
ようやく青空が広がる中でのフリータイム。夕食のケアを終えてホテルへの帰路、ちょっと一杯〜 ♪ っと、エノテカの点在する路地へやって来ました。

観光客の集まるシニョーリア広場やドゥオモ広場から東へ延びる横路には、食事の前の一杯を楽しめる小さな店が点在。

たいてい生ハムやらチーズやら、トスカーナの食材が胃袋を刺激する匂いを放ってます。カウンター越しにつまみを頼み、小さな店内でいただくアペリティーボ(食前酒)は格別。

居心地のよさそうな店にぷらっと入ってみるのも楽しいもんです。アペリティーボ程度なら当たり外れもあまり気にならないし(笑)。

とはいえ、今回は新しい店を開拓するのをやめて何度か立ち寄ってる店へ。いつもはテラス席を選ぶんですが、ここではこじんまりとした店内がお気に入り。

急に天気もよくなり気温もいっきに上昇。ってわけで、さっぱりプロセッコ(辛口のスパークリングワイン)といきましょう。

とくれば、やっぱりなにかつまみが欲しくなるもので・・・メニューを無視して、ちっちゃなブルスケッタを2種頼みました。

フレンドリーなお兄ちゃんが作ってくれたのは、ノーマルなトマトのブルスケッタとペコリーノチーズにちょっと辛めのソースをのせたクロスティーニ。「プロセッコに合うよ。」と。

お会計を頼んだら「ブルスケッタは僕のおごりだよ」って!いいかげん王国イタリアですが、嬉しいいかげんさも持ち合わせているわけで・・・彼らを憎めない理由はそんなところにあるんです(笑)。


