〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

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20190730 ガスって展望望めず〔雷鳥坂~▲剣御前山②~新室堂乗越〕旬の花々と雷鳥との遭遇を期す

2019-07-30 | 〔2019北陸エリア〕避暑&(夏)山歩記@見聞ログ

今日は朝方から周囲の山にガスが垂れ込めていた。

展望が難しいかもしれないので、今が盛りの高山植物と雷鳥との遭遇を期待して、雷鳥坂コースから登り、▲剣御前山~新室堂乗越コースで下山することにした。

出発した7時の外気温は9℃と肌寒いくらいだった。

[今朝は、山にガスが垂れ込めいた]

 

[まずは大きな沢を渡って、急登の雷鳥坂コースを登って行く]

 

[今が盛りのチングルマの群落が広がる]

 

[チングルマに次いで群落の多いハクサンイチゲが凛々しい]

 

[今の立山で見られる群落の双璧、チングルマとハクサンイチゲ]

 

[雷鳥沢キャンプ場を見下ろすようになってきた]

 

[足元には、賑やかなイワカガミとイワヒゲ?のような小さな花々]

 

[ひっそりと咲くコバイケイソウ三輪]

 

[風雨で花弁が乱れたチングルマ]

 

所々にチングルマの群落が現れる。

[イワカガミと奥にはアオノツガザクラかな?]

 

[小さなアカモノが鈴なり]

 

[イワツメグサ?]

 

きつい雷鳥坂を登りきり、剣御前小屋に到着した。

[峠は、まだ濃いガスに包まれていた]

 

以前には、この小屋で手作りカレーを食べた記憶があった。

昼食は11時からで、カレー又はラーメンを提供するらしい。

まだ9時過ぎで、残念ながら昼食には早かった。

[ここの売店で温かいココア(¥400)を飲んだ]

 

ここの奥にある▲剣御前山に向かった。

[ガスの中には、岩場にトウヤクリンドウを見つけた]

 

[GPSでは、まだ奥にピークがあるようだが、▲剣御前山の標識があった]

 

展望も無いので、ここでUターンした。

[ガス纏うリンドウ]

 

ここで突然、目の前に雷鳥が現れた。

[羽繕いする雷鳥、赤いアイシャドウが目立つ]

 

[人懐っこく、全く逃げない雷鳥]

 

小屋まで戻り、帰りは稜線沿いに新室堂乗越コースで周回することにした。

ここで再び、子供の雷鳥が現れた。

すぐ後からは、もう1羽の子供の雷鳥と親の雷鳥も現れた。

[子供の雷鳥が現れた]

 

[2羽の子供を見守る親の雷鳥]

 

[仲良く散歩する雷鳥の親子]

 

[ダイモンジソウだろうか?]

 

[こちらのコースもチングルマの群落が多い]

 

[ハクサンイチゲは凛々しい]

 

[クルマユリも咲き出した]

 

[ツルキンバイだろうか?]

 

[チングルマが岩場を飾る]

 

[今の主役はチングルマである]

 

[雷鳥沢キャンプ場が見えてきた]

 

[依然としてガスが覆っている]

 

[大日三山コースへ立ち寄ってみた]

 

[風に揺れるハクサンイチゲ]

 

[チングルマとイワイチョウ]

 

[ツルキンバイ]

 

[岩場に根を張るイワカガミ]

 

[イワイチョウ]

 

[キャンプ場近くまで下りて来ました]

 

今日は予想通りガスが晴れず、展望には恵まれなかったが、多くの花々と雷鳥に遭遇出来て良かった。

[黄色く染まった沢筋]

 

昼食に雷鳥沢ヒュッテに向かった。

[以前の手作りカレーも、レトルトカレー(¥1,000)に代わっていた]

 

それでも贅沢は言えず、あっという間に平らげてしまった。

問題は、アテにしていたヒュッテの夕食を時間的に食べられないことである。

 

今夜の夕食はテントで、持参のカップ麺を食べただけである。

外に出ると周囲のテントからは、豪勢な焼肉らしきイイ臭いが漂っているのである。

これから先が長いのに、あと持参の食料は1食と非常食ぐらいしかない。

こうなれば山上の山小屋で泊まり、おもいっきり食料補給するしかないかな♪、と思いながらシュラフに潜り込んだ。