あかねの一件で思ったこと。
世に言う猫「イエネコ」には
二通りあるんだなぁと。
ひとつはその名の通り、
家、飼い主を持ってる猫。
もうひとつは野良猫。
人から捨てられた猫と思う方も
いらっしゃるが、
それらが産んだ仔猫はもはや
ニャーと甘えてくる猫ではない。
野生動物である。
我が舎の周りにも
餌をあげる人がいるので
毎年小さいのが動いてる。
ただ、ちょっとでも近づけば
タヌキ以上に素早く逃げ
時には威嚇する。
あかねを襲ったのも、
一瞬しか見なかったけど、
黒くて痩せた野猫だった。
ご近所の野良たちは
目も鼻も結構グショグショ。
保護施設で以前お話を伺った時は
仔猫の半分がヘルペスで
目や鼻をやられ
回復が難しいこともあると聞いた。
対する家猫。
典型的な例のトラ次郎。
カーペットに寝そべり
人にくっついて撫でろの催促。
撫で方が気に入らないと
指導が入る。
くっつくのは
人でなくても好き。
警察に保護されたと言うが
おそらく自分からスリスリ
寄ってきたんだろうなぁと
想像がつく。
じゃなきゃ、お巡りさんだって
保護出来ないよね。
収容施設でも普通なら
一週間で殺処分のところを
あまりにも馴れているので
1ヶ月以上過ごしていた。
獣医さんは
その仔の持ってる運だと言う。
同じ部屋にネズミが出ても
爆睡していたトラ次郎。
(退治したのは安兵衛君)
あまりにも違いすぎて
同じ猫とは思えない。
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