ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

発表会の意味

2017-07-27 17:02:26 | Weblog

今週末、夜学の合同発表会があります。

******
発表会、というのは、結構、大変なものです。
僕は、発表会というのは、お金を出して、人前で演奏する権利を得るものなので、
自分の自由、やりたいことをそこで実現する時間だと思います。

多かれ少なかれ、ステージ立つことは、
腕の上手い下手に関わらず、
その人にとってチャレンジであろうし、ならば、
緊張もするし、当日までの出来不出来によって、
一喜一憂する日々があるのは、当然です。

むしろ、その日々が、過去にもたくさん、人を成長させてきた、と
僕は思います。


******
だから、発表会に出る、と決めたところから、
すでに発表会は始まっています。

「この曲をやりたい」と自分の一番好きな曲を選ぶ。
途中で、完成する自信がなくなる。
あるいは予定通り、練習が進まない。

ある人は、曲を変える。簡単にする。
理由をつけて、出演をやめる人。(笑)
根性で、最後まで弾き切る人。
弾ききれないまま、当日を迎える人。

まあ、いろいろな人間模様が繰り広げられるのですが、(笑)
そういうものは、往々にして、自分が繰り返している
日常パターンを箱庭のように自分で観察する
大変良いチャンスなのでは?と思います。
で、上手くいかないやり方を自分がもっているなら、
この機会に修正する。

我を通して、終わる人もいる。
いろいろ気にしすぎて、一向に進まない人もいます。

本当に人は色々ですね。(笑)

*******
発表会というのは、参加するときの意識の持ちようで、
ギタリストとして、音楽家として、
人間として、どこかしら良い方向にグンと変えてくれます。

それはよりハッピーな人生のために、
自分にあった特効薬が見つかるようなものだと思います。


大事に参加しましょう。


岡本博文ホームページ
http://hirofumiokamoto.com/











この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 嵐にまみれていました ギタ... | トップ | 夜学の発表会を終えて »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事