日本に入国した後に、武漢肺炎ウイルスに感染していることが判明したチャイナ人や、その他外国人の感染者について、PCR検査・陽性者の数は、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(3月15日12時時点版)」によって、知ることができる。しかし、その国籍等については公表されていない。そもそも、このような報道もされていない。そこで、不思議に思って、厚生労働省のホームページを閲覧してみた。
厚生労働省の公表しているデータ(令和2年3月15日版)によれば、国内事例として、PCR検査で陽性を示した感染者の数は762人、うち日本国籍565人とのこと。差し引き、197人が外国人となる計算である。そして、この「外国人」の国籍が示されていない。
武漢肺炎ウイルスが、チャイナで蔓延している時、チャイナからの入国者が多数いた筈である。しかし、チャイナからチャーター機が来て、チャイナ人を引き取っていったという話は聞かない。したがって、日本で、入院して治療したものであろう。
ところで、この発表資料では、外国人の比率が、何と、全体のPCR検査・陽性に占める割合が全体の1/4強にもなる。これは甚だ怪しからん話である。このうちの何割かは、治療目的で渡航して来た者がいるのであろう。
日本では、日本人に対しては「病床数には限りがある」として、日本人が適切な検査・治療が受けられなかった結果、亡くなって後に、陽性と判断された例も散見されるなか、チャイナ人や外国人の治療が優先されていたとしたら、これは、大変なことである。結局は、渡航制限をするのが遅くなって、このような外国人のための日本の病院となったものであろう。
日本国政府、厚生労働省は、日本国内での国籍別の感染者数、入院・治療者数を公表するべきである。
日本政府には、日本人の命と健康を守る義務があり、外国人の命と健康は、当該する外国が負うものである。
何故、国籍を公表しないのか。
了
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