秋篠宮家の眞子内親王殿下と、小室圭氏が10月26日に入籍するとの報道があった。そして、小室氏とその母親についての醜聞は既に広く報じられている。この結婚については、天皇陛下からも「多くの人が納得して喜んでくれる状況になることを願っております」とのお言葉があった。しかし、結婚・入籍の予定が発表された現在、そのような状況にはなっていない。すなわち、天皇陛下のお言葉は完全に無視されてしまった。天皇陛下のお言葉を無視するとは、多くの日本人にはできない所業であるが・・・そのようなことから、世界一の伝統を持つ、皇室解体を目論む外国勢力が糸を引いているとの説も出て来る。それは、小室親子は、働いていない、つまり、収入がないにも拘わらず、米国留学をするなど、金銭的に成り立たない行動をしていることから、その説明ももっともなためである。
しかし、筆者には、更に不思議に思えることがある。それは、小室氏の「経済基盤が整った」として結婚し、入籍するとの報道である。これを聞いたとき、筆者は「え!」、今、現在は、日本の法律事務所に補助員として勤務していたときと、何ら変わっていない。全ては、見込みであるところ、目前に迫っている合格発表を待たずして、「経済的基盤が整った」とは不思議なことを言う。ことは眞子さまを「食べさせて行けるか否か」という重大なことである。軽々しいのにも程があると言わざるを得ない。このことを指摘するマスコミもない。
すなわち、米国・ニューヨーク州の司法試験・すなわち、弁護士試験の結果発表は、11月、遅くとも12月には結果が判ると報じられている。ところが、合格発表までの、残り僅か1ヶ月程度を待たずに、「見込み」で、まるで合格したが如くに、急いで10月に入籍してしまうと言うのである。これは不思議なことである。なお、内親王殿下は「30歳までには結婚したい」との希望であったが、誕生日は平成3(1991)年10月23日 であるから、10月26日の入籍時には30歳になっている。既に「30歳までに・・」を過ぎているところ、僅か1ヶ月を急ぐ理由はない筈である。何故、1ヶ月を待てないのであろうか?謎である。
ところで、米国の司法試験、弁護士資格は、日本とは異なり、70~80%の合格率とのことである。しかし、合格の確率が高いとは言え、「試験」である。小室氏が、資格試験に落ちる確率は20~30%は残っているのである。もし、不合格であったら、結婚・入籍時の計画は瓦解してしまう。マトモに考えれば、このような危険性がある以上、あと1ヶ月待つというのが常識であろう。しかし、それをしないで、試験の合格発表の寸前に結婚・入籍するという。これは、もし、試験に落ちた時の保証がなければできないことである。このように考えると、小室氏としては、「合否なんてどうでも良い」と考えているのではないか? との疑念が生じる。すなわち、入籍してしまえば、「はい、それまーでよ」とでも考えているのではないか? どうにもならない。これは、今までの一貫性のない、小室氏の進路選択デタラメさからも推測できることである。
あるいは、
・皇室の威光で、弁護士資格試験に「絶対に合格」することが保証されている?
・試験に落ちたら、皇室の威光で、噂されている「国連職員」などの職に就くことが保証されている?
・眞子さまは、米国の博物館で学芸員としての就職が決まっているとの「噂」があるが、本当であれば、この収入・・皇室の威光で高収入? を当てにしている?
・仮に、小室氏がニューヨーク州の弁護士試験に合格したとしても、非常に厳しい実力主義の競争のあるところ、弁護士として将来も活動できるのであろうか? いろいろな情報によれば、小室氏が法律事務補助員として、現在、ニューヨークで勤めている法律事務所では、1年後に弁護士として残っているのは、「半数にも満たない」とのことである。残れなかったらどうするのであろうか? このように将来予測のしづらい、極めて不安定な職なのである。到底、経済的基盤が整ったとは言えないのではなかろうか?
このように考えると、小室氏は、元々、弁護士試験に合格しなくても、いわば、眞子さまという人質を使って、秋篠宮さまに対して、皇室の威光を使って、小室氏が望む就職口を「世話させる」計画なのではないか? と疑ってしまうのである。
もし、皇室をこのように私的に利用する計画であれば、これは、皇室の権威を甚だしく貶めることであり、小室氏はペテン師ということになる。
筆者としては、国民から尊敬し敬愛されている皇室が、ペテン師によって貶められることを危惧している。すなわち、「皇室」とは、「日本国」そのものである。皇室が貶められるということは、日本国が、そして、国民が貶められることと同義である。
なお、いろいろな報道から感じる「小室圭」の人物像は、小室氏は、令和の「道鏡」を目論んでいるのではないか? とも思えてしまうのである。すなわち、眞子さまを好きとかではなく、皇室の権威が好きなのであろうと考えざるを得ない。これには、当然に「カネ」も付いてくる。いわば、努力もせずに、権威とカネを手に入れようとしているとしか思えないのである。そうであれば、眞子さまは不幸になると予想できるのであるが、世間の厳しさを知らないお姫様には予測もできないのであろう。困ったことである。
したがって、「令和の道鏡こと小室」であれば、後々に、ことあるごとに皇室の利用をしようとすることが予想される。これは、今現在、既に「何様」という態度、所業であるところ、容易に想像できることである。そして、その結果は「秋篠宮家の権威の失墜」、「皇室の権威の失墜」に繋がりかねない。そのような危険を想像してしまうのである。
これは、筆者の思い過ごし、勘ぐりすぎであろうか?
筆者の予想が外れ、杞憂であることを願うものであるが・・・。
【了】
注、「道鏡」とは、奈良時代に在位した・女帝(女系ではない)称徳天皇 の寵愛を受けていた、僧・弓削道鏡が政治に介入し、皇位を狙い、「道鏡を皇位に就かせれば、国は安泰である」とするお告げが「宇佐八幡大神よりおろされた」と嘘を言い、皇室を乗っ取ろうとした事件。「日本三悪人」の一人とされている。