ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

アドリブの中身

2009-10-22 11:15:43 | Weblog
アドリブと言うのは、現実的に考えて、
70%ぐらいは一度は弾いた事のあるもの、指癖で弾いている部分が
多いと思います。

弾いている事は似通っていても、状況が違う事で
全く違って聞こえるんだと思います。

あとの30%は、その時、簡単な自分のアイディアをどこまで
広げられるか?ではないでしょうか?


1)弾けるようになる状況を決める。
曲、テンポ、リズムなど。それが弾ける事がレパートリーになる。

2)ネタを仕込む。
3連符のフレーズ、早いフレーズ、色んな経過音があるフレーズ。
かっこいいコード、バッキングの手順など。

3)アドリブをする

これは矛盾しているかもしれないけど、
アドリブの練習はアドリブする事だったりします。

それは本番とは全然違って、簡単なアイディアをどこまで押し広げられるか?
スケールを今まで弾いた事の無いところで弾いてみる。

リズム、グルーブにノレルように繰り返してみる。

こういう事を日常的に繰り返してみるんです。同じ曲、シュチュエーションを使えば、
昨日より、良くなった部分が自分ではっきりするはずです。
ほんの少しですけど。しかし、自分の世話をすればするほど、それがはっきり
感じられるはずです。

気をつける事は「成長させる部分」を意識する事。
熱中すれば楽しいし、時間を忘れるし、夢も希望も広がって来るものです。

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