おはようございます。Dr.Waveです。
4/24は「OCH救命救急 M&Mカンファレンス」が開催されました。
2015年度の第1回でもあるので、桐山先生より「M&Mカンファレンス概論」をレクチャーしていただいた後、ケースディスカッションを行いました。
今回のケースは救急患者における血糖測定についてでした。救急患者では「walk in」と「by ambulance」とで分けて考えますが、「walk in」患者では交感神経亢進症状や神経症状のある患者をトリアージ問診時に、「by ambulance」患者ではルート確保時もしくは採血検査時に全例に簡易迅速血糖測定を行うのが妥当であろうと考えられました。
errorを回避するためには様々な状況を想定して考えることが大切です。スタッフの疲労がピークに達しているとき、災害医療を彷彿するようなhigh volumeな対応患者数のとき、様々な理由で一時的にでも少数スタッフで対応をせねばならないとき(院内急変時など)、疫学的に多いにも拘らずtrickyな病態を呈しやすいときに、errorの確率を下げるにはどのようなシステムを組んでおくのがよいかを考えるのが「M&Mカンファレンス」の醍醐味です。勿論そのシステムが通常時にも「煩雑性」や「経済性」にも耐用性がなくてはなりません。
岡山市立市民病院の救急センターは「M&Mカンファレンス」を繰り返し行いシステムの強化を図っていきたいと考えています。
4/24は「OCH救命救急 M&Mカンファレンス」が開催されました。
2015年度の第1回でもあるので、桐山先生より「M&Mカンファレンス概論」をレクチャーしていただいた後、ケースディスカッションを行いました。
今回のケースは救急患者における血糖測定についてでした。救急患者では「walk in」と「by ambulance」とで分けて考えますが、「walk in」患者では交感神経亢進症状や神経症状のある患者をトリアージ問診時に、「by ambulance」患者ではルート確保時もしくは採血検査時に全例に簡易迅速血糖測定を行うのが妥当であろうと考えられました。
errorを回避するためには様々な状況を想定して考えることが大切です。スタッフの疲労がピークに達しているとき、災害医療を彷彿するようなhigh volumeな対応患者数のとき、様々な理由で一時的にでも少数スタッフで対応をせねばならないとき(院内急変時など)、疫学的に多いにも拘らずtrickyな病態を呈しやすいときに、errorの確率を下げるにはどのようなシステムを組んでおくのがよいかを考えるのが「M&Mカンファレンス」の醍醐味です。勿論そのシステムが通常時にも「煩雑性」や「経済性」にも耐用性がなくてはなりません。
岡山市立市民病院の救急センターは「M&Mカンファレンス」を繰り返し行いシステムの強化を図っていきたいと考えています。
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