賞味期限

賞味期限２００９年○月○日とか、書かれてある食品類。それを切れても食べられるか？リリオーはスーパーで買い物するとき、あまり気にしないで買う。だって少しくらい過ぎたってどうってことないし、ヤクルトやらプレーンヨーグルト、うどん玉など、何時までも置いておくことないからね。でも、気にしないと言っても、牡蠣や豚丼等で食あたりして偉い目に遭ったことある・・・しかし、のど元過ぎればと言うこともあり、直ぐに忘れて気にしなくなる。何故そんなこと言うか・・・実は、アワビスープの缶詰が出てきたんだ。賞味期限２００７年○月○日というやつ。友に聞いてみた。
「大丈夫と思うわ、この前、何十年前の缶詰も食べたという人がテレビに出て、何ともない食べられると言うてたわ、他の出演者はビックリして食べなかったけど」ホンマ？じゃ、開けてみようか、いや、やっぱし怖いわね、捨てようかな？何で早く食べなかったんだろう。悔しい。
この前、自転車で走っていたとき（まあ、何時も自転車だけど）急にパンクして、どうしようかと引っ張っていたら、突如、自転車屋の前に出た。大きなチェーン店ではなく、小さなもう閉まっているんじゃないかと思われる店。
「やってますか？」と引き戸を開けると「やってまっせ」「パンクしたから直して」「ハイハイ」とやってくれた。「オヤ、ブレーキも切れてる」「ほんまかいな？」まあ、仕方ないブレーキも新しいのにしてもらいお金を払うと「これ、持って帰り」と缶ジュースをくれた。「ありがとう」えらい気の利くエエ人やと、もらって買えると、何か古そうな缶、裏をみると１０年も前に賞味期限が切れている。怒るで！それから、しばらくしてその店前を通る機会があったので、持って行った。「おじさん、これ、１０年も前の缶ジュースやで、呑むのん、こわいで」と返した。「へえ、そんなに古かったん、知らんかったわ、ごめん」と言い、１００円玉を渡そうとした「そんなん欲しくて言いに来たんと違う、もう、人にやったらあかんと思うたから持って来たんや」「そうか、そんならそうするわ」と屈託がない。
まあ、１０年前の缶ジュースも、もしかして飲めたかも知れない。おじさんも飲んでいたんだろう、そして何ともないからくれたんだ。でもね・・・
賞味期限って難しいね。
そして、あの、アワビスープ缶詰を開けてみようかどうしょうかと悩んでいるリリオーなのであります。