昔の望遠鏡で見ています

西村15cm反射経緯台

 

 桜と反射望遠鏡による鏡景写真を紹介します。私にとっての”日本の望遠鏡”のイメージです。

 望遠鏡は、京都の老舗西村製作所製です。フォーク型の経緯台に、鏡筒の両脇にある軸を載せてあるだけのシンプルな構造で、据え付けも容易になっています。三脚は、魅力的な曲線のいわゆる猫足です。主斜鏡は苗村鏡で、高倍率で恒星を見る際には、フローライトに勝とも劣らない鋭像を結びます。

 鏡筒には主鏡の手入れ用の扉に加えて、主斜鏡用の蓋も付いており、保管にも気が使われています。

 

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