オクテックガレージ2 ブログ OKU-TEC garage2

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと。消えないように,そして生きた証になるように

ヴェクスター125 スズキ純正 対策品(17110-20E23)のクーリングファンが割れる 台湾強化クーリングファンに交換

2023-05-20 18:57:40 | ヴェクスター125
先日のこと。
ヴェクスター125で出勤途中、エンジンから「ボコッ」って音がしてまたエンジン冷却用のクーリングファンが割れてしまいました。

クーリングファンが割れる故障はヴェクスター乗りには割と有名な話。
私も何度も経験しクランクの振れが原因と思いエンジンを積みかえたこともあったのですが、実はまさかクーリングファンの設計不具合。
当初はスズキも知らないと言っていましたが途中で品番変更になって対策品に置き換わり、このベクスターもそれが付いていました。

なのでまさかと思い、駆動用のベルト切れを疑ったほどでしたがそっとアクセルを開けたら加速したんで、
やっぱりクーリングファンの割れと分かりました。


このクーリングファンの破損、写真が残っているだけでも遡ると
2006年10月25日
下側の方、取り付けネジ部を起点にフィンが二枚ほど割れて無くなっています。







2007年8月26日
何度もクーリングファンが割れるのでエンジンが悪いと思い、エンジンの積み替え。
割れるたびにケースを補修したのでケースが可哀そうなことになってます。






2010年11月16日
破片が顔を出してます。



これもネジ部を起点に割れてます。





ファンが割れるだけじゃなくカバーも割れるから曲者なんです。
パッチ当てて修理。
ファンはまだ未対策品








2011年2月27日
アルミ板でパッチを当てた所を突き破ってます。
破片はどこかに飛んで行ってしまいました。



やっぱりネジ部を起点に割れてます。
更によく見ると全部同じ場所。どうよこれ(ネットで見つけた他の人のは違う場所でした)






明らかに強度不足。
この時、対策品に変わったので予備にと2個購入して、うち一つを取り付け今に至っています。






古いヴェクスターですが中国や台湾ではまだ現役らしく、いろいろと対策品が出ていて、クーリングファンも強化型があって
日本でも購入することが出来ます。

ただ本家スズキから対策品がでていることもあって私の中ではそれで十分。なのでこの強化型は不必要だとずっと思っていました。

それが割れたということで、対策には経時劣化までは含まれていなかったようでした。
ということで今回は予備品を使わず台湾スズキの強化型を取り付けることにしました。

購入先はヴェクスター乗りには有名な「プレコミモーター」さん。

オイルエレメントとOリングのおまけまで入っていました。感謝です。






交換前に外観チェック。
カバーは割れていなくてルーバーの隙間から右の方のフィンが無くなっているのが見えました。








割れた破片で内壁は削れ破片は端っこに引っかかっていました。







割れた対策品。
あかんやん。








クーリングファンを外すと取り付け面がサビてました。こんなの初めて。







破断面を観察すると右の穴を境に右側と左側全体で色が違うのが分かるかと思います。
右側は破断面の色が黒く煤けているように見えるのは最初にここが割れたからではないかと思われます。
左側全体は時間が経って後から最後に一気に割れたため白くきれいなままだと思います。
巣穴がみえるので樹脂充填時の条件不良があったかもしれません。







エンジン掛けて錆び取り。真似しちゃだめよ。







スコッチブライトでは落としきれず、粗目のサンドペーパーで削りました。







ローバルで防錆処置。







左が台湾強化型クーリングファン。
フィンをリング状に全周つなげてあります。

対策品(だった)は割れないようにフィンの高さを低くして軽くしてありました。






ということで台湾強化型になりました。









クーリングファンのカバーを開けるとシリンダヘッドの油漏れが結構ひどいのが見えました。
そろそろ予備のエンジンに積み替えようかと思案中。






161330Km
プレコミモーターさんによると20万キロ行ったのは東京のバイク便の方で、一般では私が一番とのことで、
20万キロ行くかどうかは元気で働けるか次第。
延長雇用してもらえるよう頑張ろうっと。






朝から組み上げて無事出勤できました。




ではまた






コメント (6)
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ヴェクスター125で三重県まで軽トラを引き取りプチツーリング

2023-03-15 03:49:30 | ヴェクスター125
ヴェクスター125で三重県まで軽トラを引き取りに行く話の続きになります。

2月の終わりの週末、少し肌寒い日で梅の花が綺麗に咲いていました。











Amazonで買ったスマホホルダーが一日遅れで届き、急ぎ取り付けて三重県に向けて出発したのが昼12時前でした。
予定より二時間遅れ。









スマホをナビ替わりにバイクに付けたら振動で手振れ補正付きカメラだと壊れると聞いて、普段使いのiPhone12じゃなく、昔使っていたモトローラのMoto G7 Plusというアンドロイドスマホをセット。

Googleマップにルートを入れて音声案内はブルートゥースのイヤホンで聞けるようにして走り出したものの、最初の交差点で音声案内の頭の音が
切れてしまう問題を思い出しました。


ブルートゥースのイヤホンって無音状態が続くと電池消耗を防ぐためスリープモードに入ってしまって、立ち上がりでどうしても音の出だしが切れて
しまう癖があります。

なんで音声案内が
「右方向です」が「 方向です」って、あかんやん。

普段からバイクでスマホを使わないので、これの対応をすっかり忘れていました。

前にこの問題を知った時、対策をいろいろ調べましたが「音楽やラジオを流し続けたら」ってくらいしか見つからず、音と音声が被って聞き取りにくいって
イマイチな内容でした。

更に調べてくと、ある人が無音の音を流すというのを紹介されていて、MP3データも公開してくれるという神様みたな人でした。
その名も「無音の音」。 

でその「無音の音」を流そうと久々のアンドロイドを触ろうとしたらすっかり操作方法を忘れてしまってしました。
「無音の音」がどこにあるか分からないばかりか、音楽再生アプリがどれかも分からず。

時間が押してるのに無駄に時間が掛かって焦る焦る。

アンドロイドスマホって標準音楽アプリが無くなてって、代わりに「Youtubeなんちゃら」となって使いにくくなってしまって、余計にサッパリ。
結局諦めてYahoo!カーナビにチェンジ。
こんな時iPhoneのiTunesは便利だと思いました。

Yahoo!カーナビはまだ音声案内で頭が切れることが少ないのでいいんですが、これもあまり使わないのでルート設定が思うようにできず、イライラ。
全ては私の不慣れさが原因ですが、あ~時間ばっかり立って全然前に進みません。

新幹線基地の前でスマホと格闘しました。ここまで家から2キロほど。








三重県まで行くルートは二つ。
枚方から信楽、甲賀を抜けて滋賀県八日市側から向かうルートと、木津川、笠置、伊賀を抜けて亀山から向かうルート。

予定では滋賀県側から向かうルートを行くつもりでGoogleマップにルート設定していたわけですが・・・・









使い慣れていないYahoo!カーナビと小さなスマホの画面にやられてしまい焦りがピークに。
とりあえず設定を終え、疑うことなくナビに誘われるまま走りだしました。


国道163号線を走り清滝峠を抜けると奈良と京都が入り混じるところ。
国道の途中にある精華町柘榴とい町に差し掛かった時、高校生の頃知り合った子がいたのを思い出したので、少し寄り道してみました。







この道の先に家があったような。
もう40年近く前の話しなので忘れてしまいました。








途中で見かけて車屋さん。
変った軽トラに目が行きました。
昔、親父が乗っていたマツダのポーターキャブ(水色の車)。
4台買ったら100万円という破格な値段設定の車でした。
前のフードを開けたら鍵あけれるってのは内緒の話し。








木津川沿いを走って定番の休憩所と言えば笠置のドライブイン。
正しくはドライブインではないですが食べ物屋さん(レストラン大扇って名前らしいです)があって駐車場があってって、そんな風に呼んでました。

休憩する余裕もないので写真だけ取って、とら母(嫁)にLINEで送って即出発。

昨日まで暖かかったのに今日は風が有って寒いです。
ズボンがスースー。
靴はワークマンの軽量安全靴なのでメッシュ素材。
なので靴もスースー。
あまりに寒いのでカッパのパンツを履きました。でも足はスースー、履いてくるのを誤りました。








笠置キャンプ場。
すごい数のテント。








少し行くと関西本線と並走する所があって柵もなくすぐ近くに線路があって好きな場所です。
線路ってどこで見ても旅情をそそります。








クラウンのパトカー。ハイブリッドのパトカーってあったんですね。
思わず撮ってしまいましたが、敵には回したくない車です。
四本出しマフラーって高級&速そう。








半分以上あったガソリンも残り少なくなって、でも周りは何もない田舎道。
ちょっと不安になって「最悪何キロ押して歩くのか?」なんて考えながら来ましたが伊賀の町に入ってスタンドを発見し給油。
トイレを借りてまたすぐ出発。









国道163号線を走ってきて伊賀で国道25号線に入り名阪国道(国道25号線のバイパス道)の「伊賀一之宮IC」を見て「ハッ」と気付きました。

「これ信楽から甲賀を抜ける道ちゃうやん。」








疑わずに走ってきましたが予定とは全く違うルートを走ってました。

ここまで来たのでこのまま進もうとしました瞬間、また思い出しました。
「名阪国道って125cc走れたっけ?」

答えは「NO」

他のルートを探すわけですが小さなスマホの画面では勝手が悪い。
名阪国道は国道25号線のバイパス道なので旧道があるはず。
旧の国道25号線は大和街道というみたいです。









大和街道を順調に進み柘植(つげ)の「伊賀ドライブイン」まで来たら、道はそのまま名阪国道につながっていて焦りました。
「旧道が無い・・・・。」










ナビを確認して少し戻ると薄汚れた旧道を示す看板がありました。
ここから先は通行する人も少ない山間ルート。通る人が少ないことを看板が示しているようでした。









この先はカーブが続く狭い道。
この道も「酷道」って呼ばれてるそうです。







山間ルートは狭いながらもそう長くはありませんでした。
しばら行くとひっそりとしたトンネルがあったので止まることにしました。







反対側から見るとレンガ作りのトンネルで非常に趣のあるものでした。








「大和街道架道橋」
完成は明治23年(1890年)とありました。









関西本線の踏切を越えたときに丁度列車が通りました。
ここまで所々で関西本線と並走してきましたが列車の車窓からも見てみたいと思うことが良くあります。






人気のない単線がある景色。
何とも言えない雰囲気を醸し出しているように思えます。







加太川の渓谷








亀山で国道1号線に入ると一気に普通の道になりました。
昔の街道でいうと大和街道から東海道に入ったということになります。







遠くに見えるのが鈴鹿山脈。
ゴールまでもうちょっと。








16時半、無事到着。
家を出て4時間半の短いツーリングでした。







これが新しい相棒。
ダイハツ ハイゼット
詳細は後日。





一晩泊めてもらった明日こいつで帰ります。
続きはまた書きます。
ありがとうございました。







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ヴェクスター125で三重県まで軽トラ引き取りに行くので整備した その2 バックミラーゆるゆる修理 シガーソケット追加 スマホホルダーのステー作り

2023-03-02 04:39:25 | ヴェクスター125
三重県に住む親戚の叔父さんちへ軽トラを貰いにヴェクスター125で行くための準備 その2です。
その1はコチラ

駆動系のメンテナンスを終えて次は旅を快適にするアイテムの準備。

とその前に、以前バックミラーがゆるゆるになったのを修理したヤツが、また最近ゆるゆるになってきたので
安全にもかかわるので再度修理をします。前回修理したのがコチラ。

バックミラーなんて千数百円で買えますが、そう難しい修理でもないですし新車のスクーターでもないので、直す方が似合ってるように思ったりします。

前回の修理方法はニクロム線でミラーの後ろ側を焼き切って、ナットを増し締めし、切り取った破片を嵌めてハンダコテで溶着するというやり方。
溶着面をヤスリで均したのでノーマルのシボ加工した表面がツルっとしてしまってますが、パっと見は分からないくらいになってます。









ミラーの中のナットを締め付けるだけの修理ですが、ミラーが簡単に外せないので
殻割するのが一番面倒な作業になって、ドリルやホールソーで穴を開けたりすると最後に塞ぐのが面倒になるので
ニクロム線で切り取るのが一番手っ取り早くて確実です。
なので今回も同じ修理方法。


10V、5A弱くらいの電力がいい感じでした。










赤茶けたナット、こいつを締め付けるのが今回のミッション。








一応礼儀として、ばらしてひどい錆はおとしておくことにしました。







錆が酷くならないようにグリスを塗って組付けましたがナットを締め付けると空転してだめ。
よく見るとネジ山がサビで脆くなってダメになってしまってました。

ネジ山が生きているところでナットが掛かるようにスペーサーを入れて締め付けたんですが、トルクを掛けるとやっぱり舐めてしまってダメ。

「あ~あ」って感じ。








バックミラー の棒の部分はΦ10mmくらいあって、そのままの太さなら中心に穴をあけて雌ネジを切って
ボルトで締め付けることもできるのですが、ネジ山がある付近は細くなっててそれは無理。
溶接で盛ってダイスでネジ山を再生ってなったら、それこそ買った方が賢明。
予備品を探したら逆側の右側のミラーがあったので、棒だけ頂くことにしました。







生きてるミラーから移植するのは、本末転倒のように思えますが、右側は健在ですし、それでもう駄目になったら
今度は両方新品に換えるの、ドナーになってもらうことにしました。

ただこちらも錆でネジ山が怪しいので少しでもネジ山が多く掛かるように、ロングナット(の様なもの)を使いました。









ゆるくなっている位置って、軸受け部が他より摩耗が進んでいるようで強く締めても、思ったほど固くなってくれません。
ネジ山がバカにならないように気を付けて、できるだけ締め付けるようにしました。

後は蓋をして溶着。
ABSの棒が無いので適当な端切れを溶接棒替わりにしてます。
最初はハンダコテでやったんですが・・・







樹脂溶接はやっぱりヒートガンの方が良いように思えます。
ミラー:棒=3:7くらいの割合で棒を溶かし気味でやると良いように思えます。知らんけど。









表面はガタガタですが









削ってあげると









意外とボコボコしたのは消えて、それなりの形になってくれます。
よく見ると二回の開腹手術の痕が見えます。








ミラーが復活したので次は旅を便利にするアイテム。
そうスマホをナビとして使えるようにします。

電源はバッテリーから専用に引き込んだケーブルがあったのですがACC連動リレーとか配線している時間がなかったので
以前にポジションランプ分岐してあったギボシ端子に接続しました。








グローブボックスにシガーソケットを付けて電源確保。









バイクにカーナビですが2011年、ヴェクスター125で北海道を旅した時にはスマホなんてない時代だったので
サンヨーのゴリラというSSDポータブルナビを積むためにケースを作りました。









さすがにそのままでは雨が降ったり盗難にも合うのでケースを作ったのですがHDDナビと違って振動に強いSSDナビでしたが
バネ式のサスペンションを付けて振動対策も施しました。









スマホになってバイクにナビが身近になりましたが最近になってスマホの光学式手振れ補正のカメラがバイクの振動で
壊れるという話を聞いて、いずれまた振動対策をしようと思い、とりあえずAmazonで安いバイク用スマホホルダーを注文しました。

スマホホルダーはハンドルなどのパイプにクランプするタイプなので商品が届くまでにクランプホルダーを作ることにしました。

棒の部分は17Sのアルミ材。
ハンドルがΦ22らしいのでΦ22の棒材をスコッチブライトで磨くだけにして外径切削はしないことにしました。











フライス盤でDカットとM8のタップ加工。








棒のままでは重いのでDカット手前までドリルであけて中空にしておきました。








固定するためにステーは百均で買っていたL型ステー。単純に穴を広げただけですが、こんなのでいいのかと思いながらも時間が迫っていたので妥協。









バイクに付けたらこんな感じ。
なんかバックミラーに共締めしているステーがセンスなさすぎ。
スマホの重みでどう見ても緩んできそう。









出発前日にスマホホルダーが届く予定が出発の日に知らん間に変更になってました。
出発の朝、届くまで時間があったのでステーだけ作り直し。
元々が端に曲げ加工してあったSUSの端材だったので強度は十分すぎるくらい。









昼前にスマホホルダーが届きました。
Amazonでは色んな種類のが売ってて正直どれがいいのかサッパリわかりません。
中には振動対策の部品まであって、それの効果も不明確なので余計に迷います。






よく見たらバックミラーに共締めするクランプホルダーも付属してました。
アララ。









とりあえず形になったので出発することにしました。






ではまた。
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ヴェクスター125で三重県まで軽トラ引き取りに行くので整備した その1 中華アドレスV125プーリー ウエイトローラー13グラム ベルト オイル エレメント サイドスタンド交換 

2023-02-28 02:26:00 | ヴェクスター125
三重県に住む親戚の叔父さんから軽トラを貰えることになり、電車で行ってもつまらないのでヴェクスター125で行こうと思い、
気になっていた所を少し整備することにしました。

片道130キロほどですが、それでも久しぶりのソロ・プチツー。ちょっと楽しみ。


ヴェクスター125は私が幼馴染から譲り受けたのが平成11年12月で距離はメーターを一周して今で15万9471Kmです。


まずは駆動系。
ベルトを交換してからしばらく経つのでプーリーと併せて交換。








クラッチに書いておいた交換した日付と距離。
9ヶ月、ちょうど1万キロ走ったことになります。









プーリーはKN企画のハイスピードプーリーですが、意外と良くて最近こればかりです。
ただ今まで無かったのですがなぜか最近ベルトが滑りぎみ。
原因は不明。
プーリー内部、ウエイトローラー辺りは結構カスカスだらけ。









ウエイトで押されて摩耗した内壁。
最高速を上げるためにここをわざわざ削ってウエイトを最外周まで移動させてるって人もいます。








フェイスは変摩耗もなくまだ使えそうでした。








直尺当ててもそう光が漏れない状態。








再使用も出来たのですがアドレスV125用純正タイプの中華製プーリーが
ヴェクスター150で評判が良くて
排気量が小さい125ccでどうかは不明でしたが試したくて今回はそれを取り付け。
Amazonで3630円也。
ベルトもいつものKN企画のもの。







中華アドレスV125のプーリーですがウエイトがデカいです。
商品説明では付属ウエイトは16グラムとありましたが実際は17グラム。
中華製なのでこんな感じでしょうか。

設計が古くて非力なヴェクスター125は「回してナンボ」の世界で高回転仕様にと6グラムの超軽量ウエイトにしてましたが
対して17グラムは単純比較できませんが聞くだけで重すぎな気がしました。

ヴェクスターのプーリーには軸部分(ボス)にオイルシールが付いていたんですが中華アドレスV125にはそれが無く
部品発注が必要かと思って調べたら無給油タイプだから不要だとか。
グリス不要とかいう人もいましたがそのままではボスへのアタックが強すぎ。なので薄っすらグリス塗っておくことにしました。







ベルトの幅は新品で19.3mm









対して1万キロで18.4mm







ノーマルの頃は50ccの原付なみの遅さだったので、様子見してから考えることにして一旦くみ上げました。








足を掛ける所がポッキリ折れてしまってたサイドスタンドも中古品と交換。
縁石に当てて先端も上向いてしまってました。








20数年の歳月でスタンドの足の裏は擦り減って穴があいてしまってました。








今度は擦り減らないように靴を履かせてあげました。
セリアで見つけたキーホルダー、テレビで付けてる人を見たので真似てみました。
いい年こいたオッサンですが何か?






サイドスタンドがスムーズに動くをバイクはよく整備されたバイクの証だと思ったりします。
スパっと出て、パコんって畳めるサイドスタンドは心地いいです。

オイルとエレメントを交換。
オイルはいつものモチュール7100 10W40 4T
エンジンが元気なのはオイルのおかげじゃないかと思います。








中華アドレスV125のプーリーを組んで翌日通勤で走ってみましたが、可もなく不可もなく。
悪いわけではないですがパンチの無い平均的な加速。
面白くないのでAmazonで軽そうなウエイトを探したらKN企画から8グラムというのが出ていたので注文。
この違い。








翌日には届いたので速攻交換。







プーリーのセンターナットを締め付けるのにDカットしたクランク軸をモンキーで挟んでメガネレンチで締めるんですが
どうも無理があります。








で、やってしまいました。
弱いモンキーの口が開いて空回りしてネジを押しつぶしてしまいました。
モンキーの口を広げて取りたいのですが、調整ネジに荷が掛かってしまって緩みません。
ああ最悪。モンキーの口をサンダーで切断してやろうかと思ったくらいです。







なんとか外したもののクランク軸のネジ山つぶれてしまってました。
ダイスで修正しようかと思ったのですが焼きが入っててダイスがダメになりそうなので
ヤスリでしこしこ削って修正しました。








翌日、通勤でテストラン。
さすが8グラムは軽すぎて回転数上げてもウエイトが移動しなくてエンジンうなるばかりで車速が上がらずだめ。
上り坂でしか役に立たないセッティング。


12グラムくらいのにしようかとしましたが、なぜかAmazonだと割高になってるんで
13グラムをその日のうちに注文。

翌日に届いたのでまた速攻交換。
通勤の時に試走。
現行車に置いてきぼりされないくらいの加速になりました。
ただこのプーリー。変速フィーリングがちょっと変。CVTなんで変速っておかしいですが40から50Km/hで変速するポイントがあって
40Km/hあたりで加速が緩慢になって50Km/hで押されるような感じで加速します。
平成初期の日産のオートマみたいな1速から2速の変速ショックが大きな感じ。(余談ですがトヨタは当時からオートマ制御が上手でスムーズでした。)









アクセルも重くて長時間は腕がつらくなるので注油。








CRC556で洗い流した後はグリーススプレーで給油脂。







アクセルも軽くなると如実に分かるので気持ちいいです。





ちょっと長くなったんで続きはまた今度




ではでは
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