△源光庵「悟りの窓」
10月の土曜日、おかみ丼々和田では、第一回かるちゃーすぽっとを開催しました
かるちゃーすぽっとでは、さまざまな文化との出会いをご提案していきます
第一回は、「書、あるいは愛の言霊(ことだま)―白川静 考」
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△気鋭の書家 西尾修一先生
△気鋭の書家 西尾修一先生
第一回の講師は、おかみ丼々和田のパンフレットのデザイナーでもある西尾先生
元H社のデザーナーであり、現在も専門性をいかしたお仕事をしながら
書道の世界でも気鋭の書家としてご活躍中です
△抹茶をどうぞ
まず最初に、抹茶をお出しします
△和菓子
和菓子は、おかみ丼々和田のお客さまの和菓子作家Y子さんの作
旬のきんとんを使った上品なお味です
△一服どうぞ
こんなイベントならではですね
おかみが初めて立てました
△「白川静の世界」/
さて、「自分の人生のターニングポイントに、いつも白川静がいた」という西尾先生から
漢字の理解で、独自に再構築を行った比類のない知性の人、白川静の世界を伺います
△「漢字の成り立ち」/
漢字の成り立ちの解説はとても興味深いですね
先生は、ご自分の読んでこられた資料をたくさんお持ちくださり
文字に書きながら説明してくださいます
一例として、
「言」の「口」は、口ではなく、
言霊(祝詞や呪文のような大切な言葉)を紙や木に書いて入れておく容器のこと
これを総称して「サイ」といい、
「告」「語」など、「口」を使った文字は、神と人とのコミュニケーションの姿を現す
などなど、講義は、奥深く、ここにまとめるのは難しいのです
(※参考図書『白川静』松岡正剛著など、詳しくはご覧ください)
△ひとりずつ
先生は、あらかじめ、出席者の名前のお手本を書いて来てくださいました
△お手本
このイベントの大切なところは、知識だけでなく
それを実際に体験してみようというところです
丁寧なお手本には、愛がこめられています
△さて書いてみましょう
いただいたお手本のうえをなぞります
なぞっては、書き、またなぞるというのが
練習法だそうです
△添削
書いた文字を、言葉を添えながら、朱で添削してくださいます
△楽しい書道
みんなで取り組むと楽しいですね
△丁寧に
ひとりひとり丁寧に見てくださいました
△おかみも
おかみの課題は、お品書きが美しい文字で書けることなのです
難題です
△秋のお食事
お食事は、天草の鱧のお椀と旬の食材を使ったお弁当と銀杏のおにぎりでした
△籠に入れて
鱧フライ、黒豚、鰆の西京焼き、だしまきたまご、栗渋皮煮、かぼちゃのたいたん、よもぎ麩、鰯の酢しめなど、
籠に盛りました
お酒は、旬の日出盛 純米ひやおろしと東京限定60本、純米吟醸 桃の滴 ひやおろしをおつけしました
△先生の作品
最後に先生の素晴らしい作品を拝見しました
全員、自分の持つ世界がもっと豊かに表現されるように、
自分の名前の漢字が持つ意味を知り、
丁寧に書道することがとても大切だと
次につなげたい静かな学びの時でした
今後も、おかみ丼々和田では、日本文化を学ぶ会、日本文化を学ぶ旅などを企画してまいります
どうぞ、また ご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします