■ラインが段違い?
土曜日、日曜日と、やっと塗装にかかれました。
天候待ちというわけでなく、仕事が忙しく、帰宅してもどうもやる気がしなくて…
さて、相模線製作の肝となる塗装です。
第一の難関は調色。
あの微妙な色合いのラインカラー。
ベースとなるカラーがなかなか見つからないので、「色の源」から最初から調色するのかなぁとあきらめていたのですが、いいものを発見。
▲パステル系カラーはやはりこの手のパッケージデザインとなるんですかねぇ~(汗)
オヤジにとっては、このパッケージを持ってレジに出すのには何となく抵抗があるのだが、あきらめてサッサと購入。
ラインカラーの薄いほうは、白をベースにアクアグリーンを加えていって近づけ、最後に隠し味程度にスマートブルーをちょい足し。
濃い方は、アクアグリーンをベースにスマートブルーを足していって近づけました。
▲1色目吹き付け後 手前のランナーは調色具合を見たテストピース
今回の塗装はセオリー通りに、ラインカラーを吹いてから、車体色のシルバーを吹く手順で進めます。
ラインも薄い方から先に塗るという、これまたセオリー通りの手順。
ラインカラーの薄いほうの幅は約0.5mm。
この幅にカットしたマスキングテープを貼ります。
▲直線が命!
直線に貼るために引っ張りながら一気に全幅に貼ります。
そして余分部分をカット。
ところで、このラインの位置ですが、先頭車にはちょっと注意が必要。
やる気の無い時に、写真を眺めていた時にあることに気が付きました。
なんと、前面に回りこんでいるラインは左右で高さと幅が違うのです!
正面から見て左側のラインは、正面からはほとんど見えないので分かりづらいのですが、側面を見ると明らかに位置が違います。
まずは右側面。
▲幅も高さも側面ラインから変化せず前面へ回り込んでいる
ところが、左側面は…
▲乗務員扉より前側のラインは若干上にずれており、幅も微妙に狭くなっている
この写真だと段違いが明らか。
▲ライトケースやガラスとの位置関係によるデザイン的処理でずらしてあるようですね
そういうわけで、
この微妙な段違いを表現していきます。
▲何とか表現できそうですね
2色目の濃い方のラインカラーを吹き付け。
▲もう少しグリーンを残しても良かったような…
そして最後のシルバー。
Mrカラーのスーパーファインシルバーを吹き付け。
このカラーは粒子が細かく、エアブラシで吹くときれいな塗装面に仕上がります。
いよいよ、マスキングテープの除去。
仮組みしてみました。
▲雰囲気よく出来たのですが、正面ラインの曲がり部分のRが大きすぎた(泣)
スーパーファインシルバーでは、205系のダルフィニッシュな表面仕上げにはきれい過ぎるな…