東京の田舎から

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青梅大祭

2018-05-26 10:21:03 | 旅行
5月3日・4日に青梅大祭があリ、この大祭の見物に4日に行った。これは、青梅市にある住吉神社の祭りである。

大祭は、旧青梅の町会から12台の山車が出て、市内を巡行する。そして、予め決められた時間に山車が集結して囃しの競演が行われる。これは、見どころである。トシを重ねても、祭りの「ピーヒャラ、ドンドン」は何やら元気になる。それが、同時に4~6も聞こえるのであるから、少し煩くはあるが・・・。




この山車、道路をまたぐ電線が張られる以前の時代には、写真にあるような人形を山車の上に飾っていたとのことである。しかし、電気が使われるようになってからは、その電線に引っかかるため出来なくなった。そして、人形は各町内の祭りの詰め所に飾られるようになった。もし、これが乗っていれば、その高さもあり、もっと豪華であろう。残念なことである。人形が乗っていなくとも山車の高さはバスなどの高さよりもある。そのため山車の屋根には人が上がっていて電線に引っかかりそうになると電線を持ち上げている。


京都の祭りでは、もつと背の高いものも通しているようであるが・・・。青梅では、結構な祭りであるにも関らず、余り有名でもないので、電線を地中化するような経費も出せないのであろう。否、そもそも、「そうしたい」という気概をこの祭りに対して持っていないのかも知れない。






 そもそも、今の日本はペットの飼育に対して甘すぎる。例えば、犬を飼う場合には、
・居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
・ 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
・犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
が「狂犬病予防法 第4条」に定められていて、これに違反したときは20万円以下の罰則まで規定されている。しかし、「鑑札を付けていない」として摘発された例を聞かない。自動車が一時停止の場所で、タイヤが完全に停止していなかったとして、取り締まられることは多い。その罰金は普通乗用車で7000円+反則点数2点である。しかし、自動車の一時停止違反よりも罰則の重い犬の鑑札については取り締まられていない。狂犬病の日本国内での感染は近年、確認はされていないが、毎年世界中で約5万人もの死者を出しており、その95%以上はアフリカとアジアである。いつ、国内に侵入して来るか判らないのである。狂犬病は犬の他に、猫やハムスターなどにも感染し、人に感染する。しかし、対策はされていないに等しい。そもそも登録されている犬に対する予防注射の接種率も70%余と言われていて、無登録のものは当然に予防注射がされていない。猫は登録制度自体がない。国内で狂犬病が発生したとき、どうするのであろうか? 

 さて、ミドリガメのことであるが、このような生き物を子供相手の屋台で販売することは、今すぐに禁止すべきである。亀は万年というように長生きである。その長生きの亀を子供が責任を持って飼い続けることは至難である。当然にどこかの時点で「逃げ出した」などとして遺棄してしまう。それが、環境に対して悪さをする。そして、後始末のための対策に税金が投入される。経費は好きで飼った者に負担させるのは当然であろう。
これは、亀だけでなくも全てのペットに言えることである。したがって、全てのペットは登録制として、環境に与える負荷の軽重に応じて税金を課し、生き物を飼育することの責任を自覚させるべきである。人間の住民税と同じである。これは、動物愛護管理法の趣旨にも沿うのではないか?

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