岡山市立市民病院 総合診療グループ(ER+GIM)

岡山市立市民病院の総合診療グループである『総合内科』と『救急総合診療科』の日常の雰囲気を伝えていきます。

新病院進捗状況(2015/02/16)

2015-02-17 00:23:18 | その他
こんばんは。Dr.Waveです。

来年度に向けて診療体制や臨床教育プログラムの調整に日夜取り組んでいます。
後期研修医・初期研修医の臨床教育のみならず、当病院に実習に来られる医学生の皆様にも「岡山市民病院ならでは」のプログラムを提供できるよう考えています。

もちろん患者様への診療サービスの向上は何より一番に考えています。

沖縄県立中部病院の伝説の指導医である喜舎場朝雄先生は、
ある本でこう述べています。

『初期研修プログラムは患者さんのためにある』

地域に良い医療環境を築こうと思えば、良い医師を育成していかねばなりません。
全ての医師の第一歩は初期研修から始り、実経験をもとに医師として成長をしていきます。

そして全ての研修には患者様が存在します。
患者様の受けるサービスの質は保証されなければなりません。

そのために臨床研修病院は指導システムを構築する必要があります。
レクチャーやケースカンファレンスを初期研修・後期研修プログラムとしてスタッフが提供し管理しなくてはなりません。

また研修医は患者様を診療するための義務としてプログラムに積極的に参加していかねばなりません。
場合によっては自分たちが受けたプログラムにフィードバックをかけて後進の研修医により良い研修環境を築いていかねばなりません。

岡山市立市民病院は、岡山の(いや日本の)医療の未来を築ける臨床教育病院として成長していきたいと考えています。


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さて、本日新病院に訪れました。
これまでは設計図のみで診療イメージを行っていましたが、今回初めて実際の建物の中に入ることができました。
各部屋や廊下の広さを体感し、患者様やスタッフの導線も確認しました。

診療サービスは真心からまず始まりますが、ハードの形態によっても内容は変わってきます。

岡山市立市民病院が地域の方にとって有益な施設になるよう今後とも頑張っていきたいと思います。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。









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