第167回 2017年8月15日 「丈夫でしなやか! 手袋がバッグに!?~香川 革製品~」リサーチャー: 黒谷友香
番組内容
驚くほど軽い革のバッグがある。0.5mmという薄い革で出来ているので折りたたむことができ、エコバックとしても使えると人気だ。これは手袋の産地として知られる香川県・東かがわ市のイッピン。もともと革手袋を作っていた会社が、薄い革を緻密に縫い上げる技術を駆使して作り上げた。そして革に「あるもの」を配合して完成させた、柔らかく滑らかな肌触りのトートバッグなど。香川が生み出す革バッグの魅力に黒谷友香が迫る
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201708151930001301000 より
全国シェア90%以上を誇る手袋シェア日本一のまち・東かがわ市。
プロスポーツ選手のグローブはほぼ全部、市内の企業を中心に造られたもの。
東かがわ市の手袋の歴史は、明治21(1888)年に白鳥出身の僧侶・両児舜礼(ふたごしゅんれい)が三好タケノと
大阪に駆け落ちしたことから始まります(えっ⁉)。
そこで生計のためにメリヤス製品の「手靴(てぐつ)」と言われた指無し手袋の縫製を始めます。
(香川では「手袋を履く」と言うそうです)
これを従兄弟の棚次辰吉(たなつぐたつきち)が引き継いで、東かがわ市に戻り、手袋産業を広めました。
ご興味のある方は、今回のリポーター黒谷友香さんも訪れていた「香川のてぶくろ資料館」を訪れてみてはいかがですか!
1. ルボア(Ruboa)
ルボアは、昭和36(1961)年に東かがわの手袋製造によって培われた高い縫製技術を活かして「繊細かつ強度のある革製品」の製造販売を開始しました。
「自ら使ってみたいもの」をコンセプトに作られた、使い勝手のよいシンプルで洗練されたデザインは海外でも評価されています。
ルボアには3つのブランドがあります。
「コルガ(CORGA)」は女性をターゲットにしたブランドです。
『何年経っても飽きのこない洗練されたデザイン』で、『ものが持つ要素を素直に引き出して設計すること』を
目指して作られているそうです。
こちらの「ライトバッグ(LBAG)」は、驚くほど軽い!
0.5mmという薄い革で出来ているので折りたたむことができ、エコバックとしても使えると人気のイッピンです。
2006年に生まれた「hmny」というブランドは3人の発起人の頭文字を取って名付けられたもの。
「h」はルボアの林さん、「m」はデザイナーの宮城さん、「n」はプロデューサーの名児耶さん、「y」はあなた(you)!
『あなたがいて初めてこのブランドが完成する』
「hmny」は男性的な目線で作られているものが多いものの、ユニセックスで使用できるようデザインされており、女性の方にも人気が高いです。
ルボアの新ブランド「BrEAknoT(ブレイクノット)」は作り手の職人さん自身が考案し、編み出していくブランドです。
基本的に革財布を主に取り扱うルボア。
何千種類もの財布を作ってきた職人さんが今までに作ったことがない財布を作りたいということで産まれました。
日本最小の革の長財布「Ollet(オレット)」も紹介されています。
お札は折りたくない、でも財布は小さい方がいい・・・
そんな思いから生まれた、「BrEAknoT(ブレイクノット)」の第一弾製品です!
*http://atmarymead235.seesaa.net/article/456497553.html より
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