先日、BSで放映していた。山田洋次監督の不朽の名作映画。主演は風見精一(井川比佐志)、風見民子(倍賞智恵子)、おじいちゃん(笠智衆)。長崎の島から、北海道に開拓を目指して旅をする人間賛歌。昭和40年代の日本の風景が甦る。列車やフェリーの使い方がうまい。旅の途中で大阪万博にまだ赤ちゃんの長女を連れて行くが高熱で亡くしてしまう。そのやるせない思いをリアルに描く。脇役人もいい渥美清がフェリー乗り場で可笑しい演技をする。クレージーキャッツも出ている。個人的に長男(子供)が上野動物園で店屋のお姉ちゃんに饅頭をタダでもらってしまい、おじいちゃんに「おまえは乞食か?」と言われてしまうシーンが印象的。そのおじいちゃんも歓迎会の席で上機嫌で「炭坑節」を歌うがその夜息を引き取る。それから一家がカトリック教徒というのもポイント。音楽もゾクゾクするほどマッチしている。
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