東京築地 おかみ丼々和田 ブログ

東京都中央区築地のひとりでもほっとできる、ご縁をつなぐ、食材にこだわるからだに優しい家庭料理の店

おかみ丼々和田 かるちゃーすぽっと

2014-10-19 19:16:31 | おかみ丼々和田 日記

△源光庵「悟りの窓」


10月の土曜日、おかみ丼々和田では、第一回かるちゃーすぽっとを開催しました

かるちゃーすぽっとでは、さまざまな文化との出会いをご提案していきます

第一回は、「書、あるいは愛の言霊(ことだま)―白川静 考」

,
△気鋭の書家 西尾修一先生


第一回の講師は、おかみ丼々和田のパンフレットのデザイナーでもある西尾先生

元H社のデザーナーであり、現在も専門性をいかしたお仕事をしながら
書道の世界でも気鋭の書家としてご活躍中です


△抹茶をどうぞ


まず最初に、抹茶をお出しします


△和菓子


和菓子は、おかみ丼々和田のお客さまの和菓子作家Y子さんの作
旬のきんとんを使った上品なお味です


△一服どうぞ


こんなイベントならではですね
おかみが初めて立てました



△「白川静の世界」/


さて、「自分の人生のターニングポイントに、いつも白川静がいた」という西尾先生から

漢字の理解で、独自に再構築を行った比類のない知性の人、白川静の世界を伺います


△「漢字の成り立ち」/


漢字の成り立ちの解説はとても興味深いですね
先生は、ご自分の読んでこられた資料をたくさんお持ちくださり
文字に書きながら説明してくださいます

一例として、
「言」の「口」は、口ではなく、
言霊(祝詞や呪文のような大切な言葉)を紙や木に書いて入れておく容器のこと
これを総称して「サイ」といい、
「告」「語」など、「口」を使った文字は、神と人とのコミュニケーションの姿を現す 
などなど、講義は、奥深く、ここにまとめるのは難しいのです
(※参考図書『白川静』松岡正剛著など、詳しくはご覧ください)



△ひとりずつ


先生は、あらかじめ、出席者の名前のお手本を書いて来てくださいました


△お手本


このイベントの大切なところは、知識だけでなく
それを実際に体験してみようというところです
丁寧なお手本には、愛がこめられています



△さて書いてみましょう


いただいたお手本のうえをなぞります
なぞっては、書き、またなぞるというのが
練習法だそうです


△添削


書いた文字を、言葉を添えながら、朱で添削してくださいます


△楽しい書道


みんなで取り組むと楽しいですね


△丁寧に


ひとりひとり丁寧に見てくださいました


△おかみも


おかみの課題は、お品書きが美しい文字で書けることなのです
難題です


△秋のお食事


お食事は、天草の鱧のお椀と旬の食材を使ったお弁当と銀杏のおにぎりでした


△籠に入れて


鱧フライ、黒豚、鰆の西京焼き、だしまきたまご、栗渋皮煮、かぼちゃのたいたん、よもぎ麩、鰯の酢しめなど、
籠に盛りました

お酒は、旬の日出盛 純米ひやおろしと東京限定60本、純米吟醸 桃の滴 ひやおろしをおつけしました



△先生の作品


最後に先生の素晴らしい作品を拝見しました

全員、自分の持つ世界がもっと豊かに表現されるように、
自分の名前の漢字が持つ意味を知り、
丁寧に書道することがとても大切だと
次につなげたい静かな学びの時でした

今後も、おかみ丼々和田では、日本文化を学ぶ会、日本文化を学ぶ旅などを企画してまいります
どうぞ、また ご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします



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おかみ丼々和田 二周年感謝週間

2014-10-15 00:13:05 | おかみ丼々和田 日記
おかみ丼々和田は、2012年9月に開業し、おかげさまで、9月27日に二周年を迎えることができました


△いただいた花束


これもみなさまの暖かい応援、ご来店のおかげと心から感謝します


△こだわりの食材メニュー


22日からは、おかみ丼々和田二周年記念週間を行い、日ごろお世話になっているお客さまに、たくさんご来店いただきました
おかみが実際にお目にかかり、信頼している生産者および仕入れ先でメニューを立てました



△北海道ホタテマンからの生筋子


お客さまの北海道根付半島のホタテマンから、選りすぐりの生筋子が届きました
こちらを〆のいくら丼にするため、自家製で漬け込みます



△北杜市えがおつなげてのトマト


開店時からお世話になっている北杜市NPO法人『えがおつなげて』(代表 曽根原久司氏)からは
完全無農薬の美味しいトマトが届きました



△仲卸網ハル一さんからの鯵


大家さんの築地仲卸、網ハル一さんからは、150ひきくらいの小鯵を入れていただきました



△れんこん三兄弟からのレンコン


宮本れんこん三兄弟からのシャキシャキれんこんは、れんこんのきんぴらに



△久松農園さんの生落花生


『キレイゴト抜きの農業論』の著者 久松達央さんが代表の久松農園さんの
エロうま野菜からは、特大の美味しい生落花生です



△澤屋まつもと 厨酒


おかみ丼々和田の定番、京都伏見の松本酒造さんの料理用の特別なお酒は純米です
お祝いにいつもの酒屋さんからいただきました
たくさんお料理に入ってますよ~



△初日のお客さま


一番乗りのお客さまは、おかみの同級生はじめ
おかみ丼々和田を支えてくれている方たちでした



△ゴルフのメンバーも


おかみ丼々和田ゴルフコンペで出会って仲良くなった方と
いっしょになり、こんなに打ち解けて楽しそう~



△女子たくさん


素敵女子がたくさん~
おかみ丼々和田のコンセプトが実現してきています



△素敵な花束


素敵なお祝いの花束などいただきました
お心遣いありがとうございました



△北海道野付半島の帆立


ホタテマンの美味しいぶちぶちホタテは、
「これまで食べたホタテの中で一番だ~」と



△大地を守る会 宮城の黒豚と里芋、徳島のたまご


開店時からお世話になっている、大地を守る会の食材
宮城の黒豚の豚バラを時間をかけて煮込みました

たまごは親子丼や、だしまきたまごで好評の
徳島の小林ゴールドエッグさんから



△祝日の日は


祝日ならでは、小学生のあやちゃんも仲間入りしてくれました
男性は、いつものお酒好きのお客さまがおひとりでした



△素敵女子がいっぱい


おかみ丼々和田が大切にしているのは「ご縁」
毎回、自己紹介を通して
お客さまとおかみ、お客さま同士が知り合うのも嬉しい出来事です



△大信州酒造 純米大吟醸の粕汁


この日のためにとっておいた「大信州 純米大吟醸」の粕を使った粕汁です
粕だけで仕上げているので、香りが高いです~



△異業種交流


ここでしか出会えないかもしれないお客さま
おひとりで参加でも、とても楽しかったと感想をいただきました



△赤穂の『忠臣蔵』


いつも牡蠣を送ってくださる
赤穂坂越からは、地酒を送ってくださいました



△前職の同僚も


3.11を境に、それぞれの道を歩きだした
元同僚も来てくださいました
一年ごとにあの年を思い出します



△満席です


いちばん盛り上がったこの日は、おかげさまで満席でした



△松本酒造 『日出盛 純米酒 ひやおろし』


季節のひやおろしを蔵からたくさん送っていただきました
たっぷりと飲んでいただけたと思います



△大好きな薔薇をいただきました


お花をいただくのは、嬉しいですね
ありがとうございます



△最終日


恩師も来てくださった最終日
この会は、食に関心の高い方たちでした



△小鯵の南蛮漬け


山盛り作った南蛮漬けも
予定した以上のお客さまでしたので、完売です



△秋田横手の『天の戸』


お祝いにいただいたお酒は、横手から
今後横手とご縁をいただけそうです


△最終回


最後の会は初めて来てくださった方が最も多かった回でした
これを機会に、ぜひ、ご縁がつながりますように~



△お土産


お土産には、仕込みをいつも手伝ってくれる、さっちゃんの美味しい手作りチョコを
お渡ししました


二周年をご一緒に祝ってくださり、ありがとうございました

既に10月に入り、新しい気持ちで、三周年に向かって、歩き始めています

「出会い」と、「生産者の食材の素晴らしさをそのままいかした料理」
おかみ丼々和田の特徴はこれにつきると嬉しい感想をいただきました

この一週間を通して、たくさんの方からの暖かい励まし、応援
お客さまというより、おかみのために集まってくださった一週間

ありがとうございました!!
おかみはしあわせものです



















































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