モードというもの

モードには、それぞれカラーが有ります。
（モードってなに？って言う人はレッスンで質問して下さい）

たとえば、ドリアンモードスケールは、ちょっと悲しい。
けど、悲しいと言うよりもちょっとセンチメンタル、
という雰囲気が一番似合うと思います。

ところが、この感覚と言うのは、
不思議に人は皆一般的にそう感じるのです。
マイナーとメジャーだったら、
マイナー（短調）が暗く、メジャー（長調）が明るいのと同じように。

フリジアンモードスケールは、重く暗くドラマチックでフラメンコを感じる。
リディアンモードスケールは、変質者的な明るさが有る。
オルタードは、ハードボイルドな暗さが、、、。

そういったスケールのカラーに基づいて出来る音楽。
コードの無い民族音楽が実は世界の半分以上を占めているんです。
そして、即興という要素が入って来る事が多い。

それは、単純な構造こそがより心の動き、
個人の色んな事を直接反映してくれるからだと思います。