今朝は、6時頃に目が覚めた。
早朝に入って来るクルマやリュックを背負い出発する登山者たちを眺めながら、自分も最後の準備を済ませ長期のテント泊に出発した。
[出発時の7時頃には、泊まった駐車場は満車になっていた]
[電車の終点になる立山駅、奥に室堂~扇沢方面への切符売場がある]
[7:40発の立山駅からケーブルカーで美女平へ向かう]
[美女平行きのケーブルカー乗場]
ここ立山駅からケーブルカー(7分)で美女平へ、そこで高原バス(60分)に乗り換えて室堂ターミナルまで行く(¥2,430)。
[室堂ターミナルで、白エビ天ぷらの立山そば(¥950)を食べて出発]
ターミナルの屋上に出て、山歩が始まる。
今朝は生憎のガスった天候で、立山連峰は見えない。
[観光客と登山者が半々ぐらいだろうか?]
[まずは雷鳥沢キャンプ場に向かった]
[室堂からは、みくりが池沿いに進み、雷鳥沢キャンプ場へ下る]
室堂を出発すると、遊歩道沿いにチングルマやイワカガミなどの高山植物が咲き出していた。
[チングルマとイワカガミ]
[今が盛りのチングルマの群落]
[室堂ターミナルを振り返る]
[2,400mの高所のあるミクリガ池]
[雪解けしたところから高山植物が咲き出す]
[鮮やかなハクサンチドリ]
歩いていくうちに、だんだんとガスが晴れてきた。
[ガスが晴れて、立山三山~▲浄土山が見えてきた]
[血の池]
途中、風向きによっては地獄谷からの火山ガスがかなり臭う。
[地獄谷方面への遊歩道は、火山ガスの影響で通行止めらしい]
今の時期にしては、今年は残雪が少なそうである。
[眼下にテント場になる雷鳥沢キャンプ場が見えてきた]
[キャンプ場へ下って行く]
[キャンプ場が近づく、右手に管理棟がある]
まず管理棟へテント場の受付をしに行った。
[金沢大学医学部の医療機関も兼ねた野営管理所]
テント場は一泊¥500、二泊以上は何泊でも¥1,000で、雪渓の水も豊富でトイレはペーパー付き水洗が男女別に4器ずつあるようだ。
近くの雷鳥沢ヒュッテで入浴(¥700)と売店や簡単な食事(レトルト食¥1,000)も出来る。
このヒュッテのお陰で長居が出来るのである。
[テント場周りにも花々が咲き出していた]
まだテント場は混んではいないようだった。
[ぼつぼつテントの設営が始まった]
テントの設営も九年振りで、同じ場所である。
このテントは20年も前のもので、九年前に使って以来広げてもいないので、無事に使えるのか不安だった。
[心配された我テントも無事に設営完了した]
朝方かかっていたガスも晴れだし、ようやく▲別山~立山三山が見え出した。
[テントの中から別山を望む]
[テント場の前には高山植物が咲いていた]
[イワイチョウに寄ってきたアサギマダラ]
[テント場周りには、イワイチョウの花が多く見られた]
[富士折立からの大下りにも残雪が殆ど無かった]
[テントで地元ラジオを聴きながらの避暑気分]
[山を前に読書にふけるキャンパーもいる]
夕方になり、近くの雷鳥沢ヒュッテへ夕食と入浴に向かった。
ところが来客が多くなってくると、ヒュッテでの食事は最近13~15時頃で終わり、入浴も17時頃までというのである。
ヒュッテも人手不足で宿泊客の応対準備で忙しいと言うのが理由のようである。
九年前には18時頃まで食事が出来ただけに、これを当てにして食料を2~3食分しか持ってきていないのである(>_<)(*_*)(>_<)。
入浴は間に合ったが、食事がカップ麺ばかりでは身体がもたないなあ。これは困った!
[雷鳥沢ヒュッテの売店兼受付]
[雷鳥沢ヒュッテの内湯(¥700)、隣の露天風呂も入浴可能]
テント場に戻って、日が傾くにつれて夕陽が立山三山を照らし出した。
[テント場前に広がる▲別山~立山三山の山並み]
[夕照に輝く立山三山(▲富士折立~▲大汝山~▲雄山)]
[こちらは西側の大日三山側(左側に▲中大日岳~右側に▲奥大日岳)]
ヒュッテでの夕食を食べ損ない、早くも残り少ない夕食をテントで食べた。
[夕食後のテント内]
さて、この先の食事をどうするか?案じながら、シュラフに潜り込んだ。