東京築地 おかみ丼々和田 ブログ

東京都中央区築地のひとりでもほっとできる、ご縁をつなぐ、食材にこだわるからだに優しい家庭料理の店

おかみ丼々和田 大人の探求の旅「中国歴史紀行『廬山』」第四話

2019-08-17 23:23:36 | おかみ丼々和田 日記

築地のおかみ丼々和田でございます。

「中国歴史紀行 廬山」の三日目です

廬山で見るものは、「日の出」「雲霧」「瀑布」の「三絶」と言われています
「日の出」の場所は反対側なので、今回は見ることができません

午前中は「雲霧」を堪能して来ましたので
午後は、「瀑布」です



実は廬山入山の前に、瀑布をケーブルカーで見るはずだったのですが、雷注意報が出て
ケーブルが出ないため、諦めたので、もう一度チャレンジしました



午後になると雨の多い地域ですので、雷注意報が必ずと言っていいほど(笑)
今日もダメでした



なので、李白像のあるところまではとても行けませんが



途中まで歩いていけるところまで歩きます



李白の『廬山の瀑布を望む』
「日は香炉を照らして紫烟(しえん)を生ず 遥かに看る 瀑布の前川(ぜんせん)にかかるを 飛流直下 三千尺 疑うらくは是れ銀河の九天より落つるかと」
と詠われた瀑布です



この日は、万歩計で22000歩も歩きました
ものすごい暑さと湿気で、頭から水をかぶったように、ずぶ濡れです
でも、それにも代えがたい感動でした



降りてくると、水が綺麗、みんな足をつけて、手を洗い



降りてくると、李白の像がある公園になっています






李白像の前で、お酒好きな李白はお酒を持っています









西林寺



東林寺より先に建てられた浄土宗の「西林寺」



こちらは今は尼寺になっています









ホテルに戻る揚子江の支流のライトアップ



さて、最後の夜です
みんなの楽しかった感想を胸にして



翌朝も早い出発で揚子江支流を渡り



無事、武漢空港で解散式です

皆様、おつきあいありがとうございました。

来年もまた、中国歴史紀行にご一緒できますように


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おかみ丼々和田 大人の探求の旅「中国歴史紀行『廬山』」第三話

2019-08-17 22:46:09 | おかみ丼々和田 日記
築地のおかみ丼々和田でございます。

中国歴史紀行『廬山』の三日目は、国立公園廬山に登ります



前日、廬山国立公園に入りました
入山には、パスポートが必要です



19世紀にイギリスの宣教師によって、避暑地として開発された廬山は、中国共産党の避暑地となりました。



バイオリンの形をした如琴湖のほとりは、まるで軽井沢のような避暑地です



湖を見渡すほとりのホテルには、毛沢東も泊まったとのことです



この日は、旅に出てから、やっとゆっくりできる夜、皆さんでゆっくり夕食です



ちょうど参加者の方の誕生日、昨夜誕生日を迎えた方と、ご一緒に皆さんでサプライズのお祝いをしました



歴史の現場で、歴史の講義を聴く、夜のこの講義の時間がこのツアーの素晴らしいところです
特に1959年の廬山会議では、国防部長・彭徳懐が追放されるなど、中国現代史の舞台ともなっていたこと
ここで、出口学長からのお話が聞けたことは、本当に記憶に残る旅となりました



お誕生日もおめでとうございました



翌朝は、霧のかかった湖の周り「花径公園」から歩き始めます



唐の詩人、白居易が書いた「花径」の二字



「白居易草堂」は白居易の庵があった場所です。白居易は生涯をここで過ごしたそうです






「仙人洞」天然の洞に作られた仏像を見ることができます



廬山は、ひとつの山ではなく、25キロにわたり、奇峰や峻険な尾根が尽きることなく続いています



古より名勝として知られ、陶淵明の「飲酒二十首」其の五に
「菊を採る東籬の下、悠然として南山を見る」
と歌われたのをはじめ、李白、白居易ら多くの詩人に歌われています



崖のあちこちに石刻が見られます



如琴湖の霧が上がって来ます



霧が晴れると断崖がのぞめます



霧が晴れるのを待って全員写真



ここが写真でよく撮られている風景です



断崖のところには、ロープなどなくて、黄色のペンキで印があるだけ
下は断崖です
ここに上がってくる日本人は初めて(ガイドさんによると)だそうです(笑)



好運石
みんなで好運になれますように、触れています



好運石



こういう岩がたくさんあります



湿度がとても高く、頭から下まで汗ビッシャリになりました



このホテルに滞在した中国共産党のメンバー






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おかみ丼々和田 大人の探求の旅「中国歴史紀行『廬山』」第二話

2019-08-17 21:39:26 | おかみ丼々和田 日記

築地のおかみ丼々和田でございます。

おかみ丼々和田 大人の探求の旅「中国歴史紀行『廬山』」は二日目

いよいよ廬山に向かいます。
バスに乗り、中国式新幹線に乗るために武漢駅に移動します



まだ靄のかかった揚子江支流を渡り






武漢駅に到着です



写真に入りきれない大きな武漢駅



新幹線のホームへ入るのにもパスポート検査など、厳しいチェック



新幹線チケットには、パスポートナンバーが記載されています。
予約時には、パスポートナンバーの届け出が必要です。



Maxトキに似た新幹線



長時間の旅のお供に『空也最中』を持参して車内で



廬山駅到着



廬山の駅前



最初の訪問地
朱熹が講学した学校で儒学の聖地といわれる『白鹿洞書院』



古代中国の四大書院の筆頭であり、最高学府『廬山国学』が創設されたが、焼失、その後、朱熹がここを発見し、再建し
中国の近世の700年間、朱子学が研究される拠点となった。









清の第四代皇帝・康熙帝(こうきてい)が揮毫(きごう)した「万世師表」



歴史の舞台で、生の歴史の講義を聞く
「万世師表」は「孔子は永遠の師」



王陽明の像



「知行合一」「知ったらすぐに行動する」これがこの旅行の合言葉に(笑)












朱熹が書いたと言われている石刻






浄土宗の祖庭 東林寺



三百八十六年、慧遠(えおん)創建の東林寺



五百羅漢が祀られている



唐代の護法力士像






晴れて雲がなければ、この後ろに枕草子で詠まれた『香炉峰』が臨めたはず



慧遠は蓮池を造り、その池に生える白蓮にちなんだ「白蓮社」と呼ばれる念仏結社を結成したとされる




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おかみ丼々和田 大人の探求の旅「中国歴史紀行『廬山』」第一話

2019-08-16 23:33:01 | おかみ丼々和田 日記

築地のおかみ丼々和田でございます。

毎年恒例のおかみ丼々和田、大人の探求の旅「中国歴史紀行」のご報告です。

もともと「なぜ中国なの?どうして旅行するの⁈」「こんな小さなおばんざいの店なのに」などと、ご質問頂くことが多いので、
改めてお伝えします。

現在、大分のAPU(立命館アジア太平洋大学)の学長でいらっしゃる出口治明さんが、
まだ、ライフネット生命保険会社のCEOでいらっしゃった頃、ご縁あり、
「出口治明さんを囲む会」をさせていただきました。


△「出口治明さんを囲む会」


その時、友人の中国歴史小説家の塚本靑史氏(お父様は耽美派の歌人、塚本邦雄氏)が『わが父、塚本邦雄』の書評を出口さんが書いてくださったお礼に参加されました。

出口さんは塚本靑史氏の著書を全て読んでおられ、氏の歴史小説のファンでいらっしゃることから、話が一挙に進み、あれよあれよと言う間に、ご一緒に中国を旅することに決まりました。


△「出口治明氏と中国歴史小説家、塚本靑史氏」


第一回の『承徳』で、中国初訪問の土地が、あまり訪れない『万里の長城』だったこともあり、忘れられない旅になった、ということもありますが、


△第一回「おかみ丼々和田 中国歴史紀行『承徳』」万里の長城にて


なんといってもこのおふたりと「歴史の現場で生の歴史の講義を聞く」という、あまり他にはないスペシャルな企画に、生涯忘れられない素晴らしく、大きな宝物をいただいているということに尽きると思います。


△第一回「おかみ丼々和田 中国歴史紀行『承徳』」


第3回目の旅先は江西省の廬山です。

廬山は自然景観のすばらしさだけでなく、
古い歴史と文化をもつ名山として、
世界文化遺産に登録されています。

陶淵明、白居易、李白、蘇軾、朱熹など多くの文人墨客が
遊歴し、隠棲した理想郷で、
近代以降も政治家や文化人たちの避暑地として人気があります。

おかみのツアーに参加される方は、まずツアー旅行しない!
ひとり旅でどこでも行ってしまうなんて方ばかりなのですが、
敢えてツアーでしか行けない旅を計画します。




初日、成田空港に集まったメンバー
これまでと異なり、はじめましての男性が多いです。
日本からは直行便が夕方一本しかなくて、
3泊4日といっても、ほぼ半分が移動となります。




成田空港からほぼ四時間
武漢空港に到着です




武漢空港で、上海からと大阪からのメンバーが合流し、12名が揃いました

バスに乗り換えて、武漢のホテルに移動します
空港を出るとすごい湿気を含んだ熱気が一気に襲います



ホテルに到着です
地図を手に入れて、鍵をもらって解散するときはもう日付変わっていました(笑)



翌日は5時のモーニングコール
6時のバイキングまでに、ホテルの周りを散策します





さて、いよいよ、『廬山への旅』始まります!
先導役は、出口治明学長!!
陰の団長は、背後から(笑)


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