今週末、夜学の合同発表会があります。
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発表会、というのは、結構、大変なものです。
僕は、発表会というのは、お金を出して、人前で演奏する権利を得るものなので、
自分の自由、やりたいことをそこで実現する時間だと思います。
多かれ少なかれ、ステージ立つことは、
腕の上手い下手に関わらず、
その人にとってチャレンジであろうし、ならば、
緊張もするし、当日までの出来不出来によって、
一喜一憂する日々があるのは、当然です。
むしろ、その日々が、過去にもたくさん、人を成長させてきた、と
僕は思います。
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だから、発表会に出る、と決めたところから、
すでに発表会は始まっています。
「この曲をやりたい」と自分の一番好きな曲を選ぶ。
途中で、完成する自信がなくなる。
あるいは予定通り、練習が進まない。
ある人は、曲を変える。簡単にする。
理由をつけて、出演をやめる人。(笑)
根性で、最後まで弾き切る人。
弾ききれないまま、当日を迎える人。
まあ、いろいろな人間模様が繰り広げられるのですが、(笑)
そういうものは、往々にして、自分が繰り返している
日常パターンを箱庭のように自分で観察する
大変良いチャンスなのでは?と思います。
で、上手くいかないやり方を自分がもっているなら、
この機会に修正する。
我を通して、終わる人もいる。
いろいろ気にしすぎて、一向に進まない人もいます。
本当に人は色々ですね。(笑)
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発表会というのは、参加するときの意識の持ちようで、
ギタリストとして、音楽家として、
人間として、どこかしら良い方向にグンと変えてくれます。
それはよりハッピーな人生のために、
自分にあった特効薬が見つかるようなものだと思います。
大事に参加しましょう。
岡本博文ホームページ
http://hirofumiokamoto.com/