアスタイルも可愛いですね～！
ただこれ基本的には4人乗り。
トランクはかなり狭いので日用品の買い物でさえ積めないものが出てくるかも。
食料品でギリでしょう。
勿論リアシートを畳むとそれなりに広大な荷台が出現します。
試乗させて頂いたのは実はこの写真の車ではありません。
クーパーSのATです。
去年出たんですねSのAT。
まず乗った感想は「速い！」の一言。
流石スーパーチャージャー組んでるだけの事はあります。
足回りはオリジナルのミニを踏襲してる感じはありますね。
旧ミニのオーナーは2台所有してる人も多いんでしょうね。
ある意味理想かも。
こっちはBMWですが・・・
しっかしこれよく走るわ～。
エンジンはとにかく荒々しい。
国産車にはありえないですね。
こんな車、運輸省が認可出さないんじゃ？ってぐらいの荒々しさです。
こんなのがあるから外車って楽しいんですよね。
値段も最近は国産車と変わりませんし。
エンジンは荒々しさはあるんですがただ一つ。
「官能的なエンジンではない」です。
バリバリスポーツ、体育会系ですね。
ボディ剛性も鬼の様に高し。
特に横方向の剛性は国産車で適う車ってあるんでしょうか。
ブレーキも抜群。
これは完全にスポーツカーです。
勿論普通のクーパーやワンはこんな過激ではありませんし足ももっとソフトです。
嫁は運転しながら「可愛い～速い～可愛い～速いー」と念仏みたいに唱えてました。
目で見える部分のデザインがとにかく手抜きされてないんですよね。
あと触れる部分の質感。
例えば現行Z。
あれなんか相当かっこいい訳ですよ。
HPでも書いてありますが買おうとも思いました。
でもあれの欠点もあるんですよね。
まずドアノブがおもちゃっぽい。
シフトがゲーセンのシフトっぽい。
ステアリングの剛性に欠ける。
足は普通車の足を固めただけ。
エンジン自体はエルグランドのエンジンを若干いじったものなので実用車然としたもの。
手に触れる部分だけでももうちょっと質感を高くして欲しかったなと。
ドアノブに手を掛けた時は正直がっくりしました。
一番最初に触る部分ですからね。
ただあのスタイル！
あれはもう全ての欠点を補って余りあるものがありますよね。
それで嫁にどうかなぁと思って一度はディーラーに連れてったのですが・・・
乗りもしませんでしたね。
僕だけが空しく「いいな～、いいな～」と連発しときました。
ミニはその辺りがちゃんとしてるんです。
勿論その分お金はかかってます。
１６００ccで（クーパーSのAT)３００万円を超えますから。
そりゃああちこちの質感は高いですよね。
これでドアノブとかペナペナだったら許せないですよ。
とにかく、寸分の隙もない。
これがミニの印象です。
後は買って周りから「可愛い～」と言われる覚悟があれば「買い」でしょうか。
乗る前は嫁はかなりテンションが上がってました。
ほぼ買う気満々です。
それが試乗中、「これだけ足回り固かったら私、横に乗ってたら（自分で運転する気既に無し）酔うかも」と。
いや、だからクーパーSは仕方ないんだって！
こんだけパワフルで足やわかったらどうしょうもないでしょ？！と言う物のもう嫁の中ではNGモード。
帰ってくるなり「やっぱりミニはいいや。」って。
そう言えば思いだした。
１５６買う時にミニと迷ったんだっけ。
迷ったってかミニ買うんだったらもうちょい頑張って１５６買う？ってディーラーに連れてったらほぼ即決だったんですよね。
「これ下さい」ぐらいのイキオイ。
しかもあの時は試乗もなし。
車にも一目惚れってあるのね・・・と実感した瞬間でした。
やっぱり１５６も手放せませんか・・・
確かに全てのセダン、クーペの中では最高にかっこいいスタイルだと思います。
いや、綺麗。
かっこいいのは別にあるな。
最近出た。
かっこよさでは負けるな。
次に「ソイツ」を紹介します。
