ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

アンサンブルは、教則本の最後のページをみんなでやるものなのか?

2022-04-04 05:27:16 | Weblog

昨年から1年間、セッション大会に力を入れて来ました。

最近は、仕切りなしで、一度に5、6人ぐらいギタリストがいても、
仕切りなしで、アンサンブルが成り立つようになって嬉しい。

セッション大会でも前回言いましたが、
演奏に参加する全員が良かれと思って、
教則本の最後に書いてある一番難しいカッティングをしても、
アンサンブルが成り立つとは限らない。

ソロより大きな音でカッティングしては、もちろんいけないことですけど、
じゃ、聞こえない小さな音でずっと弾き続けても、アンサンブルに貢献しているとは
思えない。

だったら、どうやって自分のパートをシンプルにして、
いかに空間を分け合うか?が、大事だと思います。

それを最近は、みんなが理解し始めている、と感じるのが嬉しい。
実際、それが出来ると、楽しいですよね。

そう難しいことをしなくても、楽しめるのがアンサンブルだと思います。


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