二条城観桜茶会

今日は
以前から一度行ってみたいと
憧れていた
二条城観桜茶会に
初めて参加させていただきました


桜の花は既に散って
葉桜になっていることを覚悟で
出かけましたが

八重桜はちょうど満開
枝垂桜も見頃はやや過ぎているものの
まだまだ花を楽しめる状態で

過ぎゆく春を感じながら
穏やかな一日を過ごして参りました


清流園にある和楽庵

不審菴による道具飾りを拝見しました


釜は
桜地紋裏甲釜

水指は
瀬戸大瓶写


別室にて
お薄をいただいた後
立礼席へと移動しました




朱の大きな野点傘の下
即中斎好立礼卓にて
お薄が点てられました



目の前の清流園に流れる川には
つがいの鴨が泳ぎ

空には
ピーヒョロロ・・・と
トンビの鳴く声が
長閑に響いていました


三色のお花見団子が
ふわりと柔らかくて
とても美味しかったです



そば席で
温かいお蕎麦をいただいた後

最後に
枝垂桜の絨毯に囲まれた
野点席へ参りました

お茶碗は
早船写でした



いずれのお席も
桜に因んだ
表千家ならではの
様々なお取合せを
楽しませていただきました


出かける前に
予習のつもりで
茶道雑誌に目を通していったのですが

昨年とは異なる
お道具がたくさん使われていて
驚きました


毎年
色々と趣向をお考え下さっていることが
わかりました

来年もまた
行ってみたくなりました