「平山郁夫氏の版画」が相当量「贋作」と認められた。
昨年発覚後、調査がどんどん進んでいる。
「販売者」は・・・そごう・西武百貨店。
なんとも情けない・・・
「西武百貨店」では、以前に「絵画事件」を起こしている。
そう「イトマン事件」の1つだ。
あの「許永中」が関わった巨額詐欺事件。
なのにまたやらかしおった。
今は「そごう・西武」とはなったが、まさか「黒幕」はその当時の生き残りではないだろうねぇ~
鑑定を依頼した側は、「最近の百貨店担当者は目利きができない連中」と非難。
そりゃそうだ、バブル期には何人も「専門家」がいたが、今ではどの売り場・バイヤーも「本物の専門家」は少ないことだろう。余力のない時代、「自己啓発も含めた経験値」は低次元のものになってはいないか?
売り場を見れば明らか。
「一流品」をしっかり売れないのは、バイヤー・売り場責任者の責任は大きい。
「百貨店=信用」はもう相当不確かなものに。
話を戻して・・・
「贋作」も「油絵」など自筆のものならまだわかりやすいはず。もちろん「入手ルート」が信用のひとつではあるが。
しかし、「版画」は難しい。
最近の「印刷技術」は素晴らしい。ちゃんと「本物を高解像度でスキャン」できれば「印刷」すればいい。見抜ける力がある者が助言を加えれば、「本物同等」のものも作れるとか。
キャノンの最高技術を使って「複製」を作ることで、「本物の劣化」を防ぐ目的は認められている。ただ、それは「本物の所有者」が正式に認めるのが条件。
「転売目的」で「贋作」を大量制作して販売するなんて「犯罪」は決して許されない。
「本物」が欲しければ、本当の本物の画商で入手することをおすすめする。
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