↑在りし日のウツワ。~フクロウの置物と~
ウツワを失ったショックはまだ引きずっているものの、
幸か不幸か我が社には他にも多くの動物がいるため、
感傷に浸っている時間がない。
おかげでかなり気が紛れる。
先日、TVで我が社の様子を見たという女性から電話があった。
1週間、無給で良いので働かせてほしいという。
それが無理なら、近くのホテルから通わせてほしいと懇願された。
後半、涙声なので、訳を聞いてみると、15年間飼っていた猫を
数日前に突然亡くされて、何もする気がないのだけど、
ご両親も心配しているので、外に出なければと焦っているという。
15年間も一緒にいたのだから、何もする気が起きなくて当たり前、
泣いて当たり前では?とお話した。
人で言えば、まだ初七日も迎えていないのだから・・とも。
世の中、ペットを飼う人・家庭が増えたが、ペットが亡くなった後の飼い主の
気持ちは、まだまだ理解されないことも多い。
また、本人もこのくらいで・・と気持ちを押し殺してしまうことが多々ある。
動物も共に暮せば、情がわき、長い時間を一緒に過ごせば家族になる。
ウツワの場合も大切な仲間だった。
そこにいて当たり前の存在は、失ってみて初めてその大きさが
分かるんだなぁと改めて思う。
今日は超・長文。失礼しました。
きっと良い慰めになったことと思います。
こんな時、慰めようとしてつい“元気出して”とか“きっとまたいい出会いがあるから”などと言ってしまいがちですが、そうではないと思います。
....偉そうなことを言ってすみません。
いつもご覧いただき、有難うございます。
我が家の場合は、気が紛れるものが多くあるので、1点に集中しなくて済みますが。。いろんな環境がありますよね。