奥様は海外添乗員〜メモリアル

ローマにて ~ジプシーとの戦い~

4月18日から始まる”コンクラーベ”(法王を決定するための選挙)の準備のためバチカン美術館のメインエベント、システィーナ礼拝堂(ミケランジェロの傑作、最後の審判の絵がある場所)は完全に固く閉ざされていた。
それでも美術館自体はたくさんの観光客のために門を開いてくれていた。よかった・・・

システィーナ礼拝堂を見れないのはとても残念なことだけれど、たくさんの宝をかかえた美術館だから他のもので我慢してね入れただけラッキーですぞお。

さあ、そしていよいよ今最も世界が注目している キリスト教の総本山サンピエトロ寺院。
いつもはシスティーナ礼拝堂から教会へ抜ける通路を通るが、もちろん今日はクローズしているので(ここは団体専用デス)バチカン市国の城壁をぐるりと回らなければならない・・・・
いつだってとても混雑している場所だ。
一体今日は何時間待ち? と思いきやここもどうやらほとぼりが冷めたとみえ、今日は長蛇の列は見当たらない。ラッキー★ 

もちろんいつものように手荷物のセキュリティーは厳しいが約20分程列を作っただけで中に入れた。
ここへやって来る人達は大きく2つに分けられる。1つは私達のように単なる観光客。不運にもこんな混雑に当たってしまった人々(!?)。
そしてもう1つはただひたすら法王のお墓をお参りしたくて遠方からやって来た信者の人達。

教会の中にはミサ用のイスが配置されており(毎日夕方には観光客をシャットアウトしてミサが行われているとのこと。夕方以降は入れませぬ!)、歩ける場所はかなり限られていた。
それでもいつもと変らずフラッシュ撮影もOK。なんと寛大な教会・・・よかった皆満足そう

さあさあ予定通りの事が済んでよかった、よかった。それでは帰りませう。

2000年の聖年に造られた大きな地下パーキーングへ向かう。と うっ・・・ジプシーたちの姿。
「気をつけてね~ バックは前にかかえて下さ~い!!」がやはり私達のグループに3人のジプシーがくっついて来た。
「お金ちょーだい」(もちろん日本語では無い)と手を伸ばして来る。
そんな(かわいそ顔)に油断してはならない!
奴らはすばやい手さばきでバックから財布を盗んで行くのだから。
「”あ~ダメー!”」あやうく1人のおじさん、ウェストポーチから日本円の入った封筒を取られそうに。
「あっち行け~」とどなりつけ手を振り払う。これには34名のお客様もびっくり!!
バスに戻って落着いたら拍手喝采・・・(・・;)
皆さん気おつけてね。

明日はやっと日本に帰れます。ロンドン経由で成田まで・・・
やっぱり携帯の調子が悪い・・・帰ったらヴォーダフォンにクレームを言おう。

今回のイタリア旅行の写真をいっぱい撮ってきました。帰ったら公開しますので、楽しみにしててね。

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2023年
人気記事