オクテックガレージ2 ブログ OKU-TEC garage2

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと。消えないように,そして生きた証になるように

三協リール製エアーホースリールのオーバーホール その1

2023-04-29 15:54:48 | 修理、作業

あると便利なエアーホースリール。

エアーツールを繋ぎなおさずに済むように使いたい所に必要な数を付けてったら結構な数になりまして、

コードリールを含めると12個のリールが天井からぶら下がっています。

 

 

 

 

 

 

"マイガレージ"の重要なアイテム(と勝手に思ってる)ですが手ごろな値段で売っている輸入品は太ったような

大きなものが多くて、見た目的にあまり好きではありません。

国産は見た目も良くて良いんですが新品は高価。

なのでガレージのホースリールはほとんどがオークションで買った中古品。

ホースは消耗品なのでこれまで色んなメーカーのを開けてみましたが機能は同じでもロック機構はメーカーによって様々。

"なるほどっ"てのもあれば、"何だかなあ"ってのもありました。

 

勝手に見た目で順位を付けるとしたら

一番は「三協リール」。

五本スポーク的なデザインが特徴。

 

 

 

 

 

 

 

次いで"ハンディリール"でお馴染みの「日平機器」。赤く塗ったのと三つ目の白いのがそれ。

緑色と灰色は"saga"ブランドの「嵯峨電機工業」。見た目は悪くないんですがリールのストップ動作が不良で中を見たら

ラチェット機構が樹脂製で、強度が足りずに破損してたのを見て"何だかなあ"って思ったやつ。部品を買おうと思ったら中古が

買える値段だったので修理を断念して廃棄しました。なのであまりいい印象はありません。

 

 

 

 

 

 

使いやすさで一番は右の黄色い色した二台、「日平機器」の"ハンディリール"

ホースリールの停止、収納は普通、ラチェット機構が多いのに対し、こいつは遠心ラック式。

引き出してゆっくり戻すとロックされ、勢いよく巻き取らせると遠心力でフリーになって巻き取られます。

なのでラチェットみたいに止まるところを探さなくても好きなところで止められるので使いやすいです。

右から三台目もハンディリールですが"引き紐式"。紐を引けば巻き取られるといった割り切った構造が意外と使いやすいです。

 

 

 

 

 

 

今回修理するのは三協リールのやつ。

ホースが劣化してエア漏れしているのでホースを交換するのと、ついでに内部のOリングも換えます。

 

 

 

 

 

 

 

「6回」のメモは巻き取りバネのデフォルトの巻き回数。

強めにしたら勢いよく巻き取られるので、今までは適当に弱めにしてきたんですが、ホースの巻き取り具合によっては最後まで

戻り切らないことがあったので数えてみました。

 

ホースの出入り口には摩耗しないようにステンレスのプレートが付いてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ホースの根本の部分。

大体同じ構造ですが、こいつはエアーが通る軸の部分の先端にテーパーの雌ネジが切ってなくて、専用の継手で接続

するタイプ。なのでOリングが入ってます。

 

 

 

 

 

 

ホースリールのロック機構部。

ちゃんと金属製です。

 

 

 

 

 

 

 

巻き取りバネはどれも同じですが、バネの根本を固定するやり方が違います。

これは金属のステーが付いていてそれにハマっています。

全体的によくできた作りだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

軸と板バネはネジなどで固定してなくて、スプリングの巻き取られる際の締め付け力で固定されるようです。

 

ああ~嫌なものを見つけてしまいました。板バネにクラックが入ってます。

簡単にホースとOリングを交換するだけって思ってたのに。

 

見て見ぬふりをしよう

 

 

 

 

 

 

見て見ぬふりをしよう。

深入りは禁物

 

 

見て見ぬふりをしよう。

人生の残り時間もそう長くないから。

 

 

見て見ぬふりをしよう。

・・・・そう思いながら軸を締め付けるスプリング部分が外せられるかやってみた。

 

 

 

あ~あ。

ってな感じで次につづきます。

 

 

 

 

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ハイエース その17 百均セリアの箱ティッシュホルダーのモールシステム化 その3 満足度追及編

2023-04-24 04:32:19 | 200系6型ハイエース
車内に有って便利な割に生活感がありありな箱ティッシュを目立たなくして"こじゃれた"車内にしようということで
ミリタリーのモールシステムに対応した箱ティッシュ入れを作ったのが前回のお話。 その1はコチラ
 

ですが実際に装着してみたら何か"コレジャナイ感"がして、作った割に満足度が得られずがっくり。

何がアカンのかと言うと、まず色が微妙に違います。

アウトドア系で流行のカーキ色していて良いんですが、他のポーチ類とちょっと違って浮いちゃってます。

 
 
 
 
 
 
 
 
残念感を打ち消すために再びセリアへ。
 
で、見つけました。
濃い目のカーキ色。
大好きです、セリア様。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一作目はベタに現物採寸、ケガキでしたが、二作目は少し知的に最小のケガキで行きます。
私にも学習能力が有りますので今回は潔く糸を全部切って展開してからミシン掛け。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
糸の色もベルトと合っていなかったのでネットで色具合を調べて買いなおし。
フジックスのシャッペスパン、ベージュ系の#280。
絶妙なマッチングに鳥肌~。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
端っこのほつれ防止の折り返しや、モールシステムのピッチ縫いも、ゆがんでテンション下がらないように慎重にかつ丁寧に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
前作の表面はステンシルで「DANGER」と文字を入れましたが今回はモールシステムのベルトで演出することにしました。
"チャコペン"なんて使ってみて喜んでます。ああ裁縫楽しい。
 
ガレージの直尺といえば金属性ですが裁縫は竹尺。
目盛りを読むにはやっぱりいつもの直尺の方がいいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
飾りで付けたベルトなのに、実際にベルトを通せるように厚紙入れてクリアランス確保してミシン掛け。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最終的に正面に付けた飾りのベルトは目立たないので上側にも付けました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ベルトにバネホックを取り付けて必要なベルトのミシン掛けは終了。
あとは元の袋になるようにミシン掛け。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
重ねて縫った際に、上の生地と下の生地でずれて縫ってしまう問題。
テフロンの押さえを付けると良いらしいですが、すぐに入手できそうにもないのでテフロンテープを貼ってみました。
(写真で見ても分かりにくいですがテフロンテープが貼ってあります)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
クリップで挟んで縫ってみましたが・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
結果はダメ。
一旦ほどいて仮縫いしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ずれも何とか最小で縫えました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
モールシステムのベルトは飾りですが全部使えるように二往復し初めと終わりに返し縫いしているので、三往復くらい縫っています。
ベルトは飾りですが何か?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
前作と比較。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自分の"満足度向上"だけのために作り直した箱ティッシュケース。
後部座席に座って真正面で見るのは、とら母(嫁)ですが多分何も感じないと思います。
悲しいかな、工作ってそんなもんです。
 
ああ、ハイエース愛。
 
 
 
 
 
 
 
残るはコロコロをどう置くか。
 
ミシン掛けはまだまだつづきます。
 
ではでは
 
 
 
 
 
 
 
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ハイエース その16 百均セリアの箱ティッシュホルダーのモールシステム化 その2

2023-04-20 12:13:23 | 200系6型ハイエース
ハイエースの車内で使っている箱ティッシュ。
必需品だけど生活感ありありなこいつを何とかして目立たなくして"こじゃれ"た車内にしたくて始めた箱ティッシュ入れ作りの続きです。


助手席の背もたれ(シートバック)に付けたミリタリー仕様のシートバックカバーのモールシステムに合うように
セリアで買ってきた箱ティッシュ入れもモールシステム化します。

色具合がミリタリー系にマッチしていて「おおっ」って思ってしまいました。恐るべしセリア。









モールシステムもよく初見でよく分かってなくて、シートバックカバーの現物に当てがってみて、どこにナイロンベルトを縫い付けるか
マーキング。
1インチのベルトが1.5インチピッチで縫ってあって、それが1インチピッチで・・・・最近、脳みそがだいぶ
ポンコツになって来てるので、理屈じゃ分かっていても絶対ミスるので現物合わせが必須。








ナイロンベルトは25mm幅。
Amazonでバックル類と10mのベルトが入って1000円ってヤツを買いました。
これで1000円ってどういうことって感じ。
あと、パッチンって留めるスナップボタンを買いました。








ミシンは40年くらい前に姉が買ってもらったヤツで当時30万円くらいしたもの。
その頃は娘なら20歳くらいになったら親はお金が無くても買って与えた時代。
母親も積み立てたお金で買ってた。

中学生の頃、自転車の工具入れをミシンで作ったことがあります。
当時は母親が使っていたモーターが付いていたけど形は足ふみもあった昔ながらのミシン。
それ以来ミシンは使ってないし、このミシンは糸の掛け方もサッパリ分からず先ずはYoutubeで勉強。
姉もとら母(嫁)も下糸が調子悪いと言っていたので使えるかちょっと不安。

Youtubeでも裏糸がグチャグャになる問題について解説されていて、一番の問題は糸の掛け間違い。
基本的にミシンの構造は同じで順番に見て行くと、先ず掛け方が間違っていたのが分かりました。
さすがYoutube先生。

ボビンや針は百均は使わないようにということだったので、手芸屋さんを探してちゃんとしたボビンを買ってきました。
この歳で手芸屋さんに行くのにワクワクするとは思っても見ませんでた。

適当な布切れを縫ったら普通に縫えました。やった!!








ベルトの端はほつれないようにライターで炙るのですが、ちゃんとした製品を見てみると折り返してあります。
厚いものを縫うと裏糸がグチャグチャになりがちみたいでしたが、ナイロンベルトの二重では問題なく縫えました。
ただ縫い始めの余分な糸がこんな風にダマになってしまってきれいではありません。
この理由もYoutube先生は解説してくれてました。








対策はいきなり縫うんじゃなくて、縫い始めに針を下げて生地に通しておいて余った糸を押さえながら縫うとダマにならないそうです。







1.5インチピッチでベルトを縫い付け。
袋状の箱ティッシュ入れなので開口している方をフリーアームに突っ込んで縫うんですが、縫い進むにつれて段々と
縫いにくくなってくるわけです。
考えれば分かることですが初心者なのでただひたすら必死に縫っていました。

反対側の糸をほどいてそちらから縫えばいい事なんて分かってたんですが、出来た物の糸を切るということがタブーみたいに思えて
限界になるまで踏ん切りがつきませんでした。
何でも経験です。









切ることを知った私はほどきまくりました。
わけのわからない「MY LIFE」のタグも取ってやりました。
なんかすっきり。







ほつれないように縫い始めと縫い終わりに返し縫いすることもyoutube先生に教えてもらいました。
中学生の頃はこんなことも知らずに縫っていました。







ちょっと斜めってしまいましたが相手方のシートバックカバーに通すベルトを縫い付けました。
クオリティが低くて気に食いませんが、やり直すと先が見えなくなるので初品ということを自分に言い聞かせました。






パチンと留めるバネホック。
これもメッキとか黒色とかあって使ったのはアンティークゴールドというやつ。
いろいろあって裁縫が楽しくなります。







モールシステムに必要なベルト類は縫えました。







ここまでくるとちょっと楽しくなって調子付いしまい、工作仲間のkagayakiさんに以前PPシートで作ってもらった
ステンシルシートで文字を入れることにしました。
ナイロン生地に色を塗るのでミッチャクロンでプライマー処理。







普通のラッカースプレーで塗装。







最後に元通りの袋状になるように三辺を縫うわけですが、揃えて縫っていっても最後の方で上の生地と下の生地がずれが生じてしまいました。

生地はミシンの下側にある送り機構で送られますが上側の布は"押さえ"で押されていて抵抗になるため
実際は均等に送られず、布を少し引っ張り気味にして縫わないとこういったずれが生じてしまうとyoutube先生が解説してくれていました。







何回かやり直して三辺を縫い終えました。







完成しました。
何でティッシュが「DANGER」なのって野暮なことは聞いちゃだめです。
あくまで雰囲気です。







シートバックカバーに付けてみました。
出来たのは良いですが何か色合いが合わんなあというのが率直な気持ち。




ちょっと続きがありますが、それは次回に
ではでは


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ハイエース その15 百均セリアの箱ティッシュホルダーのモールシステム化 その1

2023-04-19 02:57:40 | 200系6型ハイエース
車中泊するにの積んでたら便利なのが箱ティッシュとウエットティッシュ、それにコロコロ。
車中泊しない車にも普通にもありそうなので「車の日用品の三種の神器」みたいなもんでしょうか。

有ったら便利なアイテムですが、その辺に適当に置いておくと箱はつぶれて見すぼらくなるし、邪魔だったり。
なにより生活感がありすぎるのが嫌。

必需品なので外せないので、出来たら目立たず、それでいてちょっとおしゃれにしたいと思うわけです。

たまたま見つけた車内用品に座席の背もたれにつけるポケットが格好よかったので真似してみたのが前にも紹介したこれ。

シートバック(背もたれ)に着けるので「シートバックカバー」とか「キックガード」、「シートバック・ポケット」とかって
名前でAmazonで売られています。
その中で一般的なのと少し違うモールシステムとなったミリタリー仕様のヤツです。







モール(MOLLE)システムは「Modular Light Load-carrying Equipment」の略で、幅1インチのベルトが1.5インチピッチで縫い付けられ、
それが縦に1インチピッチで配列されていて、そのベルトにポーチなどの装備品を自由に取り付けるようされた軍用装備品の規格です。








ポーチ類はAmazonで一個1000円くらいで売っていて、むっちゃコスパが良いです。(真似た商品なので品質は値段相応です)







最近、百均もアウトドアブームで色使いがそれ系の物が増えた気がしますし、こういったものはセリアがダントツな気がします。








ウエットティッシュは銃の使い終わったマガジンを入れておく「ダンプポーチ」が丁度いいサイズだったので問題解決。
残るはダンプポーチの下に見えているモノタロウの白い箱ティッシュとコロコロの収納。








箱ティッシュのケースは百均でいくつか買ってきた中からセリアで買ってきたベージュ色したナイロン製のヤツを
モールシステム化してみることにしました。




ここから私のミシンライフが始まりです。
短いですが続きはまた書きたいと思います。

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ダイソーのフェルトでスプラトゥーン3の黄色いイカのぬいぐるみを作ってみた その2

2023-04-14 02:48:03 | 工作(家族)
スプラトゥーン3の黄色いイカのぬいぐるみを作る話の続き。(その1はコチラ

頭と足ができたので木工ボンドでくっ付けておいて、乾かしている間に目の部分の製作。

目の部分って形によって表情が変わるのである意味一番重要な部分。

コンマ何ミリを切るわけですがフェルトなんで細かく切れるはずもなく、切り口もスパッしないので、
切ったか切ってないのか分からないくらいをチマチマとハサミと戯れて形を作りました。

やりながら"魂入れ"みたい。なんて思いながら深夜作業。









黒目に白目が合うように切ってボンドで接着。
貼ってから両者の隙間が合うようにとか白目のエッジが立つようにとか、もろもろ修正。









黒目も少し睨みつけてるような感じなのでそれっぽくなるように意識しました。
まさに「開眼」







本体と合体。
ちょっと足が長かったような。
私に似て足が長いイカになってしまいましたが何か?








足先の吸盤の模様入れるここから先の作業はまた娘と一緒に。








吸盤は最初、ペンで描こうって言ってたんですがせっかくなのでフェルトを貼ることにしました。


右足は娘担当、左足は私担当。
大きさと形をよく見てハサミで切り出し。
小さくて切りにくいから結構面倒でした。








切ったヤツを仮置きして様子を見ておかしかったら修正。








位置が変わるとバランスが狂うので、待ち針を目印にしてボンドを塗って貼り付け。
ピンセットでパーツを持つのが娘でボンドを塗る係が私ってな感じで分業作業。
ピンセットをもった娘が位置合わせして貼り付け。








微妙な位置ずれを指摘するので娘も必死です。
でも、それに応えようと一生懸命貼ってくれました。







裏側の足は吸盤が一つ。
輪郭だけなので白地に灰色を重ねて輪郭としました。








裏の吸盤が最後の作業。







完成。








年食うと何でも面倒になったり、やる気が起きなかったりします。
中にはスーパーマン見たいなオジサンもいますが大抵はそんな感じなんじゃないでしょうか。
でも心の中では「何かしたい」とみな思ってるはずです。

若い頃は「若さが原動力」になって無駄なことも全然平気で出来るんですが原動力が無くなると
無駄に時間だけが過ぎてしまいます。

ミシンって縫い目が規則正しく、麗に縫い上げてくれるので好きです。
娘のためにとか新しく買ったハイエースのためにとか、そんな原動力となるものを見つけて、年食った身体を動かしていかないとと思う日々です。
年食うっていやですね。あ~やだやだ。

娘が喜んでくれたのが何よりです。

ではでは



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