発進!アニモービル号NEO

動物プロダクション営業日記。~毎度、おなじみ流浪の飼育屋~

ペット・ロスについて

2011-10-27 20:29:02 | 営業

1027b

↑在りし日のウツワ。~フクロウの置物と~

ウツワを失ったショックはまだ引きずっているものの、

幸か不幸か我が社には他にも多くの動物がいるため、

感傷に浸っている時間がない。

おかげでかなり気が紛れる。

先日、TVで我が社の様子を見たという女性から電話があった。

1週間、無給で良いので働かせてほしいという。

それが無理なら、近くのホテルから通わせてほしいと懇願された。

後半、涙声なので、訳を聞いてみると、15年間飼っていた猫を

数日前に突然亡くされて、何もする気がないのだけど、

ご両親も心配しているので、外に出なければと焦っているという。

15年間も一緒にいたのだから、何もする気が起きなくて当たり前、

泣いて当たり前では?とお話した。

人で言えば、まだ初七日も迎えていないのだから・・とも。

世の中、ペットを飼う人・家庭が増えたが、ペットが亡くなった後の飼い主の

気持ちは、まだまだ理解されないことも多い。

また、本人もこのくらいで・・と気持ちを押し殺してしまうことが多々ある。

動物も共に暮せば、情がわき、長い時間を一緒に過ごせば家族になる。

ウツワの場合も大切な仲間だった。

そこにいて当たり前の存在は、失ってみて初めてその大きさが

分かるんだなぁと改めて思う。

今日は超・長文。失礼しました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする