いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

うまいッ! NHK「甘くさっぱり 河内晩柑~愛媛・愛南町~」

2024-04-30 08:52:28 | うまいッ!NHK

 うまいッ! 「甘くさっぱり 河内晩柑~愛媛・愛南町~」 2015年06月07日

 番組内容
 酸味が少なく甘いかんきつ類、河内晩柑。全国の6割の生産を占める愛媛県愛南町を訪ね、町内一の生産を誇る農家を俳優の米原幸祐さんが取材。ここでは一般的な収穫時期を過ぎたあとも2か月以上果実を木に実らせておく「木なり」という方法をとりいれ、すっぱさの元になる酸を程よく消費させている。木の根もとに大胆な切れ込みを入れるなどのワザを駆使して果実の甘味を追求する姿を紹介。他産地のIT農業も取材。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201506070615001302100 より

 詳細不明につき、勝手に調べてみました。

 「河内晩柑」

 河内晩柑(かわちばんかん)とは、柑橘類の一種である。美生柑(みしょうかん)、愛南ゴールド(あいなんゴールド)、宇和ゴールド、ハーブ柑、天草晩柑、ジューシーフルーツ、ジューシーオレンジ、灘オレンジ、夏文旦などとも呼ばれる。

 概要
 河内晩柑は、昭和10年に熊本県飽託郡河内村(現・熊本市西区河内町)で発見された自生種で、ザボン(ブンタン)の血を引いていると考えられていたが、近年のゲノム解析により弓削瓢柑の変種である説が最有力となった。

 地名から「河内」と年を越して春を過ぎた夏になって収穫を迎える一番遅い季節の収穫ということから「晩」の柑橘とされ「河内晩柑」と名付けられた。

 外観や味から和製グレープフルーツと称される。名称にもあるように晩生であるが、5月に開花してから翌年の8月を過ぎても樹上に実がついたままという特徴がある。また収穫適期が春以降のために越冬する必要があり、冬期も一定以上の気温でほとんど降霜することのない温暖な地域での栽培が適している。そのため、主な生産地は愛媛県の南予地方や九州の南部あたりになる。

 特に愛媛県の最南端の愛南町は全国に先駆けて1970年代に産地化が始まっており、その生産量は日本の約7割を占めるという日本一の産地である。最も早くからのブランド名である「美生柑(みしょうかん)」は愛南町の前身の一つである御荘町(みしょうちょう)に由来する。また、平成の大合併で誕生した愛南町では2007年から「愛南ゴールド」というブランド名を商標登録して広報している。

 日本における収穫量は、2005年が7,078 トン、2010年が8,822 トン、2020年は11,203トンとその生産量は増大を続けている。その主な内訳は愛媛県が約73%、熊本県約23%である。

 特徴
 国産柑橘の端境期である4月~8月に旬を迎える晩成の柑橘であり、収穫時期が2月~8月ごろ、出荷時期が3月~8月ごろと、日本の他の果樹やすべての果菜類を含めても極端に長い。この稀有な特性により、春以降の国産柑橘が品薄になる時期に店頭に並ぶ露地栽培の柑橘として認知度が上がってきている。

 2月~3月ごろはまだ酸味が強すぎることが多いことから、貯蔵をし減酸を待ってから出荷をする生産者や組合もある。それ以降に収穫されたものはそのまま速やかに出荷される。

 春から夏にかけて糖度、酸度、果汁量は緩やかに低下し、シャキっとした食感に変わっていく。この変遷は暑い時期に適した食味・食感だとして受け入れられている。

 春以降も樹上で結実させている場合は、これから収穫する果実のとなりで花が咲いたり、小さな緑の幼果が同居するという、果樹にしては珍しい状態になる。この発芽~開花以降の時期に農薬散布をすると収穫前の果実にもかかってしまうため、この時期に使用できる農薬はかなり制限される。そのため特に梅雨時期以後は見た目が悪いものが多くなっていく。また、「回青(かいせい)」現象といい、この時期まで樹上で成らせた果実はやや青く色が変わることがあるが、植物の生理上の状態としては健全な反応なので問題はない。

 栽培上の大きな問題として、11月以降に気温が下がってくると「後期生理落果」と呼ばれる症状が発生し、へたの部分から外れて地面に落ちてしまう。急激な気温低下や過度の乾燥、強風などが重なると果実がほとんど落ちてしまうケースも発生する。落果したものは商品価値が無くなるのでそれを防ぐための植物成長調整剤などを散布するのが一般的であるが、このために河内晩柑は無農薬栽培が難しい品種とされている。

 柑橘類の中ではかなりの大木になる品種であり、放任するとすぐに徒長する傾向にある。

 特筆すべき事項としてオーラプテンが他の柑橘類と比較して大量に含まれているということが挙げられる。この成分は脳の認知機能の維持が期待できる成分として近年注目されている。

*Wikipedia より

<文旦類> 河内晩柑

https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry/?eid=3fe4444f4c80af3e88f9a445692452f4&sc=c2VhcmNoX3R5cGU9MSZsaW1pdD0xMCZzb3J0PWRlc2Mma2V5d29yZD0lRTYlQjIlQjMlRTUlODYlODUlRTYlOTklQTklRTYlOUYlOTEmcD0x

こちらもご参考に

 

 「Misho」ってどんなかんきつ?
 「Misho」は、河内晩柑という日本の品種で、欧州でのブランドネームです。愛媛県が生産量日本一を誇るかんきつで、代表的な県内産地の地名を由来として名付けました。
 「Misho」は、冬が旬のかんきつとしては珍しく、春から夏(4月~7月)にかけて旬を迎える希少な品種であるため、近年、日本でも人気が高まっています。鮮やかな黄色の外観が特徴で、果汁たっぷり。糖度は11%ほどですが、爽やかな酸味とかすかに感じる苦みが繊細な甘みとなって味わえます。皮をむいた時に広がる特有の心癒される豊かな香りもお勧めです。
 また、ビタミンCやカルシウム、カリウム、食物繊維がたっぷりと含まれ、他のかんきつ類に比べカロリー・糖質・脂肪が比較的少ないのも特徴です。暑さが増してくる時期には、冷蔵庫で冷やして召し上がれば、心地よい甘さと爽やかな酸味を一層楽しむことができます。

 主要成分(可食部100gあたり)
 エネルギー 35kcal
 タンパク質 0.7g
 ビタミンC 36mg
 水分 90g
 脂質 0.2g
 β-カロテン 38μg
 炭水化物 8.8g
 グルタミン酸 42mg

 美味しい食べ方は?
 「Misho」は、皮が厚いかんきつですが、簡単に手で剥くことができます。冷蔵庫で冷やしたり、凍らせたりしても美味しくいただけます。また、香り豊かな皮も非常に特徴的で、ピールやマーマレードにしてもとてもおいしくいただけます。
 さらに、すっぱいレモンと同等のグルタミン酸が含まれているので、魚や肉との相性も良く、料理の風味付けとしても使えます。

 料理や食べ方の具体例
 ドライフルーツ
 ジュース
 ソフトクリーム
 スムージー
 ゼリー
 ドレッシング
 カルパッチョソース
 ジャム
 カクテル
 料理の風味付け

 身体にも優しい!
 「Misho」は、最低限の農薬だけで栽培する環境にやさしい方法で育てられています。
 また、最近、認知機能の改善や脂質代謝促進の作用がある機能性成分“オーラプテン”が、他のかんきつより多く含まれていることが判明し、今後の需要の伸びが期待されています。

 どこで栽培 されたの?
 愛媛県は、海、山、川の自然に恵まれ、農林漁業の営みが盛んです。
 特にかんきつ栽培の農業システムは、日本農業遺産に認定されており、急傾斜の段々畑が特徴で、壮大な景観とともに、日本一の“かんきつ王国 愛媛”の屋台骨を担っています。
 また、平均気温が16℃を超える温暖な気候に加えて、「太陽からの直射日光」「海面からの照り返し」「石積みからの反射日射や熱放射」の「3つの太陽」に恵まれるなど、良質なかんきつの生産に必要な条件が揃っています。
 なお、これらの地域では、農林漁業の体験学習プログラムが用意されており、環境に配慮した日本の“田舎”の暮らしをどっぷりと体験する“民泊”も含めて、住民自らがSDGsを推進する取組みとして注目されています。

 愛媛県
 愛媛県は、日本最大の内海「瀬戸内海」に面した四国島の西側に位置しています。愛媛という名は、“美しい姫”を意味し、日本神話に登場する女神の名前に由来しており、その名のとおり、温暖な気候と優しく雄大な自然に恵まれています。代表的な観光スポットである「道後温泉」は、日本最古の温泉として有名であるとともに、その温泉施設は、日本の温泉文化の象徴的建築物と称され、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの三つ星にも輝いています。また、近年では、愛媛から瀬戸内海を横断する“しまなみ海道”がサイクリングの聖地として注目されています。

*https://www.kankitsu.aifood.jp/special/ より

 

 愛南ゴールド(河内晩柑)について紹介します 2024年04月23日更新

 香り豊かな金色の果皮
 ほどよい甘さと爽やかな酸味が特徴の愛南ゴールド(河内晩柑)とは

 愛南ゴールド(河内晩柑)の歴史
 河内晩柑(読み方は、かわちばんかん)は、1935年(昭和10年)に熊本県の河内村(現在の熊本県熊本市西区河内町付近)で発見された偶発実生です。

 愛南ゴールドは、品種を河内晩柑といい愛南町が生産量日本一を誇っている柑橘です。河内晩柑は、美生柑(みしょうかん)、宇和ゴールド、ハーブ柑、天草晩柑、ジューシーフルーツ、ジューシーオレンジ、灘オレンジ、夏文旦などとも呼ばれています。愛南町では、2007年(平成19年)1月に名称を公募し、同年3月に総称名称として愛南ゴールドに決定しました。

 愛南町に河内晩柑が伝えられたのは1971年(昭和46年)のこと。樹上で12か月間から15か月間実らせる越冬栽培にも関わらず、寒さには大変弱く寒波には耐えられない河内晩柑は、冬でも霜が滅多に下りない愛南町の温暖な気候に大変マッチしました。

 愛南ゴールド(河内晩柑)の特徴
 愛南ゴールドは、文旦から派生したといわれており糖度は約11%ですが、ほどよい酸味の効いた「苦味のない和製グレープフルーツ」のような味わいが特徴です。

 愛南ゴールドの食べごろの旬は4月から7月。収穫時期が長いため、はじめは果汁たっぷりジューシーですが、時期が遅くなると酸味と果汁が抜け、さっぱりとした味わいになってきます。

 日に日に暑さを増してくるこの時期に、愛南ゴールドを冷蔵庫で冷やしてお召し上がりいただき、さわやかなひと時をお過ごしください。

 また、かんきつ特有の香りが豊かな「皮」も非常に特徴的で、マーマレードやピール作りなどご家庭でチャレンジしていただくのも楽しいと思います。

 河内晩柑の可食部100gに含まれる主要成分(食品成分データベースこのリンクは別ウィンドウで開きますから引用)は以下のとおりです。

 エネルギー 35kcal たんぱく質 0.7g ビタミンC 36mg
 水分 90g 脂質 0.2g β-カロテン 38μg
 炭水化物 8.8g 灰分 0.3g グルタミン酸 42mg

 愛南ゴールド(河内晩柑)のおいしい食べ方
 魚や肉と相性の良い愛南ゴールド
 愛南ゴールドは、魚や肉と相性がよいことをご存知ですか?

 レモンを焼き魚などに絞って食べることがありますが、愛南ゴールドには、すっぱいレモンと同等の量のグルタミン酸(昆布、醤油などに含まれる。)が含まれています。

 このグルタミン酸は、うまみ成分のひとつで、魚や肉に多く含まれているもう一つのうまみ成分のイノシン酸(鰹節などに含まれる。)と一緒に取ることにより、うまみ成分の相乗効果で、それぞれで味わうよりもより一層美味しく味わうことができます。

 愛南ゴールドは、愛南町の同じ風土で育った特産品のカツオやタイなどとも非常に相性がよいといえます。

 みんなが作っている愛南ゴールドを使った料理や食べ方
 果汁が多く爽快な味わいの愛南ゴールドは、定番の生絞りジュースやゼリー、サラダやマリネなどいろいろな料理や食べ方があります。

 愛南ゴールドの皮を使ったもの
 ドライフルーツ(ピール)など
 愛南ゴールドの果肉を使ったもの
 ジュース、ソフトクリーム、カキ氷用シロップ、スムージー、ゼリー、ドレッシング、カルパッチョソースなど
 愛南ゴールドの皮と果肉を使ったもの
 ジュース、ポン酢、果実酒、ジャム、味噌ディップ、ドレッシング、カルパッチョソースなど

*https://www.town.ainan.ehime.jp/norin/appeal/kankitsu/ainangold/kawachibankan.html より


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <料理用語-和食> 栗名月 | トップ | <B級ご当地グルメ> 岩手 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

うまいッ!NHK」カテゴリの最新記事