みなさま、こんにちは。築地のおかみ丼々和田でございます。
△大人の探究の旅へ
おかみ丼々和田初企画‼︎
△大人の探求の旅「第一回中国歴史紀行・承徳」
おかみ丼々和田は、8月19日金曜日お休みをいただき、
二泊三日で、大人の探究の旅「第一回中国歴史紀行・承徳」に総勢15名で行ってまいりました。
そのご報告です。
△北京空港から承徳に向かって
目的地は、北京から250キロ離れた燕山山脈の地、承徳。
清朝皇帝の夏の避暑地、世界遺産の避暑山荘を訪ねるのがこの旅の目的です。
1日目は承徳途中の、最も万里の長城の中でも美しいといわれている「金山嶺長城」を訪ねました。
△金山嶺長城
△金山嶺長城
△金山嶺長城
おかみは生まれて初めての中国です。
さすがに素晴らしい大きな大地です。
そして、最初に出会ったこの雄大で、感動的な中国はきっと一生忘れないでしょう。
△金山嶺長城
旅はいつもでないわたしになり、思いっきりはしゃいで
△60?歳にして飛ぶ!!
あまりの感動で、とび上がるほどでした。
△中国大地の夕焼け
地平線に沈む夕焼けを見ながら承徳へ
2日目は、目的地、避暑山荘を訪ねました。
△避暑山荘
避暑山荘は、総面積5460平方キロメートルで、周囲の城壁は10キロメートルもあり、世界遺産に認定されています。
△避暑山荘はすごい人出です
自然が豊かで景色に優れ、また温泉などもあったことから、康熙帝は1703年にここに離宮を造ることを決定し、
雍正帝の治世を経て乾隆帝治世の1741年から大規模な整備がなされ、着工から87年の時を経て1790年に完成したとあります。
今日は土曜日でもあり、すごい人出です。
だけど、日本人どころか、外国人はひとりもみかけません。
ほとんど現地のかたばかりです。
△避暑山荘・山岳区
山岳バスに乗り、急な坂道を城壁に沿って「山岳区」に登りました。
△普陀宗乗之廊(小ポタラ宮)
△普楽寺
見下ろすと、その周りには外八廟という寺院が取り巻いています。
その後、三つの寺院を回りました。
△普陀宗乗之廊
ポタラ宮をモデルにして建造された普陀宗乗之廟(ふだしゅうじょうしびょう)や
△普楽寺
△普寧寺
世界最古の千手千眼観音菩薩像のある普寧寺などを巡りました。
3日目は、北京空港の前に、山清水秀の古い街を再現した古北水鎮を観光しました。
△古北水鎮
なかは43ヘクタールもある大きなテーマパークです。
「古北水鎮」は、司馬台長城のおひざ元にあり、山清水秀の古い街を再現しています
△古い街並み
古い街並みを再現し、
染色や酒造りの歴史を見ることができます
△酒造り
今もここで作っているという焼酎も売っています
△染色
「おかみ丼々和田でなぜ、中国??」
「承徳??」「それはどこ??」「誰と行くの❓?」などなど
とみなさまから聞いていただきましたが…
そうなんです。
実はおかみも、中国に二泊三日で15名で旅!!という展開にあわててました。。
発端は、1月におかみ丼々和田でライフネット生命会長 出口治明氏をお迎えして、囲む会を開催し
その会に、出口氏が書評を書かれた『わが父ー塚本邦雄』の中国歴史作家、塚本青史先生が出席されており、
塚本先生の著書を全て読んでおられるという出口氏との出逢いに始まります。
その場の発案で、4月に塚本青史先生を囲んで「中国史の会」を開催しました
会の終わりに
「いつかご一緒に歴史を学びながら旅できたらいいですね!!」なんて話をしていたところ
翌日、すぐに今回お世話になった旅行社の方と塚本先生がおかみ丼々和田に来てくださり、
急遽今回の旅企画が生まれました。
本当におかみもびっくりです!!
「承徳」を選んだ理由は、
「北京」など、ひとりでも行ける場所はいつでもいけるから、みんなでしか行けない場所。
暑い夏でも清の皇帝が避暑に行かれた「避暑山荘」ならなどが理由です。
思いがけないご縁によって生まれた企画でしたが、
このすごい旅行のタイミングを逃すまいとアンテナに響いた
さまざまな参加者の方が次々と集まってくださいました
初めてなので、少人数の旅を考えていたおかみも、
「それじゃあ、平等に思い切って行きたい人は全員参加!!」ということにして、
総勢15名の旅になりました。
20代から60代まで、全員、一人旅の経験者で
しかもツアー旅行は今回が初めて、または何十年前に一度行ったきり…という参加者ばかり。
事前に開催した、おかみ丼々和田での顔合わせでも
、
自主的に役割分担(写真係、点呼係、くじ引き係、お菓子係、文集係など)が一瞬にして決まり、
この懇親会で、もうこのメンバーならどんなに楽しい旅が期待できるかとわくわく感がいっぱいになったほどでした。
旅は誰と行くかということが、本当にとても重要ですね。
おかみは初中国で、まったく中国や今回の訪問先に予備知識のない旅で
いまもまだ感動ばかりが残って、具体的に振り返れないくらいでいるのですが
見たもの、聞くもの、その感動をともに分かち合える、同行者の大切さを改めて身に染みて感じた旅でした。
そしてお二人の先生がたからはもちろんのこと、
ひとりでも旅する志の高い参加者の皆さんからも、たくさんの刺激や気づきもいただきました。
まさに、人生の学びは、「人」「旅」「本」から。
おかみ丼々和田を立ち上げて、今年の九月でやっと4年目を迎えます。
開業後、1年たった頃から、主に土曜日に、さまざまな大人の学びの会や、ご縁をつなぐイベントの場をご提供してまいりましたが、
このような形で、老若男女、それぞれ大人の皆さんと素晴らしい探究の旅が実行できたことは、
「ご縁」なくしてはありえません。いまも大きな感動と感謝にたえません。
出口治明氏の最新刊『世界史の中の日本史』を旅のお供で読んでいたところ、
その前書きに、「人生は大きな河の流れに流されていくようなもので、人との出会いがすべて」と
ありました。
参加者全員がこの企画をきっかけに出会って、まさに心をひとつにして作り上げた楽しい旅でした。
お二人の先生方、そして、参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
来年もまた実現できますよう、おかみ丼々和田では、さらに学んで参ります。
長文になりました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
東京築地 おかみ丼々和田
〒104-0045 東京都中央区築地 2-14-14 TEL: 03-5565-0035
※築地駅出口2番から徒歩2分