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落語「宮戸川」

2008-10-21 12:45:10 | エンターティメント
落語で「宮戸川」という話がある。上下あるが通常寄席などでは上の部分しか演じられない。下の部分に凄惨なシーンがありお客さんが不快な想いをするかも知れないからだ。最終的にはどんでん返しがある訳だが今の社会情勢も考慮されているのではないかと思う。

古今亭円菊師匠が仲トリでよくかけているが途中で前座さんに時間ですと言われたふりをして上の部分で降りる。本当に前座さんに呼ばれたのかと思っていた。また色艶の部分の続きを客が期待するのさえぎりおかしく沸かせて降りてるだけかと思ったが、前述のとおり下の部分がなかなか出来ないからだろう。三遊亭円歌師匠の上下をやったCDが出ている。古今亭志ん輔師匠が最近上下をやる時円歌師匠に許可を請うたのは先者に演目自体をやっていいかという確認と社会情勢を考えてやっていいかと尋ねたのだろうか?

2月に柳家蝠丸師匠の宮戸川を聞いた。そのやせぎすな体躯からよく「死神」という噺が似合うと言われていてがよくよく考えると「宮戸川」の方が怖いかも?

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