ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

読譜力をつける

2010-01-07 14:27:47 | Weblog
読譜力が欲しい。
そういう言葉を良く聞きます。
スタジオをしていた頃は、真っ黒な譜面も結構読めていましたが、、、。
今の僕はあやしいかな、、。

読譜が出来るようになるには、考えられる方法を考えました。

1)クラリネットを買って、吹奏楽サークルに入る。学校の吹奏楽部に入る。
学校なら楽器を買わなくてすむし。
うちの連れのアレンジャーは、昔、読譜力をつけたい一心で吹奏楽部に入りました。(まじで)
運が良ければ、可愛い女の子とお知り合いにもなれる。(?)

僕は、中学の時、吹奏楽部でサックスだったので、ト音記号を読めるようになりました。
その後、コントラバスに変わったので、へ音記号も読めるようになりました。
現実的でないか?(笑)

2)大学、社会人などのビッグバンドに入る。
コード読譜やユニゾンも多く、うちの生徒さんにはこれは薦めますね。
人脈も出来るし。

3)スタジオの仕事をする。
元々譜面が読めなきゃ、スタジオの仕事は来ないか。(苦笑)
本当は、こういう現場が一番ですけど。真剣に何度も泣きますけど。

ここからは、より手軽で現実的な方法です。
経験上「ファストリーディングスタディー」とかいう本を買う人が多いですが、
これを最後までやった人を廻りにみたことがありません、(笑)



1)キーを変えて、コピー譜を清書する。
ただ、清書するだけでも良い。タブ符を抜いて、譜面を手書きで清書するのです。
まず、楽譜に慣れるし、色々勉強になります。
テーマをCで書き直したり。これで理論的なことがよくわかりますし。

2)耳コピーを楽譜で残す。
ただ、耳コピーしたものを譜面にして残す努力をします。
これは、リズム読譜の練習になります。
これは自分の財産にもなるし、良いですよ。

何せ、手書きです。これは何かと役に立ちます。
読むには、まず、書き慣れる事です。
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