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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと。消えないように,そして生きた証になるように

2023年冬 九州の旅 島原 雲仙普賢岳 有明フェリー さよなら九州

2024-05-12 00:17:51 | 2023年冬 九州の旅
2024年1月7日

簡易バーキング鈴田峠の朝。






冬の時期もあってか他に車中泊する車もなく、駐車場利用者も僅かで静かな夜だった。

少し前にYahooニュースに「キャンプブーム終焉か」と言う見出しで記事が載ってた。
大手アウトドアメーカーの純利益99.9% 減から来たもので、
コロナ禍が明けて普通のレジャーが楽しめるようになったのが理由らしく、リサイクルショップにはキャンプ用品が結構出ているとあった。

キャンプ場は少し空くのかもしれないけど、宿代が掛からないことを知った人たちは止めないだろうし、
元々が高齢者層が多く、ますます高齢化社会になるので満車状態が続きそうな気がする。







朝飯はいつものランチパックのタマゴ。
パンってどれもカロリー高め。
簡単に食べれるからパンは良いけどオッサンになったらカロリーと塩分と糖分は控えめが良いです。
ということで菓子パンの中では少ない方だったので定番になりました。








とら母(嫁)が朝の散歩の時に下に線路が見えたらしい。
歯磨きを終え見に行くことにした。










ネットで時刻表をチェックし、最寄駅の発着を確認する。
もう少しで通過するみたいだった。








どっちから来るかわかるかなあ?
音で分かるやろ。
なんて会話してたらやってきた。
モダンな色合いの列車だった。








今日で九州の旅も終わる。
行けなかったとこもあるけど、福岡、佐賀、長崎をまわり、いろんなところを見て回れた。
続きは熊本からなんて思っていたけど、一つ大切なところを忘れていたことに気付いた。



「雲仙」
この名前を聞いて噴火のことを思い出す人もいるんではないだろうか。
「平成の大噴火」と言われ1990年11月から1995年2月まで続き、「火砕流」と言う言葉もこの噴火で知った。


噴火のあと、まだあちこちが通行止めされてた頃、バイクで九州一周中だった私は雲仙も訪れた。
その時、記念にと火砕流のカケラを持って帰ってきた。

カケラは飾ることもなく袋に入れて机の中に仕舞い込んでいた。
忘れた頃に袋を見つけ中身がカケラだと分かるたびに何とも言えない気持ちになった。

災害現場から興味本位で持ち帰ったものは、何の記念にもならず、後悔だけが残った。
そして何年かして返す事を決め2回目の雲仙となった。

今回、娘に噴火があったことについて知ってもらおうと思った。
だけど今夕の九州を発つフェリーの事を考えると雲仙に立ち寄るには厳しい。
せめて雲仙岳の頂だけでも見せてあげれればと思い麓を目指して車を走らせた。








遠くに雲仙岳が見えてきた。







出来るだけ雲仙岳の近くまで行きたくて何かいい方法がないか考えながら走った。
ふと島原から熊本に行くフェリーがあるのを思い出した。
熊本へショートカットできたら長崎を走る分を短くできる。
すぐにとら母(嫁)にダイヤを調べてもらった。

被害が大きかった「島原」の文字が出てきた。











フェリーは1時間おきに出ていた。
時計は11時13分を示している。
12時40分のに乗れそうな感じだった。


11時19分「多比良港入り口」交差点。
ここを左折したら乗り場がある。

乗り場の様子を見にとりあえず左折した。










小さな乗り場なのでターミナルによらずに直接ゲートで料金を払って乗船するみたいだった。
駐車場には数台の車が停まっていたけど、乗船待ちかどうか分からない。
車を停めてゲートの人に様子を聞きに行った。

「いまなら11時40分に乗れますよ。30分までに来てください」
そんなようなことを言われた。

あと10分くらい時間があったので慌てて雲仙岳が見える所まで行って写真を撮ることにした。

時間が無かったので数百メートルほど走ったところに車を停めた。












いつかまたゆっくり来れたらと思ったけど、私の人生の残り時間を考えたらこれが最後かもしれない。
あとは娘がいつか今回の事を思って訪ねてくれるかもしれない。







慌ててフェリー乗り場へ戻った。







乗船時間は45分ほど。









何とか一本早い便に乗ることができた。









車に乗ってても良かったけど客室へ行くことにした。
小さなフェリーにありがちな座席が並んだ客室。









甲板に出てみたら沢山のカモメが飛んでいて娘もびっくりしていた。
今まで大きなフェリーばかりだったのでこんなに身近にカモメが飛んでいるのを見るのが初めてだった。







売店でカモメ用のパンが売っていて他の人はそれを買ってカモメに向かって投げていた。
カモメはそれを上手にキャッチする。
私は甲板に落ちていたパンの切れ端を拾って、娘に手のひらに載せて与えるのを見せてあげた。

最初は怖がったけど、うまく上げることができて喜んでくれた。







なかなかできない事でこれだけでも思い出になったと思う。








雲仙岳が小さくなっていく。
さよなら長崎。








フェリー乗り場はこの地図の一番上の方。
島原市は右の海沿いになる。
今では道の駅ができたり、資料館があったりして復興を遂げている。







45分はあっという間だった。







思わずナビを見る。
熊本に辿り着いた。








12時25分。熊本上陸。









時間がないのでフェリー乗り場の前のコンビニで昼ご飯を買って走りながら食べた。








南関インターから九州縦貫道で一路、新門司港を目指す。







15時過ぎ、無事新門司港に到着した。
本日の走行距離:192.9Km







車両甲板に車を停めるのに一番最初か一番最後の乗船が都合がいい。
この船にはペットルームが無く、車内で過ごさせないといけない。
輪太郎(犬)がいるので最後の乗船にした。









娘も楽しんでくれただろうか。
私は娘の笑顔で十分楽しませてもらえた。







寅次郎(先代の犬)は私たちにいつも寄り添ってくれた。
黙って一人(一匹)で居て、気付けば隣に来て足元に寄り添って寝ていた。

輪太郎は甘えん坊だけど気ままな性格で、本能のままに生きて自由にやっている。
気ままな所はとら母(嫁)によく似ているとよく思う。
娘は周りを気にして慎重な所があって、そこは寅次郎と似ている。










最後の乗船だったので車は一番端っこになった。
車両甲板って沢山荷物を持った人が狭い間を縫って客室へ行き来するのでボディに擦り傷が付くってことが無い事もない。
これが一番最初か一番最後の乗船が都合がいい理由。









さよなら九州。
さよなら福岡、佐賀、長崎。









また今年の冬に来ます。








夕方乗って明け方着くので乗船したら船内でトランプしたり・・・









晩御飯を食べたり・・・・あとはお風呂に入るくらい。








そして明け方、5時54分。大阪南港到着。







陽が上る前の大阪市内の街並み。










朝7時過ぎ。
九州でよく行ったスーパートライアルが家の近所にもあったので、名残を惜しんで朝ごはんの買い出しをしたりして、
朝8時前、無事家に辿り着きました。

本日の走行距離:30.6Km


総走行距離:1002.2Km

引用 Googleマップ


なかなか更新が進まず、すみませんでした。
このあと近場を旅したり、GWに富山に行ったりしましたがひとまず九州の旅日記は終わりにして
日々のガレージワークの事を書いて行こうかと思います。
お付き合いくださりありがとうございました。






コメント (10)
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2023年冬 九州の旅 端島 軍艦島資料館 中華料理有華飯店 道の尾温泉 簡易パーキング鈴田峠

2024-04-20 13:29:00 | 2023年冬 九州の旅
2024年1月6日。

道の駅「夕陽が丘そとめ」の朝。
長崎市の北に位置して海が近く眺めがとてもいい。








朝が弱いのは父親譲りな娘。
繰り返しになるけど、寒くもなくずっと寝ていたいくらい寝やすい気候。










「笑顔は心のビタミン」って誰が言ったか。
この笑顔に助けられてる日々。











いつものように買っていたパンで朝食。










写真を撮ってると寄ってきて、見よう見まねで私のカメラで写真を撮る。
シャッター半押しで合焦(ピント合わせ)も覚えた。
「写真=スマホ」時代になって半押しなんて知らない人の方が多い気がする。











恒例の道の駅スタンプ押印。









木を使った手作り品。
枝にとまってふわふわ揺れるトンボの置き物。
どうなってるのか気になってずっと眺めていた。











道の駅のマグネット。
寝た記念に買うようにしてたけど、北海道では一個250円くらいなのに、北海道以外は520円と高い。
「旅の思い出なんで」とか思ったりしたけど集めないことにした。











穏やかな気候に混んでない道の駅。
心地よい朝のひと時。










駐車場をうろうろとしている若い兄ちゃんがいた。
車を停めた運転手さんに何やら声をかけている。










「FW1」というワックスの販促だった。









自分のとこにもやってきて試しにヘッドライトに塗ってくれた。

「いや〜、綺麗に乗られてますね」なんておだてられてちょっといい気になりながら、仕上がりを見てみる。

なかなか綺麗になる。
値段は確か3200円だったか。
ちょっと高いと感じたけど見てたら意外と買ってる人がいる。
旅先で財布の紐も緩んでしまってるのが自分でもわかる。
せっかくなんで買ってあげようかと思ったけど、少し冷静になって買わなかった。










国道202号線を南下し長崎市内方向へ走る。
海沿いの景色がいい道。









昼時なので昼飯の調達にこのあたりでよく見かける大きめのスーパー「エレナ」に入ってみた。










いろんなお弁当があったけと、ゴミ箱がないことに気付いて店員さんに尋ねてみた。
ゴミ箱は置いてないと言われ、食べたゴミも捨てさせてもらえないと言われた。
仕方がないので諦めて店を出た。










とりあえず先に進む。
料金所が現れた。










長崎市内を通らずに南部にある西彼杵半島方面に抜けることができる橋で「女神大橋」と言う。
「西彼杵」の読み方が分からず、他の読み方もできずに調べるのに苦労した。
「にしそのぎ」と読みます。













昼ごはんの調達にララコープというスーパーに寄ったけど、ここにもゴミ箱を置いていなかった。
地域性があるのか、厳しいところがたまにある。
ゴミ箱が無くなった理由は家庭ゴミの持ち込みで、店にしてみれば処分の手間と費用は大きな問題。
家があるんなら自分ちで捨てればいいものを。それを持ってくるようなヤツは、ゴミ捨ても適当で、店員さんの精神的負担も大きい気がする。
のどかな田舎街でも面倒な人がいるというのは、なんだかなあと言う感じ。

結局隣のコンビニに行った。
店員さんに一応食べた弁当のゴミを捨てていいですかと聞いたら、愛想よくいいですよと言ってもらえた。ファミマさんありがとう。大好きです。










有料でいいからゴミ処分させてもらえる仕組みができて欲しい。











やっと食べれました。
ゴミ捨て問題は長旅の最大の懸案事項。
バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアン号みたいにゴミをエネルギーに変えるか、サイコロくらいに高密度に圧縮できる装置が欲しい。











今日の目的地は「端島」。
通称「軍艦島」。

遠くにそれらしい島が見えてきたけと小さすぎてよく分からない。
二つあるけどどっちだろうか。








海側に少し広いところがあったので車を停めた。
車が人を乗せてくれるのはどれも一緒だけど、荷物を積んで寝床の役割をしっかり果たしてくれる相棒はいつ見てもカッコいいと思ってしまう。
ありがとうハイエー酢。










小さく見える二つの島の左側が軍艦島。











拡大してみたらなんとなくそれっぽいのが分かる。
「おお、軍艦島や〜」、そんな感じでみんなで眺めた。










今回、島には渡れないから資料館を見学することにした。

広い公園に恐竜博物館の看板しかなくて、ここで合ってるんだろうかとちょっと迷う。
ここは「長崎のもざき恐竜パーク」と言うとこらしい。











恐竜の方がメインのようで恐竜博物館の隣にあまり目立たず資料館があった。










資料館には大きくて多数の写真と当時の映像、島の模型があって当時の様子がよく分かった。
炭鉱で栄えた島だけど、そこはまさに「街」だった。
繁栄と衰退。
資料館の展示物は残念ながら写真撮影禁止。
良さが伝えられないのが残念なところ。


撮影できる数少ないものの一つがコレ。








記念のスタンプでした。
でかっ!!









長崎出身の福山雅治さんが故郷を撮った時の写真が少し展示してありました。









今の軍艦島を紹介できる写真はコレだけ。










上の写真、ポスターくらいの大きさに見えて実は大きいパネル。
このくらい。だから見応えあるんです。








上陸してみたい気もするけど、それよりも当時の暮らしを知りたい。
昭和生まれだけど幼い頃の昭和をもう一度見れたらと、よく思う。









浜に出てみた。
打ち寄せる波に濡れないように、ギリギリまで近づく。












娘とキャッキャ言いながら遊ぶひと時に、ありがたみを感じる。
ありがとう、娘よ。












時間も遅かったけど、公園で遊びたそうにしてたんで、少しだけ遊んでいくことにした。








たくさんの子供連れが遊びにきていた。








こんな遊具にチャレンジするのが好きな娘。
先に遊ぶ子供に気を遣いながら、順番を守らず後から追い越す子供にも嫌な顔しない君は偉いぞ。










陽が傾き、少しずつ帰っていく人たち。
少し車を走らせたら家があって、お風呂に入って晩御飯。
そんな感じなんだろうか。







自分たちはコレからお風呂屋さんを探して、晩御飯を調達し、寝場所を決めないといけない。
自由なようで放浪旅はこんな時、少しおセンチになる。
贅沢な悩みだけど、これもまた旅をしてる時の心の声。









長崎に来たんで晩御飯はちゃんぽんを食べることにした。
軍艦島は長崎でも西彼杵半島の先っちょ。
一旦来た道を戻るように北上し長崎市内に向かった。

長崎も街で路面電車の軌道が見える。










よそもんが路面電車の邪魔したら恥ずかしい。
交差点を曲がるだけだけど、ちょっと緊張した。










何軒かお店を探して、やっと一軒のお店に辿り着いた。
人気があるのか混んでいて外まで並んでいる。
閉店時間までそんなに時間がなくてちょっと焦った。

中華料理「有華飯店」








長崎ちゃんぽんに皿うどん。
どっちにしようか悩んだ。
ラストオーダー間近もあって、せっかくなんで両方とか思ったけど、グッと堪えてちゃんぽんと焼飯セットにしてみた。









とら母(嫁)はトリ皿うどん。「トリ」は鶏入だから。














店主さんが腰が低くむっちゃ優しげで、それだけでも来てよかったけど、味も良かった。









セットでついてきた焼飯(小)が小の割に量が多くて、その上超絶美味くて、コレを食べれただけでも満足なくらい美味しかった。












今夜のお風呂は「長崎道の尾温泉」










入浴料は大人800円、子供300円。
券売機で買うと何故か50円引きになるという「券売機割引」がある不思議な設定。










創業は明治元年と歴史ある温泉。










昔ながらのレトロ感あるゲームコーナーがあったりして、ちょっと昭和に戻れた感がし、さっぱりできました。












朝ごはんと夜のおやつを買いに大きめのスーパーまで来た。








「西友」
そう言えば北海道から西友が撤退するってニュースでやっていた。
売却先はイオンだとか。












長崎市内を抜け県道33号線を北上。
西に行けば昨日通ってきた西海市、東はこの先に続く諫早市。
諫早と聞いて出てくるのが「諫早干拓事業」。
良いんだか悪いんだか分からないけど頭の中に名前だけが残る。












午後11時、諫早市に入った。
残りの日数と、この先の距離を考えるともう少し進んでおくことにした。










12時前。
諫早市の北にある大村市というとこまでやってきた。
手前に道の駅「長崎街道鈴田峠」というのがあったけど、スルーしてその先のパーキングに流れ込んだ。

遅くなったけどおやつを食べた。
あんこが入った餅、旨し。











寝ないといけないけど、ちょっとだけババ抜きをした。
娘は眠たいけどトランプもしたい。
なので最初に娘に何回やるか決めさせるようにしています。
自分で決めた分だけやることで遊ぶけど自分で決めたルールを守らせる。そんな感じ。













「簡易パーキング鈴田峠」という名のパーキング。
時折車が入ってくるけど車中泊する車はいなかった。










本日の走行距離:125.8km







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2023年冬 九州の旅 道の駅「サセボックス99」 海上自衛隊 佐世保史料館 ハンバーガーショップ「ヒカリ」 エコスパ佐世保 させぼ五番街店 道の駅「夕陽が丘そとめ」

2024-03-19 14:43:28 | 2023年冬 九州の旅
2024年1月5日
道の駅「サセボックス99」の朝。

後ろに停まってたトヨタのノアも私より少し上の夫婦が車中泊していた。

奥さんを助手席に残し、寝床の準備や片付けをご主人一人でキビキビやってて、その姿が印象的だった。

新しく買ったノアでの車中泊に、気持ちも躍り、少し張り切ってたんじゃ無いかなんて勝手に想像してしまってた。
でもなんか楽しんでそうでいい感じに思えた。












「サセボックス99」
99はナインティナインと読む。なのでフルネームで読むとちょっと長くて言いにくい
名前の由来を調べたら「99」は数え切れないと言う意味があって、この周囲には208もの島があって、たくさんの佐世保の魅力が詰まった宝箱と
いう意味からだった。










佐世保には海上自衛隊があって、それにちなんだ「艦めし」と言われる食事が食べられる。










朝だったので500円で食べれるアジの定食をいただいた。
アジやイワシは魚の中でもプリン体が多い方で痛風持ちは避けたい魚。
尿酸値が基準に近い身なので普段は食べないけど今日だけは特別。
でも身の割に小骨が多くて食べにくいから特別な日は今日限定となりました。。









護衛艦「くらま」で使われていた鐘。
「号鐘」というらしい。










「お楽しみ袋」
こう言うものに興味が惹かれたり、ワクワクできるのは子供ならではで、ちょっと羨ましいです。
大人はすぐに中身の好みと合計金額を弾き出し売値と比べてしまう。










一角に自衛隊コーナーがあった。










自衛隊のマスコットや・・・・









戦車なんかの車両のマスコットもあった。








自衛隊のはイメージ戦略もあってか、萌え系やこんなかっこいい系が多い気がする。











泊まった証のスタンプ。








道の駅を出て、少し走ったところにある自衛隊の資料館に行ってみた。









「海上自衛隊 佐世保史料館」
ここに来たいリクエストは、とら母(嫁)。
ミリタリーオタクではないけど、自衛隊は気になるみたい。












「山内短五糎(センチ)砲」。
日本海軍で礼砲(空砲)に使われてた実物の大砲。









資料館としては立派なものだったけと、その大半が歴史的な内容で、ほとんどが撮影禁止。
思ってたのと違ったのでとら母もトーンダウン。









艦長の椅子。









なんとな〜く見学。








操船シュミレーター。
動きがゆっくりなので、さほど盛り上がることもなく進み、








そして衝突。
衝突させても盛り上がることもなく終了。


 








魚雷のカットモデル。
先っぽのオレンジ色のところが火薬が入るところ。








ここは酸化剤が入るところ。









空気の無い水中でどうやってエンジンを動かすのかと思ったら、さっきの酸化剤を使うのかと実物で認識した。
配管類はステンレス製、魚雷本体の甲殻は溶接からみてアルミ。ヘ〜って思った。










ピカピカなスクリュー。
なんか美しい。











長崎での残るミッションは佐世保バーガーを食べること。
佐世保バーガーを求めて車を走らせたら資料館近くに米軍基地があった。











自衛隊よりも米軍の方が気になる私はどっか見るとこがないか港付近を散策。
その途中、大型クルーズ船がドッグ入りしているを発見。
「飛鳥II」の文字が見えた。
むっちゃ巨大。

飛鳥IIはディーゼル発電のモーター駆動のハイブリッド船。
その変圧器のトラブル対応でドッグ入りしていると公式サイトに出ていた。












JR佐世保駅









午後3時。
どこで佐世保バーガーを食べようかと探したけど、どこがいいのか分からない。
値段が手頃で車で行けるところを探して行ってみた。
「ハンバーガーショップ ヒカリ させぼ五番街店」











頬張れないほどの厚みじゃない普通のハンバーガー。









普通に美味しかった。
一個ずつだったので物足りなかったけど、一応ミッションクリア。









ここは佐世保港に面していて大きなショッピングモールになっている。










記念撮影











再び米軍基地を探しに車を走らせる。
ゲート前はちょっと厳重で、車を止めて写真を撮るって雰囲気でもなく結局人気のないフェンスを撮ることしかできなかった。











港の道を通ればすぐそこでも米軍敷地内だったりして、山側の道を遠回りしないといけない。









途中にアメリカのカフェレストランみたいなおしゃれなお店があった。










午後4時45分。
今日のお風呂「エコスパ佐世保」に着いた。










入浴料大人680円、子供330円。
ここには温水プールとトレーニングジムがあって、入浴料だけで利用できる。








おまけに温泉は源泉100%かけ流し。温水プールも源泉100%の温泉水。
温泉に温水プールの組合わせが気になったので聞いてみたら熱源は隣のクリーンセンター(焼却炉)と教えてくれた。








ヌルヌルなお湯でさっぱりしたあとイオンで買い出し。












売れ残りのお寿司がないかなあなんて思ってだけど時間が遅かったのでなんも無かった。
コンビニ弁当にでもしようかと言いつつ寿司の口になってしまっている。











とりあえずミスタードーナツがあったのでおやつに買った。










寿司な口、口が寿司。アーどっちでもええわ。
ちょうど「はま寿司」から、とら母(嫁)の誕生日のクーポンが来ていて、隣に店舗があったので、運命的に「はま寿司」にイン。












いただきます。









寿司って種類があってちと口サイズなんで、つい食べ過ぎてしまいます。









人間をダメにする寿司に完全にやられました。
ごちそうさまでした。







午後9時前にはま寿司を出て、寝床を探すために車を走らせる。
本来なら早めに着いてゆっくりしたいけど、いつも夜まで走ってる。
学習せんなあ。









佐世保から佐世保湾に沿って南下すると西海市がある。
そこにかかる橋が「西海橋」







大学生の頃、九州一周をした時、ここで地元ライダーと出会いここまで一緒に走ったことがあった。
懐かしかったので少し立ち寄ってみた。









国の有形文化財に登録されている。










あれから35年以上経つ。
昔の思い出を振り返ると、この先の寿命の方が近い年になったとつい考えてしまう。









次来ることはもうないだろうな。
そんなことを考えるとき、娘はこれからで無限に広がるってるなあと、実感する。


午後10時。
人気の無い橋を車はスピードを上げて走り去る。












西海橋から西回りに走り国道202号線で西海市に入り海沿いを南下する。










午後11時。
道の駅「夕陽が丘そとめ」に着いた。
ハイエースのリアシートはベンチシートでリクライニングできない。
キャラバンは独立シートでこんなときは便利。
でもやっぱりハイエースがいいな。
そろそろインテリアも見直していってほしい。










遅くなったけどみんなでドーナッツを食べた。
熱いコーヒーとよく合う。









車内温度は17℃。
スタッドレスを買って電気毛布も持ってきたけど全く出番なしな今年の冬。









午前1時。
ようやく就寝時間。










車中泊の車も少ない。





走ったルートはこんな感じ。
本日の走行距離:96Km


引用 Googleマップ


ではまた





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2023年冬 九州の旅 伊万里駅 古伊万里人形 道の駅 松浦海のふるさと館 佐世保市内唯一の銭湯「徳乃湯」 道の駅 させぼっくす99

2024-03-18 20:03:34 | 2023年冬 九州の旅
2024年1月4日
道の駅「伊万里ふるさと村」の朝。









いつものように買っておいたパンで朝食を終え、道の駅へ。








道の駅の農産物って人気があって、地元の人が買いに来てるのをよく見かける。
値段は安かったり普通だったり。
このみかんは安かった。










「なにがでるかな」なガチャガチャ。
興味をそそるフレーズが気になる娘。
こんなのに引っ掛かったらダメよと教える父親。







興味深く見ているのはやっぱり和菓子。
昭和の歌ばかりガレージで流してるからか80年代の歌をよく口ずさみます。
ちょっと渋めに育ったみたいです。









寝た道の駅でスタンプ押して一言日記を書いてます。







一袋200円。
甘くて美味しかった。








伊万里はその名の通り伊万里焼きが有名。
昔バイクで旅した時にあちこちで橋の欄干に伊万里焼の壺が立ってるのを見て、さすがやなあって思った。

伊万里に来た記念に伊万里焼探し。
とりあえず道の駅を出て15分ほど走って伊万里駅まで来た。










道路を跨ぐ通路に伊万里駅の看板。
駅っぽくないのでどこが駅舎なのか分からない。
後で調べたら写真左側、道を挟んで向こう側がJR、手前が松浦鉄道と言う第三セクター鉄道でした。








橋の欄干の伊万里焼を探そうとネットを見たらすぐ近くに古伊万里人形というのがあるというので行ってみた。










駅からすぐ近く、交差点の両脇に色鮮やかな人形の焼き物が立っていた。









伊万里焼と古伊万里焼の違いは、骨董品的価値があるかないか。









昔、旅してた時に有田焼は庶民的で伊万里焼は高級品と聞いたことがあった。
そう信じ込んでいたけど改めて調べてみた。
どちらも有田焼で、その昔伊万里港から輸出したのが伊万里焼の名の由来で、今は伊万里で焼いたものを伊万里焼、有田で焼いたものを有田焼と呼んでいるらしい。
どっちも有田焼で同じらしい。知らんけど。

元々有田焼に使われる陶石はガラス成分が多く高温で焼くため強いらしく、丈夫で長持ちするそうで、庶民的と言うのはそのへんから来たのかもしれない。
骨董品的価値のある古伊万里焼は色付けしている物や手法が違うので別物かな。
知らんけど2。









伊万里湾を右手に眺め国道204号線からバイパス道の国道497号線で西に進む。








娘はあまりねだったりしない性格。
夜トランプしたい時も、昼間に「もし夜、時間があったらトランプってできるかなあ」と
遠慮がちに聞いてくる。
この日も「今日ってどこかでバトミントンできる時間ってあるかなあ」って話してきた。

女の子ってみなこんな感じなんだろうか。


道の駅があったのでバトミントンすることにした。
道の駅「松浦海のふるさと館」
やっと長崎県に入った。









短い時間だけど、遊ぶと嬉しそうな顔を見せてくれる。
ちょっとのことだけど、やりたいことができると、旅も楽しく思えてくれるんじゃ無いかと思ったりする。

大人にとっての10分、20分なんて有って無いようなもんだけど、
子供にとっては貴重な時間。
そんなふうに自分も小さい頃は思ったのに、歳食うって無情。



海が近いから風が強く、下手なバトミントンが余計に続かない。







娘も娘なりに楽しんでもらいたいなと思ったりします。






一緒に旅する仲間・・・・、
大人の旅に付いてくるだけよりも、一緒に何かをする方が長く付いてきてくれる気がします。









ここは「アジフライの聖地」。









何で?と思ったら、ここ松浦市はあじの水揚げ量が日本一。








道の駅を出て再び国道204号線を走る。
右手に見えるのは九州電力松浦発電所。









平戸市に入る。









ここには大学生の頃と、とら母(嫁)と結婚したての頃の二回、バイクで来た。
平戸島に渡る平戸大橋は二回目来た時は強風がすごくて、突風で転けるかと思った。
料金所のおじさんに風がどうだったか聞かれ、「こけそうやった」と言うと
「じゃあ止めるか」と通行止めにするということを言っていたのを覚えている。










三度目の平戸島。
橋は無料になってた。









平戸島
フランシスコ・ザビエルが1549年に鹿児島に上陸し、1550年にここ平戸島で布教した土地で
島の多くの日本人がキリスト教に改宗したそうです。










豊臣秀吉による「追放令」でキリスト教の信仰が禁じられたときも島の人たちは自分たちの信仰守り続けたそうです。







平戸ザビエル記念教会








独特なたたずまい。何建築かは知らないけど、荘厳な建物にどこか魅了させられる。









自分は無宗派だけど親が亡くなった時に近くの寺に葬儀をお願いしたことからその宗派にお世話になっている。

今から20年くらい前、キリスト教信者だった職場の上司の方が亡くなられ、大きな教会で葬儀が行われた。
初めての教会での葬儀だったけど、みんなで歌を歌ったりして、ちょっと感動的でもあった。
なのでその時のことを思い出してお祈りさせてもらった。







遠くに見えるのは平戸城。
日本100名城の一つだそうです。








晩御飯を買いに大きめのスーパーへ。
この辺りではよく見かける「エルナ」。










残念ながら売り切れでした。






少し移動してマックスバリューへ。







こちらも売り切れが多いですがまだ残ってるものがあるだけマシ。
安定のイオン。








ちらし寿司に惣菜の組み合わせ。







「まごはやさしい」
健康的に暮らすための和の食材の7種類の語呂合わせ。
「ま」=豆、「ご」=ごま、「わ」=わかめ、「や」=野菜、「さ」=魚、「し」=しいたけ、「い」=いも。











この日のお風呂は佐世保市内で唯一の銭湯「徳乃湯」。









ちょっと珍しいマンションの1階が駐車場で2階が銭湯。
男女の入り口は玄関そのものって感じ。









親切に駐車場を都合つけてくれたり、帰りがけに娘におやつをくれたり、色んな意味で良いお湯でした。








そこから高速道路のような国道を使って佐世保の道の駅へ。










娘のリクエストでババ抜き。







道の駅「サセボックス99」






本日の走行距離:106.8km


引用 Googleマップ


続く







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2023年冬 九州の旅 玄海国定公園 渚の立神岩 名護屋城跡 玄海原子力発電所 ソソロ川内棚田米の里 伊万里温泉白磁の湯 道の駅「伊万里ふるさと村」

2024-03-04 04:54:24 | 2023年冬 九州の旅
1月3日
虹の松原にある「浜崎海水浴場多目的駐車場」の朝。







小雨が降るあいにくの天気。
バイクで旅してた時は、テントを叩く雨粒の音を聞くと憂鬱になった。
濡れたテントを畳むのも嫌だし、合羽を着てても絶作しみてくる。車内に入れば濡れないとか、温かくなるって言うのもないし。
そんな経験をしたから車のありがたみをしみじみと感じる。

あいにくの雨も、濡れない車内から、しとしと降る雨を眺めるってそう悪くはなかったりする。

ここは海水浴場の駐車場なのでこの時期はがらんとしている。
でもシーズン中は閉鎖される。
夏の海水浴シーズンに賑わうのは良いけど、混む時期になるとゴミを平気で散らかす人や騒ぐ人が出てくるから、
閉鎖と聞いてちょっと良いなと思った。







昨日のうちに買っておいたパンで朝ごはん。
酢をこぼさないように注意しながらお湯を沸かしてコーンスープとコーヒーを入れた。






あったかい飲み物でメガネが曇るあるある。






雨は止んだり降ったりの微妙な空模様。








虹の松原を抜けて進路を西に取る。











助手席を外す工具を買いにホームセンターに立ち寄った。





実は昨日、ワゴンセールにあった工具セットを買っていた。
普通のメガネレンチは家に帰ったら余ってしまって宝の持ち腐れになるし、
中堅所のは手に取ったときに幸せにはならない。
割り切って百均のをと思って行ったら無くて、車載用か家でもそこそこ使えそうなと言う事で買った。







そんな悩んで選び倒して買ったくせに14mmのソケットが入ってなかった。

バカですが何か?!

そこでこのセットに合うソケットを買うのに立ち寄った。
メーカーと価格も相応なのを選んだ。
我ながら最適解。

そう思ったけど全然イケてなかった。
14mmのソケットであるM10のボルトって結構太くて、緩めようとしたら工具がたわんで工具が負けそうだった。

バカですが何か?!







昼ごはんは、第3の選択肢の「ほか弁」








レンチンした弁当のご飯とはひと味違うお弁当屋さんの弁当。







美味しく頂きました。





何気に通った道。
なんか昭和の時代を感じる街並みに見えたから写真に収めた。
軒がある家って何か好きです。
軒先にバイクを停めてるのを見たら良いなあと思ったりします。








海沿いを走る国道204号。








「玄海国定公園 立神岩」の看板が見えたので寄ってみた。









風が強い。








何となく看板に誘われて来てみたけど、玄武岩の岩の高さは30mあって、









二つの巨岩が寄り添うように立つ姿から「夫婦岩」との別名があって、







西側の海岸は緩やかな入江で九州のサーフィン発祥地らしいです。







更に国道204号を20分ほど走ると「名護屋城跡」の看板が見えたので立ち寄ってみた。







歴史って無知なくらいに何も知らない。
地方の天守閣が残っていない城跡って、たいして大きくもないって思いこんでいた。







"なごや"城って読もうとすると脳内で勝手に「名古屋城」になる。
そもそも名古屋城も良く知らないけど勝手にそうなる。






ぶらっと見てみよう位に歩き始めたものの、意外と広い。






あちこちに「〇〇丸」ってのがあって、どこも開けている。








こんな石垣もアチコチあった。







広い所に出たと思ったけどまだ「東出丸」だったり。







「二の丸」はまだこの先。






「二の丸」を過ぎて更に石段を上がった行くと・・・、







ようやく「本丸」に辿り着いた。














更に歩くと「天守台」があった。






何気に立ち寄っただけの城跡だったけど
名護屋城博物館の説明によると
◎名護屋城は豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して出兵拠点として築かれた城です。
◎1592(文禄元)年の開戦から秀吉の死で諸大名が 撤退するまで、7年の間大陸侵攻の拠点となりました。
◎城の面積は約17ヘクタールにおよび、当時では大坂城に次ぐ規模を誇りました。
◎周囲には130以上に上る諸大名の陣屋が構築され、全国から20万人を超える人々が集ったとされています。
◎現在、名護屋城跡と23箇所の陣跡が国の特別史跡に指定されています。
(引用:https://saga-museum.jp/nagoya/nagoya-castle/index.html)







一時間チョイ歩いた。広かった。






名護屋城跡を後にして更に204号線を西に走る。
看板に「玄海町」の文字が見えた。
玄海町といえば「玄海原発」。
原発があるところには原発を理解してもらおうとして資料館があって、昔バイクで旅してた時に柏崎刈羽原子力発電所の資料館に
行ったことがあった。
軽食屋さんがあってカレーライスやピラフが300円とかとにかく安かった。これもイメージ戦略じゃないかと思ったくらいだった。
玄海原発にもあったので寄ることにした。
時間も遅かったのでパっと見て帰ろうとゲート前で写真を撮ろうとしたらゲートのガードマンに「写真はダメ」っと割と語気強めに言われた。
原発が写らなければ良いということで資料館をバックに写真だけを撮影してすぐに立ち去った。







少し東に戻って「串」という半島に行ってみた。
ゲート前からは原発は見えないけど撮影は禁止と言われたけどGoogleマップのストリートビューにはゲート前でも写真が撮影されていた。







国道204号を逸れて伊万里市に抜ける道を走る。
夕方5時前。
段々畑がきれいだったので車を停めた。
「ソソロ川内棚田米の里」と書いてあった。










午後6時前に今日のお風呂屋さんに着いた。
「伊万里温泉白磁の湯」






トイレに行ったら気に利いた一言が目についたのでつい写してみた。








風呂上り、おみくじを引いた。
娘は中吉だったけど、実は先に風呂から出て引いてたららしく、四回くらい引いたけど、大凶と末吉しかでなかったらしい。
「何度も引くもんじゃあないで」っていうと白々しくごまかす姿が愛らしく思えた。








イルミネーションに彩られた街を抜けて晩御飯の買い出しに向かう。








マックスバリューがあった。
有って良かったイオン様。







晩御飯は定番のお寿司を分け合って食べた。






食後のおやつに和菓子好きな娘が選んだのは紅白饅頭。






今日の寝床は道の駅「伊万里ふるさと村」
寝る前に恒例のババ抜き。
「ババア抜き」と訳の分からないダジャレを言うとら母(嫁)。
もはやダジャレでもなくなってきていると言うのはここだけにしておきます。






車も少なく、静かな夜になりました。




本日の走行距離:94Km


続く









コメント (6)
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