ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

ストラトでジャズでも良いじゃないか

2010-02-24 01:47:42 | Weblog
ストラトでジャズでも良いじゃないか。
と僕は思います。

だけど、それには、やっぱり、ある種のジャズ足り得るものに対する
感覚を鍛えておく必要がある。

やっぱり、伝統的には、フルアコを使い、
太い弦を張って、弾いて出来たスタイルですから。

そのフレージングの味わいにそういう匂いを醸し出し、
「あいつはジャズじゃない」と言わせない必要がある。

コンテンポラリーなギタリストは、自分のサウンドを
フルアコと違うものを選ぶ事で確立して来た。
ディストーションのマイクスターン、クランチを定番にしたジョンスコ。
コーラスサウンドを武器にしていたパット=メセニー

僕は、高級にバラードが弾ける音色なら、あらかたOKなんじゃないかと
思います。


ただ、そこまで意識がゆきとどいてないと、
ストラトは正直、ジャズをやるにはなかなか様にならない楽器だと思います。
僕は、特別な理由が無い限り、全部ストラトでやってみたいと思っています。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エレアコの弦 | トップ | サウンドデザインの大切さ »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事