ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

ハネ具合、という事

2022-04-07 07:12:57 | Weblog

僕は、ミドルテンポというのが、とても大事だと感じています。
リラックスして演奏出来る自然なテンポから始めるのは自然な事ですから。

ある程度バンドを経験すると、ミドルテンポの奥深さにいずれ直面することになる
と感じています。

そこにはスイングというか「跳ね具合」と言った問題が、出てくるからです。

僕は個人的には、16ビートを今の時代は、基準にして考えたら良いと思っていて、
1)全く跳ねない 2)ちょっと聞き、跳ねてないように聞こえるぐらい跳ねてる
3)まあまあ、跳ねてる 3)シャッフルとわかるぐらい跳ねてる

が、コントロール出来れば、だいたい良いかと思います。
じゃ、それをどう選択するか?というと、
それは時と場合と人間関係が、問題になってくる、と思ってます。

ついでに言うと、歴史とかも。

練習の仕方も、裏拍のタイミングをコントロールするのに、
メトロノームを使うのは一般的だし、若い頃は死ぬほど練習しました。
あらゆるやり方で。是非、メトロノームを使って練習するべきだと思います。
テンポもキープ出来るし。

だけど、最近は、それはテクノ的音楽の見方の一つでしかなんじゃないかと
思うんです。細かく刻んだ目盛りに合わせて音楽するのは。

本当は、シンプルな4つぐらいのリズムパターンを生の人間が
実際に演奏してみて、色々気づくことが重要だし、
そう言う場や、経験がとても大事で、楽しいことだ、と思います。

そう言う現場。後輩、先輩、入り混じっての経験が、とても大事な気がしています。
ポイントさえ押さえれば、意外に簡単に段々と音楽になってくる。
そう言うこともあると、最近、思うんです。






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